人は苦しくなると「言い訳」を探し、妥協し始める。知識が多くなると、言い訳が上手くなり、弱くなっていく。
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言い訳が上手くなると、弱くなっていく。これは自分の体験談。
昨日のランニング記録でも少し書いたことですが、凄く印象的なことだったので、ここに焦点を当ててて語らせて下さい。昨日から自分は自分用ランニングアプリを使って、リアルタイムの速度を見られるようにしました。それにより、その場で速度の増加減少を確認できるようになり、「どういった時に速度が低下しているのか」がその場で分かるようになりました。
このアプリを使ってわかったことは… 「頭の中で言い訳をし始めると、速度が無意識的に低下していく」ということでした。ランニング中、頭の中で「今日は風が強いから速く走れない」とか考え出すと、それと連動して速度が低下していったのです!言い訳をしはじめることで、無意識的に力が抜けていき、妥協し始めたのです…。これを「数値的」に捉えることができ、衝撃を受けました。ここまで精神の弱さが速度に影響するんだって事に。そして、色々と思うことが出てきました。。。もしかしたら、「知識をつけるほど弱くなる」んじゃないかって。
辛くなるほど「出来ない」言い訳を探し始める。「風が強いと遅くなる」とか「暑いと速度低下する」とか。
上記の体験で分かったことは「辛くなるほど言い訳を探し始める」ということです。風が強かったり、気温が高かったり。もちろんそういった要因で速度は低下します。実際そんな時に走ると辛いです。そんな辛い中で走っていると、自然と「言い訳」がはじまるんですよね。速く走れていない状況に対して、「自分が頑張っていないわけじゃない」って証明するか如く。
そうなってくると、頭の中の言い訳が止まらなくなります。「足が疲れているから仕方ない」とか、「こんなに風が強かったら走れるはずがない」とか。そうなってくると、上記のように無意識的に速度が落ちてくるんです。そりゃそうですよね。「本気でないと走れないスピード」で走っている最中に、そんな甘ったるい思考が入ってきたらスピードが落ちるのは当然ですよね。
知識が多くなると、言い訳が上手くなる。つまり、知識が多くなると弱くなっていく。
自分が上記の体験で思ったことは「知識が多くなると、言い訳が上手くなる」ということです。ランニングをしていく中で、自分は色んな知識を身に着けていきました。「こんな時に、速度が遅くなる」とか「こうすることで速くなる」とか。これらは、速くなるための武器として学んでいたつもりでした。
しかし、今回の事を考えると、そういった知識が逆に、弱さにつながっているように見えました。知識をつけることにより、「風速が5m/秒以上だからまともに走れない」とか言い訳が上手くなっていって。それによって、モチベーションが低下して、速度低下を招くと。これだったら、何も知識もなしに、ただガムシャラに走ったほうが強く走れるのではないか?そう思えるんですよね。知識を付けることで、弱くなっていたんです。
知識は弱くなるためにつけるんじゃない!強くなるための「武器」として身につけないと!
上記のように考察すると、「知識をつける」→「言い訳がうまくなる」→「モチベーションが低下」→「速度低下」という連鎖が発生してるように見えました。これは本当によくないことです。
自分は大人になると弱くなっていく要因の一つにここがあるのではないかと思っています。もちろん、大人になることで若い時より運動能力は低下します。しかし、ソレ以上に「もう若くないからできない」とか「自分は○○だから無理」とか、変な知識をつけることで言い訳が上手くなり、弱くなっていっている気がするんです。物理的な衰えより、精神的な衰えのほうが強い気がするんです><
でも、本当は知識は強くなるために身につけるものですよね!弱くなるために身につけるんじゃ、本末転倒です。だからこそ、言い訳のために知識を使うのではなく、「冷静な状況判断」など、適した形で上手く知識を武器にしていけたらと強く思っています。
言い訳が上手くなるために、人は知識を身に着けていくのではないはず… でもそういう人は世の中にたくさんいます。そういった人を「反面教師」にして、「強くなるための知識活用」を目指していけたら、本当に強い自分になれるのではないかと思っています!
そのためには強い精神力を身に着けなければ!言い訳は不要!日々鍛錬して頑張っていきたいと思っています!
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