アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(重量編)
目次
定量的にアシックス ランニングシューズを比較分析!(第1回)
今までゲルカヤノ、ターサージール2、ターサージール3とレビューしてきまし
たが、どこか曖昧なところがありました。ターサージール3が自分には一番合って
いるという結論になってますが、なぜそれが一番なのか明白には言えないため、
あらためて色んなアシックス ランニングシューズを定量的に分析して比較しようと思います!
比較するアシックス ランニングシューズ:ゲルカヤノ/ ターサージール1,2,3/ ソーティマジック ライズ,LT,SS
(ほとんど上級者向けシューズですが、ライトレーサーやゲルフェザー
なども持ってますので、要望あればやります)
1.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(重量編) :今回
2.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(ソールの厚さ編)
3.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(クッション性,硬度編)
4.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(柔軟性,屈曲性編)
5.ランニングシューズの性能を決める8要素とは!?
各アシックス ランニングシューズの紹介と重量比較
まず今回は重量を測定していくとともに、各アシックス ランニングシューズのご紹介をしていきます。すみませんが、サイズは25.5センチと27センチが混じってます。でも5~10gぐらいしか変わらないはずです(実測済み)。順番としては、初級者向け→上級者向けで紹介していきます。
ゲルカヤノ(GEL-KAYANO)15
⇒レビュー記事はコチラ!
まずはゲルカヤノです。初心者向けのアシックス ランニングシューズとして、圧倒的なゲルクッションをつんでおり、その安定性は圧倒的。自分も走り始めの頃はお世話になりました。最長10kmしか走れなかったのに、この靴のおかげで、30km走れるようになりました。
結果:27.0センチ 355.5グラム
初心者向けのクッション性重視のランニングシューズなので、非常に重くなってます。ただし、今のゲルカヤノは330グラムぐらいに軽量化していたはずです。
ターサージール1(TARTHERZEAL)
次にターサージールです。便宜上、ターサージール1と表記します。ゲルカヤノからいきなり飛びましたが、上級者向けのアシックス ランニングシューズです。自分はこのシューズのおかげで、10km50分→45分になりました。
結果:27.0センチ 175.0グラム
さすが上級者向けランニングシューズですね。一気に軽くなりました。この軽さでもクッション性を保持しているのがすごいです。
ターサージール2ワイド(TARTHERZEAL 2 WIDE)
⇒レビュー記事はコチラ!
次にターサージール2です。ワイドモデルなのは、ノーマルモデルではキツくて入らなかったからです。なので、正直、ターサージール1の方が好きですね。
結果:25.5センチ 164.0グラム
上記のターサージール1は27センチだったこともありますが、かなり軽くなりました。
実際同じサイズでも軽くなっています。
ターサージール3(TARTHERZEAL 3)
⇒レビュー記事はコチラ!
次にターサージール3です。個人的に最強アシックス ランニングシューズです。
ターサージール2よりも圧倒的に進化してるかと思ってます。
それは重量を見ても分かります。
結果:25.5センチ 154.0グラム
とにかくこの軽さ!すごいです。なのにクッション性は維持しているんです。これはすごい。そのすごさは、別の比較項目でもわかります。
ターサージール4(TARTHERZEAL 4)
⇒レビュー記事はコチラ!
次に最新のターサージール4です!
最速レビューさせてもらいましたが、重さでみると微妙です。確かに軽いですが、ターサージール3よりは重いです。走ってみると、その重さをやはり感じてしまいます。
結果:25.5センチ 158.7グラム
ターサージール5(TARTHERZEAL 5)
⇒レビュー記事はコチラ!
次に最新のターサージール5です!最速レビューさせてもらいましたが、Flyte Foamの採用により、シリーズ最軽量を実現しています!重さは153.0グラム!2年越しの正統進化です!
結果:25.5センチ 153.0グラム
ソーティマジックライズ(SORTIE MAGIC RISE )
次にソーティマジックライズです。
ソーティの前モデルでしょうか。ソーティシリーズの中でも履きやすい部類ですね。しかし、オーバープロネーション用だと知らず、アンダープロネーションの自分が履いたら一気に怪我しました^^
結果:27.0センチ 153.0グラム
27センチなのもありますが、ターサージール3と同じぐらいの重量です。
ソーティマジックLT(SORTIE MAGIC LT )
次にソーティマジックLTです。
ソーティの入門用のモデル。というのは素材に比較的反発性よりクッション性重視のソライトを採用しているからです。…でも自分には上級者すぎました。やっぱり足が痛い、、
結果:25.5センチ 138.7グラム
同じ25.5センチでターサージール3と15グラム以上の差があります!そのクッション性の差は歴然です。まず底が異常に薄いので、、その辺は次回説明します。
ソーティマジックSS(SORTIE MAGIC SS )
次にソーティマジックSSです。最上級者モデルです。
反発性をとにかく重視しており、最低限のクッションしか積んでいないです。実験用に試しに買ってみましたが、有り得ないですね。まったく他の靴と印象が違います。固い、固すぎる。体育館シューズで走っているみたいな感覚です。
結果:27.0センチ 162.5グラム
27センチなのもありますが、ターサージール3よりも重いという結果に。これは反発性が強くて、多少重い素材を使っているからだからと思います。
アシックス ランニングシューズ重量比較まとめ
まず上級者向け、初心者向けと区別するときにこの重量が一番のポイントになるかと思います。ゲルカヤノとソーティを比較すると、2倍以上違いますからね。
しかし、ある程度上級者向けになってくると、重量だけでは語れないのは事実のようです。ターサージール3とソーティ系は重量的にはかなり近づいてますが、その印象はまったく違います。そもそも最上級のソーティマジックSSはサイズ違いますが、ターサージール3よりも重いですし。それは、使用している素材(反発性重視かクッション性重視か)という部分になるからかと思われます。
アシックス ランニングシューズ比較記事一覧
次回、ソールの厚さを部分ごとに比較していきます。今回の重さ比較では見えてこなかった、ターサージールとソーティの違いが分かりますよ!
1.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(重量編) :今回
2.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(ソールの厚さ編)
3.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(クッション性,硬度編)
4.アシックス ランニングシューズ徹底比較分析!(柔軟性,屈曲性編)
5.ランニングシューズの性能を決める8要素とは!?
⇒「ランニングシューズ」カテゴリ記事一覧
その他関連カテゴリ
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
初めまして。とても参考になる記事ですね。
ターサージール2ワイド、白地に黒赤を気に入っている者です。
確かに3が出た時にはやや衝撃を受けました。ソール厚は薄くなっていないのに10g軽い。
しかし、デザインが私には受けいれ難い。
ヒール補強からミッドソールに連続するデザインと、つま先部補強デザイン。
4も白だとやや目立たないが、ヒール補強からミッドソール部分はデザイン継承、トゥ補強部分は私的にはマシになった。
トータルではやはり見送りかなぁ。