キツいトレーニング ≠ 運動強度(心拍数)大 !? (トレーニング種別ごとの心拍数への影響まとめ)
以前、時速20キロ縛りで150mくらいのショートインターバルを40回繰り返して死にそうになっていましたが、心拍数的には96%ぐらいしかでていなくて、さらに後半になると90%いってるかどうかのラインまでしかいっていません。
そこで、今まで体感的にきつかった過去のトレーニング順に並べてみて、心拍数との関係性を見てみます。どれも全力を出し切っており、手を抜いているものは一切ないです。
目次
1番目にキツイ:150mショートインターバル40回繰り返し(2014/9/20)
最大心拍数185、平均心拍数:159(インターバル間の休憩含む)
・時速20kmという合っていない速度のため、常にハアハアいっている状態。肺が苦しい状態。
2番目にキツイ:4km走(2014/9/17)
最大心拍数192、平均心拍数:181
・キツイのは最後の1km。肺が苦しいのもあるが、下腹部あたりに痛みがきている状態。
3番目にキツイ:坂道/日差しの中の90分走(2014/9/6)
最大心拍数183、平均心拍数:169
・30分でバテています。ずっとハアハアいっている状態で、肺だけが苦しい状態。
後半も手を抜いたわけでなく、ずっと苦しい。次の日に鬼のような横隔膜の
筋肉痛になりました><
4番目にキツイ:5km走(2014/7/21)
最大心拍数188、平均心拍数:180
・本当にキツイのは最後の1kmだけだった印象。息はそこまであがってなかった。
ただこれ以上速度がでないという状態。
5番目にキツイ:1kmインターバル(2014/8/3)
最大心拍数184、平均心拍数:176
・数ある1kmインターバルです。限界まで走りこんでいる感じ。走っているときに
ハアハアいっていることはなく、肺が苦しいわけではない。脚がキツイ。
6番目にキツイ:川崎~秋葉原まで22km走(2014/7/16)
最大心拍数185、平均心拍数:168
・長距離。最後は身体が動かなくなるような状態。少し息があがっている。
考察
どれも全力を出し切っていますが、心拍数はかなり違いがありますね。同じキツイでも、種別が違うようです。結果として、4km走(2番目)が一番の最高心拍数/平均心拍数をだしております。一般的に最大酸素摂取量の測定は3kmでおこないますので、やはりこの距離が一番心臓に負担がかかるのかと思います。5km走(4番目)は最大心拍数的には足りてないですね。(がんばりが足りなかっただけかもしれませんが)
150mショートインターバル(1番目)でもそれなりに上昇しますが、190台には達しません。一番ハアハアしているのに。息が上がっている(肺に負担をかけてる)ことが、心臓に負担かけてることに直結しないということですね。 1km(5番目)だと、急上昇はしますが、190台まで上昇することはないです。そして平均心拍数はそこまで高くないです。この距離だと心臓を苛めるには甘いということでしょう。どちらかというと脚に負担がかかるのでは。
90分走(3番目)は、一番ハアハアいってた気がしますが(肺に負担をかけてる)、心拍数はそこまで高くなく、後半にいくと運動強度85%以下となっています。あと、長距離(6番目)でも心拍数はそこまで高くないです。後半は限界なのに。これは、身体のエネルギーが不足してきているのではないでしょうか。
まとめ
ということで、人間がキツイと思う要因としては1)息があがって苦しい(肺要因)、2)心拍数的な限界(心臓要因)、3)脚が痛い(脚要因)、4)身体が動かない(エネルギー要因)の4つがあると思います。そして、練習内容によってどこが限界にくるのかが変わってくるのかと思います。どこを鍛えたいかによって、練習内容を変えないといけないということです。
自分は2番目の心拍数/心臓要因がマラソンで一番重要だと思いますので、3~4km走を中心にトレーニングしていくのが良いと感じました。今まで、ショートインターバルが一番心臓に負担がかかると思ってたのですがね・・・一番キツいと感じていたので。でも、どうやら肺や脚など他の部分への負担のほうが大きいようです。
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