サブ3レベルシューズ比較レビュー!(ターサージール5、takumi sen boost2、ウエーブエンペラーJAPAN、ソーティ)
最近まで、ターサージール一本で2年間ずっと同じシリーズを使っていたのですが、諸事情により様々なサブ3レベルのシューズを試しています。各製品のレビューをしていきましたので、ここでは全ての製品の比較と各観点からの個人的な感想を述べたいと思います!
比較するシューズは下記のものです。ターサージールは個人的な所感から、3と4の2世代をあげさせてもらいます。
また、ソーティはサブ2.5レベルですが比較対象として入れています。
アシックス ターサージール3 レビュー!
アシックス ターサージール4 レビュー!
アシックス ターサージール5レビュー!
アシックス最上位モデル ソーティマジックRP2 レビュー!
アディダス adizero takumi sen boost2 レビュー!
ミズノ ウエーブエンペラーJAPAN レビュー!!
目次
サブ3レベルシューズ重さ比較
まずは重さ比較です。全て25.5cmでの重さです。
ターサージール3
まずは大好きなターサージール3。劇的進化の155グラム!軽すぎてびっくりしたものです。
ターサージール4
で、現行のターサージール4。重さは、、、158.7!?
なんかちょっと重くなったんです。悲しいです。これが色々他の靴を探り始めた要因です。
ターサージール5
次に最新のターサージール5です!最速レビューさせてもらいましたが、Flyte Foamの採用により、シリーズ最軽量を実現しています!重さは153.0グラム!2年越しの正統進化です!
結果:25.5センチ 153.0グラム
ソーティマジックRP2
最上位モデルのソーティマジックRP2。
サブ2.5相当のシューズですが、比較に加えさせてもらいます。144g程度になりました(25.5cm)。軽い!ただし、もう一方については何故か147.8gありました。誤差だと思いますが、少し差がありますね。
adizero takumi sen boost2
次にadizero takumi sen boost2の重量。
計測結果は下記の通り、158.6g程度になりました(25.5cm)。もう一足は160.0gとなりましたよ。ターサージール4と同等ぐらいです。
ウエーブエンペラーJAPAN
最後にウエーブエンペラーJAPANの重量について。
計測結果は下記の通り、156.7g程度になりました(25.5cm)。ターサージール3と同等ぐらい軽いですね!
(追記)
ウエーブエンペラーJAPANを使っていると、25.5cmではあっておらず、25cmでピッタリであることが発覚しました。ウエーブエンペラーJAPANは0.5cm下げて購入しても良いかもしれません。
そして、その重さは、、、、151.5g!ソーティを除いたほかのシューズよりも軽いです!
ということで、重さについては、
ソーティマジックRP2 > ターサージール3≒ウエーブエンペラーJAPAN > ターサージール4≒adizero takumi sen boost2
となりました。少しの差に見えますが、かなり大きな差です。
(ウエーブエンペラーJAPANは0.5cm下げると、ターサージール3を追い抜きます。自分は0.5cm下げると丁度よかったですが、人によって変わってくると思います。)
ソールの厚さ比較
次にソールの厚さです。各測定位置となる4つのポイントは下記の写真の通りです。
前足部[前] | : | 前足部の前。厚さが安定している位置。 |
前足部[後] | : | 後足の一番厚さが安定している位置。 |
後足部 | : | 後足の一番厚さが安定している位置。 |
踵部 | : | 一番後ろの位置。踵。 |
ターサージール3
まずはターサージール3からです。
結果
前足部[前]:1.6cm
前足部[後]:1.7cm
後足部:2.2cm
踵部:2.5cm
一般的な平均的なシューズに近いかなと思います。前が薄めで後ろが厚めです。
ターサージール4
次に新発売のターサージール4です。
結果
前足部[前]:1.5cm
前足部[後]:1.6cm
後足部:2.3cm
踵部:2.6cm
ターサージールシリーズで特に変わっていません。大体同じぐらいの厚さとなっています。
ターサージール5
次に最新のターサージール5です!最速レビューさせてもらいましたが、Flyte Foamの採用により、シリーズ最軽量を実現しています!そのソールの厚さは、、、少し前足部の部分が厚みを増している感じです。確かに走ってみると、かなりソールでガッチリした印象です。しかし、重さは軽くなっているのですから、すごいですよね。
結果
前足部[前]:1.6cm
前足部[後]:1.7cm
後足部:2.3cm
踵部:2.6cm
ソーティマジックRP2
次に最上級のソーティ。
結果
前足部[前]:1.0cm
前足部[後]:1.4cm
後足部:1.7cm
踵部:1.6cm
ターサージールと比べると、全ての地点で薄いです。他と比べても圧倒的です。ソーティシリーズは皆これぐらいの厚さですね。
adizero takumi sen boost2
次にアディダスの匠さん。
結果
前足部[前]:1.5cm
前足部[後]:2.1cm
後足部:2.1cm
踵部:2.2cm
わかりにくいですが、白い部分だけでなく、緑色の部分も一部はソールとなっています。上記の測定結果を見て頂ければわかりますが、全ての地点で同じぐらいの厚さです。前後通して、フラットな高さになっている感じです。非常に特徴的です。
ウエーブエンペラーJAPAN
最後にウエーブエンペラーJAPANです。
結果
前足部[前]:1.3cm
前足部[後]:1.7cm
後足部:2.2cm
踵部:2.5cm
こちらもターサージールに近い形式ですが、ターサージールよりも前が急に薄くなっているのがわかりますでしょうか。それだけ前方が地面に近くなっているんですね。反発力をえるために。
ということで、厚さの比較はこのとおりです。どれがいいとかはありませんが、非常に各シューズの特色がでていますね。
サブ3レベルシューズのグリップ性能
すみませんが、ここからは客観的な計測でなく個人的な所感です。まずはグリップ力からです。地面をどれだけしっかりとつかめるかです。
下記写真は左からソーティマジックRP2、ターサージール4、ウエーブエンペラーJAPAN、adizero takumi sen boost2です。ターサージール3,4,5とほぼ同じなので省きました。adizero takumi sen boost2が非常に特色がありますよね。
ターサージール3:やや弱めのグリップ力。地面と離れているので他と比べると少し弱いです。
ターサージール4:3よりも強化されてまうすが、それでも弱め。
ターサージール5:ソーティなどにはかなわないが、かなり前モデルよりも強くなった印象です。
ソーティマジックRP2:ソールが薄いため地面に近く、強め。
adizero takumi sen boost2 :上記の画像の通り、足全体でグリップするため、強いです。
ウエーブエンペラーJAPAN:ソーティと比べるとやや弱いですが、かなり強いです。
ということで、個人的には
adizero takumi sen boost2 > ソーティマジックRP2 > ウエーブエンペラーJAPAN > ターサージール5 > ターサージール4 > ターサージール3
という印象です。
サブ3レベルシューズのクッション性能
次はクッション性能。どのシューズも非常に軽いので、この性能が重要になってきます。
ターサージール3:強いクッション性能。この軽さではあり得ないほど、衝撃を吸収してくれます。
ターサージール4:踵回りが3よりも強化された印象。
ターサージール5:大体ターサージール4と同等ぐらいだと。
ソーティマジックRP2:クッション性皆無ですね(笑)
adizero takumi sen boost2 :boost素材のおかげで、強いクッション性が保たれています。というより独特の感触です。
ウエーブエンペラーJAPAN:低いです。でもソーティと比べたら強いです。
ということで、個人的には
adizero takumi sen boost2 > ターサージール3、4、5 >> ウエーブエンペラーJAPAN > ソーティマジックRP2
という印象です。
サブ3レベルシューズの反発力
次は反発力です。加速性能、スピードにつながる項目です。
ターサージール3:やや弱めです。
ターサージール4:3よりも少し強い?
ターサージール5:3,4よりも強い印象。自然と加速します。
ソーティマジックRP2:最強。というよりもろに反発します。
adizero takumi sen boost2 :クッション性を重視していて、相当蹴り辛いです。やはりフニャフニャしていて力が入れにくい。
ウエーブエンペラーJAPAN:前足の反発が強いです。後ろは衝撃吸収にて弱め。
ということで、個人的には
ソーティマジックRP2 > ウエーブエンペラーJAPAN > > ターサージール5 > ターサージール4 > ターサージール3 > adizero takumi sen boost2
という印象です。
サブ3レベルシューズの軽さ、走りやすさ
かなり主観的な印象になりますが、シューズの体感的な重さは実際の靴の重さと違ったりします。また、走りやすさはそれに伴い変わってくる印象です。
ターサージール3:最強。履いていないかのごとく軽やか。脚が自然と動く感じ。
ターサージール4:後ろが重くて走りずらい。
ターサージール5:ターサージール4の欠点であった重さが改善され、かなり走りやすくなった印象です。ただ、3よりガッシリ感があり、気になる。
ソーティマジックRP2:痛い、我慢するしかない(笑)
adizero takumi sen boost2 :boostの独自の感触があり、少し走り辛いです。
ウエーブエンペラーJAPAN:ソーティと比べると圧倒的に走りやすいです。短距離であれば軽快に走れます。
ということで、個人的な感想ですが
ターサージール3 > ターサージール5 > ウエーブエンペラーJAPAN > adizero takumi sen boost2 >> ターサージール4 > ソーティマジックRP2
という印象です。
サブ3レベルシューズのフィット感
かなり主観的な印象になりますが、フィット感も重要だと思いますので。
個人的な感想を。
ターサージール3:フィット。ややあそびが多い感じもしますが。
ターサージール4:後ろがガッチリしている感じですが、これもフィット。
ターサージール5:ターサージール4と同等。
ソーティマジックRP2:ターサージール3並み?
adizero takumi sen boost2 :超絶フィットです。人によっては窮屈かもしれません。
ウエーブエンペラーJAPAN:前足部がややあそびが多い感じがしました。
ということで、完全に個人的な感想ですが
adizero takumi sen boost2 > ターサージール4、5 > ターサージール3=ソーティマジックRP2≒ウエーブエンペラーJAPAN
という印象です。
まとめ:サブ3レベルシューズのそれぞれの印象
最後に各シューズの印象を言葉にしてみます。
ターサージール3:軽くて、クッションもあり、最高に走りやすいシューズ。どの距離でも万能的に使える。最高のピッチを生み出せます。
ターサージール4:個人的には超絶劣化。後ろが無駄にガッチリしすぎていて、違和感あり。
ターサージール5:ターサージール4の弱点をカバー!3と4の良いところを兼ね備えた新世代シューズ。
ソーティマジックRP2:痛みに耐えれば、超絶スピードが発揮できます。短距離が限界。
adizero takumi sen boost2 :足全体で加速するミドルフットの方向け。明らかに他と違う異質な存在だが、使いこなせばすごいと思います。このグリップ性能は異常。
ウエーブエンペラーJAPAN:ソーティ入門。バランスの良いフォアフット専用シューズ。実践的なレースシューズ。
ということで、個人的には
~5km:ソーティマジックRP2
10km~ハーフ:ウエーブエンペラーJAPAN
フル~80km程度:ターサージール5
超長距離(100㎞超え):adizero takumi sen boost2
がいいかなと今のところは思ってます。ターサージール4はちょっと、、、検討中です。それぞれ使い分けられたらいいですね!走っていって、印象がかわったらまた更新します!
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