10km1時間20分だった運動音痴が、高負荷トレーニング/データ分析/食事管理でどこまでランニング記録が伸ばせるか挑戦!ランニングやダイエット/健康に関する知識・グッズ等についてもまとめてます!!!
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自己ベストデータの滞空時間/滞空比率等を分析!「自分の走り」と「課題」が明確化されました!

自己ベストデータの滞空時間/滞空比率等を分析してみた!

先程、Garminのランニングダイナミクスから滞空時間などを計算するツールを公開しました!この計算方法で、色んな過去データを分析すると、より有益なことがわかってきました。
 
ここでは、その分析の一例として、自分の過去の自己ベスト推移の実データを使って、滞空時間/滞空比率等からデータを分析して課題を見つけていきたいと思います!使用するデータは↓です。キーポイントとしては、自分は怪我をして2016年11月時点から二年半走れていなかったということです。なので、最近の走り方と、2016年以前の走り方で結構差があります。2016年時は10km40分4秒、今は43分18秒がベスト記録となっています。ですので、過去と今の差異を探り、「昔は何が良かったのか」を分析できたらと思っています!

↓過去の自己ベストや最長距離の推移。クリックすると拡大して見れます!

接地移動距離は、いつの時代もほぼ変わっていない><

まず上記のデータからわかるのは、「接地移動距離はいつの時代もほぼ同じ」ということです。だいたい0.9メートルとなっており、これは今でも過去の全盛期のときでも同じです。つまり、足が着いたまま伸ばせる距離は、固定値なんだろうということがわかります。

足の長さが変わるわけではないので、この「接地移動距離」を伸ばすのは難しそうですね!柔軟で足を広げるという方法もあるけど、やれて5cm程度のような気がします。
 
ちなみにさすがに70km走ったときは接地移動距離が0.7mと小さくなっています。これは、足が疲れて動けなくなってきたからかと。こういうのがあからさまに分かるのも面白いですね!

滞空比率の考察。全盛期の30%と比べると、今はたった20%程度!いかに筋力が落ちているかがわかる><

次に滞空時間と滞空比率を見てみます。オレンジ色のラインが全盛期の記録ですが、そのあたりでは滞空距離が0.38メートルとかなり長くなっており、滞空比率が30%程度にまで達していることがわかります。とういうことは、ある程度のピッチを維持しながら、飛ぶように走っていたわけです。
 
それと比べると今は歴然です。今はピッチは207とかなり上がっているのですが、この滞空距離が0.22メートル程度しかないんです。滞空比率は20%程度。つまり、滞空移動距離が、全盛期と比べて半分程度になっています。ピッチは速くなていますが、ほとんど着地している状態で、滞空時間があまりないのがわかります。つまり、競歩に近い感じで、ほとんど着地した状態で走っているのが今なんですよね>< 数字だけで、なんとなく動きまでも想像できてしまいます(笑)
 
また、1kmなど短い距離の自己ベストでは、さらに速く走るために、滞空距離が0.48メートルとさらに長くなっているのがわかります。もっともっと速く走るためには、とにかく接地時間を短くして、滞空時間/距離を上げていくしかないんですね。

あと10%速度を上げるためには「ピッチ207→227」よりも、「ストライド1.11→1.22」のほうが何倍も楽!これからはストライドを上げないと!

次にわかることは、「今後はストライドを伸ばす必要がある」ということです。現在、下図の青色行のようにピッチが207とかなり高い位置にまで上がっています。ここから、速度を10%上げたいと考えます。10%上げるということは、43分÷1.1≒39分に達するのに何が必要かという考察です。
 
もし、ここからピッチだけを更に上げて、10%上げるためには207から227に上げる必要があります。ピッチ227って現実的に無理ですよね。これはあまりにも無理すぎます。しかし、ストライドで考えた場合、ストライドを今の1.11から1.22まで伸ばせばよいだけなんです!わずか11センチストライドを上げるだけで、10%速くなることができる計算です!まあ、実際にピッチ207を維持したまま、11センチストライド上げるのは難しいんでしょうけどね><
 
でも、この考察から「これから速度を上げるためにはストライドを上げる必要があり、さらに接地距離でなく、滞空での距離を伸ばす必要がある」という結論が導けます。この課題まで導けただけでも、すごく練習の仕方が変わりそうです!

まとめ:是非、複数のデータで滞空時間/滞空比率計算をしてみよう!

最後にまとめです。自分は上記のように滞空時間や滞空比率を計算して、過去の全盛期と今の走りを分析してみました。その結果、「接地での移動距離をこれ以上伸ばすのは無理そう」「全盛期と比べて、滞空時間が大幅に減っている」「これから速度を伸ばすには、ストライドを上げるのがよく、さらに滞空時間の移動距離を上げるのを目指すほうが良い」ということがわかりました。
 
このような事実は、上記のような滞空時間/滞空比率を計算したからこそ分かったことです。やはり、分析は正義ですね!コレによって、今後の練習方針も変わってきました。練習によっても成長していくけど、データを分析することによっても効率的に成長できるよう努力していく。こういった事ができるから、ランニングは楽しいですよね!
 
今回わかったことを頭に叩き込んで、今後の効率的な練習を考え、1日でも速く成長していき、全盛期を超えてさらなる高みを目指していきたいと思っています!


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