時速2キロの世界にまで堕ちて… 悔しさをエネルギーに変え、時速16キロの世界へ
2017-02-25 
松葉杖をつきはじめて1週間経ちました。このおかげで、足底腱膜炎の足が順調に回復していっています！それ自体はとてもうれしいのですが、やはり松葉杖の生活というのは辛いです。だいたい時速2キロ程度しか速度がでず、色んな人に抜かされていきます、、、そんな中色々と思うことがありますので、記録しておきます。この今の悔しいという気持ちが、後の記録達成への道筋になることを信じています。
目次
ゲームの最高にいい場面で、強制リセットされたような感じ
現在の自分の状態を例えると、ある程度強くなったRPGのようなゲームで、強制的にリセットボタンを押されたような感じでしょうか。今まで、毎日のように時速15キロ(キロ4）以上のスピードで走ることを日課としていました。なので、普通の人より体力だけは負けない、体力勝負になれば自分のほうが絶対に強いというところでした。そして、去年の11月、やっと10キロ40分4秒という、目指していた時速15キロレベルの記録を達成することができました。10キロ40分を達成できたら死んでもいいと思っていたので、これは本当に嬉しかったです。
そして、そこから次の10キロ39分を目指そうとしていたところで、この怪我でした。しかも、高負荷トレーニングをしている最中というわけでなく、残業だらけで1カ月くらい走れなくなり、焦ってある日に60キロ程度走ってしまったという、ひどい原因なんです。別に速く走ったわけではないのです。1カ月疲れ切って身体がボロボロのところに、上級者向けシューズで長い距離を走ってしまったから、というどうでもいい理由なのです。なので、自己責任の問題なのですが、死ぬほど悔しい状態です。なので、ゲームの最中に凡ミスでセーブを消してしまったといったほうが良い例えなのかもしれません。無念です＞＜
時速2キロの世界は、苦行の世界。劣等感、自己嫌悪の連続
現在は、松葉杖をついて超低速で歩行しています。片手松葉なのですが、左足に体重の10%程度しか体重をかけておらず、ほぼすべてを杖で支えるという特殊な歩き方をしています。この歩き方だと、時速2キロ程度しか速度がでないのです。なので、東京の街では色んな人に抜かされていきます。というより、邪魔で悪いので、朝早く出勤したり、帰宅ピークにあたらないようにして、出来るだけ人混みを避けているような状態です。正直、抜かされまくるのも辛いですし、邪魔で申し訳ないという気持ちでいっぱいです。。。。
上記の通り、去年11月に時速15キロの世界を経験しました。その世界を経験したところから、この時速2キロの世界に堕ちたことになります。この速度でしか歩けないことが、悲しいですし、情けないです。そして、哀しいです。悔しいです。
悔しいという感情は、後に跳躍するためのエネルギーになる！
現在、会社にいくのにも帰るのにも、今までの2倍ぐらいの時間がかかります。その間も、なんでこんなことになったんだ・・・という悔しさがこみ上げてくることがあります。それは、負の感情と言えるのかもしれません。しかし、自分はこの「悔しい」という感情を大事にしたいと思っています。
「悔しい」というのは、成長するための糧であり、大きなバネになると思っています。以前、腸脛靭帯炎で怪我をしたとこにも、そこで悔しさを胸にしまいこみ、その後の熱意につなげて、大きな成長の糧にすることができました。そして、この「悔しい」という思いをバネに、自分は何度も自己ベストを更新してきました。自分が自己ベストを出すときは、心が「安定」しているときでなく、心が「悔しさで燃え上っているとき」です。
なので、今は次に跳躍するためのエネルギーをため込んでいる時期なんだ・・・と理解して、焦らずに松葉杖を使って超安静療法をすすめていきたいと思っています。
強い決意を胸に秘めて、時速16キロの世界を目指す
去年11月に時速15キロを達成した今、目指すべきは時速16キロの世界です。時速16キロとは、10キロ38分以下で走ることであり、かなりの無謀な目標です。しかし、目標は低くてもだめなので、人生をかけて、この目標に取り組んでいきたいと思っています。でも焦らずまずは、10キロ39分30秒・・・この目標を達成できるように頑張っていきたいと思っています。といっても、これでもめちゃくくちゃ辛いんですけどね。キロ3分57秒ぐらいで走らないといけないわけですから。。。
とりあえず、今はそんなこと言える立場ではないので、ゆっくりと怪我を治していきたいと思っています。それと同時に、胸に悔しさ/エネルギーをため込んで、次のステップの糧にしたいと思っています！
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