やっぱりランは量より質!練習方法によって7倍も成長速度に差がでました!
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自分の経験談。1周目よりも2周目(現在)のほうが7倍速く成長できています!
自分は前々から、ランニングで速くなるために重要なのは距離でなく練習の質だと唱えてきました。この自分の主張が、実際のデータでも示せる段階になってきたので、そのデータを用いてあらためて主張させていただこうと思います!ランニングは量でなく質です!
自分は2013年~2016年末にかけて一生懸命速度を上げるために走っていました。しかし、2016年末に怪我をして、2019年5月に復活するまで二年半何もできずにいました。筋肉も完全に衰えて、完全に1からの出直しとなりました。まさに今、2周目を頑張っている状況です。
この2013年~2016年末(1周目)と2019年5月~(2周目)では全く練習方法が違います。1周目はどちらかというと根性論で、走行距離をそれなりに重視していました。しかし、2周目の今は距離はガン無視です。とにかく練習の質を上げるような走り方をしてます。具体的にいうと、「毎回10kmを全力で走る」という完全に質重視の練習方法です。
この1周目と2周目。比較すると、ビックリするような差がでています。その成長速度の差を表したのが下図です。赤線が1周目、青線が2周目を表しています。横軸が経過日数で、縦軸が10kmの自己ベストタイムの推移を表したグラフです!こう見ると、2周目がとてつもない速さで成長していっているのが分かるかと思います!例えば10km41分の点を見ると、1周目ではラン歴1000日目くらいでやっと到達していますが、2周目では145日目くらいで到達しているような状況です。その差約7倍程度!2周目は7倍程度の速度でタイムを縮められているんです!
長く走る必要なんて全くない。重要なのは「成長のために必要なことができているか」だけ
上記のグラフを見れば一目瞭然だと思います。「10km41分」という目標を達成するのに1周目は1000日以上かかっていますが、2周目は145日程度で済んでいます。でも2周目で猛練習したという事は全くありません。下図のとおり、月間200kmも走っていません。9月に至っては150kmにも満ちていません。
それでも成長できているのは・・・やっぱり練習の質の問題だと思います!
日々の練習の中で、「どの練習が効果があったのか」を分析して、継続することが大事!
上記の自分の成長グラフを見ると、練習距離と成長度合いは比例しないという事がわかると思います。何百キロも努力して走っても、それが自分の成長の因子と結びついていなかったら無意味でしかないんです。
ではどうするかというと… とにかく考える事だと思います。重要なのは「どんな練習が自分の成長につながっているか」を捉えることです。人によってあっている練習方法、成長につながる練習方法は違ってくるはずです。
自分にあった最適な練習方法を見つけるには… 自分で探すしかないんです!走ると同時に、ちゃんと成長因子を分析すること。コレが大事だと思います!
無駄に長く走っても、身体を傷つけるだけ。目的を持った練習を!
世の中、どうしても距離信仰が強く根付いている気がします。それはコチラの記事で書いた通りですね。「走った距離」がものすごく重要視される状況になっているんですよねー サブ3目指しているのに月間200kmしか走ってないと恥ずかしい… みたいな。
でも、本当に重要なのは成長のために必要な練習をすることのはず。目的を持った練習をすれば、月間150kmでも十分なはずなんです!ただ、その距離でも大丈夫だという強い自信が必要になるかも。揺るぎない自信。それさえあれば、距離なんて必要ないと自分は思っています。逆に無駄に走ると、身体を傷つけてしまい、逆効果になる。自分はそう思っています。
だからこそ、質の高い練習を常に追い求める… そんな気概が必要だと思っています。ただ走るだけでなく、ちゃんと考える努力が必要だと。
やり方によっては、短い距離でも7倍の速度で成長できるはず!ただ走るだけでなく、考えることにより成長を何倍にも加速できる!だからこそ、ランニングは面白いんです!!
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