安静時心拍数と寿命の密な関係性!心拍数が低いランナーは長寿となる? [論文紹介]
安静時心拍数(何もしていないときの心拍数)と寿命には大きな関係性があるようです。
このあたりの研究について、下記の学術資料にまとめられたので
抜粋してご紹介します。
Ⅱ.安静時心拍数と予後の関係
http://www.jse.or.jp/akiyamalecture/akiyamalecture07.pdf
哺乳類では一生に打てる心拍数が決まっている!?
哺乳類でもその種族によって安静時心拍数はバラバラです。しかし、
大きな動物ほど心拍数が少なくなり、小さな動物ほど心拍数が多いそうです。
そして、その安静時心拍数と各動物の寿命をグラフ化したのか下記の
グラフです。
Levine HJ : Rest heart rate and life expectancy. J Am Coll Cardiol, 1997;30 : 1104~ 1106
[論文紹介] 超重要!健康的なジョギングの条件は週3回以下かつ中程度以下のペース!高速度/高頻度のランは運動しない人より死亡率が高くなります!
今回は、すべてのランナーにとって超重要な論文についてです。自分はものすごく高スピードかつ高頻度でランニングをしており、日々「こんなトレーニングじゃ、健康に良いどころか絶対寿命縮めているよなあ」と思っていました。それが今回調べた論文では明確な結果として示されていました。
今回の論文は5000人レベルの大規模な調査が行われており、
統計学的にも正しいものとなっており、日本の有識者の中でも
「過度の運動が寿命を縮める」ことのエビデンスになると考えられているようです。今回はその論文の概要を紹介します!
身体が硬い方が速い!そして速さは遺伝子である程度決まってくる!海外のランナー記事(研究調査)紹介!
先の記事で身体が硬い方が走るという運動の面では良い可能性があるということを、おすすめ動画で紹介させていただきました。
今度はきちんとした海外の記事(研究成果)でそれについて言及したいと思います!
マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる! 49歳のおじさん、2度目のマラソンで2時間58分38秒 [書籍レビュー]
前回、「毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!月間たった80kmで2時間46分! 超効率的トレーニング法」という本をレビューしました。しかし、自分の主義と同じ意見の本だけ読んでも考えが凝り固まるので、逆の主張っぽい本を読んでみました。こちらもアスリート鍼灸の院長の体験談なので、出鱈目ではないはずです。
高負荷トレーニングと合わせてゆっくり走ろう!
この本のタイトルを見たときに、「ゆっくり走っているだけでサブ3は無理でしょう」と思ったわけですが、その通りでして。著者が言いたいのは「ゆっくり走るだけでサブ3」ではなく、「高負荷のポイント練習と合わせて、ガス抜きのためにゆっくり走ることでサブ3は達成できる」と言っているだけです。ゆっくり走るだけではそれは無理ですよね・・・
毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!月間たった80kmで2時間46分! 超効率的トレーニング法 [書籍レビュー]
ページのところどころで、自分が短距離高負荷トレーニング主義だと書いておりますが、別に誰に教わったわけでもなく、自分の
信念として考えております。ですが、その考えを代弁してくれているような本ばありましたので、レビューさせて頂きます。著者は筑波大学でランナーとそのトレーニングを研究してる方であり、さらにタイトルにあるように、著者自体が実践して速くなっているので、出鱈目ではないです。