松葉杖で足底腱膜炎が大幅改善!「何もしない」は最高かつ最難関の治療法です!
松葉杖を使いはじめて2週間が経ちました。あまり、その経過について報告していませんでしたが…順調に回復しています!今まで、何度か「回復してきた!」といいながら、その直後に悪化しての繰り替えしだったので、様子を見るために静かに治療をしてきましたが…やっぱり松葉杖の力はすごいです!その分めちゃくちゃ辛いですけどね…
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「足を全く1日中使わない」という異常事態をつくれるのが松葉杖
まず最初に伝えたいのが、普段気づかないところで人間は足を使いまくっているということ、そしてそれなしではまともな生活はできないということです。1日人間が生活していくのには5000歩ぐらいの歩行/移動が必要です。それは、交通網が発達した現代でもそうですよね。そして、その歩行という移動手段が使えないとなると、何もできなくなります。仕事にもいけなくなりますし、買い物さえできなくなります。場合によってはトイレまでもいけなくなったりするわけで、、、、
自分は片足だけの病状ですが、それでも大変です。実際、片足だけ動ける状態で何ができるかというと、ほとんど何もできません。片足で移動できる範囲なんて限度がありますからね。足は移動に絶対必須です。それが、この松葉杖を使うと、片足をほぼ全く使わないという異常な状態をつくることができるんです!あたりまえのことですが、超絶異常なことなんです。
脚は、50kg異常の負荷を1日3000回以上支えている!松葉杖でそのすごさを実感!
松葉杖を使ってわかったのが、とにかく脚の仕事量が半端ないということです!人が歩くときには、少なくとも一定時間片足だけで身体を支える時間が必要となります。つまり、片足に体重の重みが一気にかかってくるのです。これは普段なんとなくしていますが、ものすごい仕事量です。
松葉杖では、これを手で支えることになります。そうなると、その仕事量のすごさに気づかされます。実際、松葉杖で片足にほとんど体重をかけずに歩こうとすると、ものすごい負担が腕にかかってきます。筋肉痛になりますし、体重が特定の手の箇所にかかるため、骨まで響くような痛さに見舞われます。それを脚は何事もないように、1日に片足3000回以上は重みを支えてなしとげているんです。そのすごさには、本当に驚くばかりです…脚の大切さを痛感しました。
「何もしない」が最高の治療法。そして、「何もしない」が最高に難しい治療法。
今まで怪我を治すために超音波治療器や赤外線、ここでは報告していませんが足湯器など様々な方法を試してきました。しかし、どれも劇的な改善には至りませんでした。しかし、この松葉杖をつかうと、、、足が楽になり、回復の方向にむかっているのがすごくわかりました。この松葉杖を使って、「何もしない」のが最高の治療法なんだと思っています。
しかし、この「何もしない」というのは最高に難しい治療法なのではないかと思っています。はっきりいって、片足に体重をかけずに松葉杖で生活するのは大変です。そうなるためには両手松葉杖が基本必須になるので、ものすごい生活が大変になるはずです。両手が使えないって、何をするにも支障が生じますし(自分はこの方法をとりませんでしたが)
で、自分が選択した「片手松葉杖で全体重を支える」というのもものすごく大変です。基本、片手松葉杖というのは足の体重を1/2もしくは1/3程度に軽減するものであり、そんな体重を全て支えるようにはできていません。実際片手松葉杖の人をみると、けっこう怪我している脚にも体重かけてます。そこを片手で全ての体重を支えるためには、、、相当な根性が必要です。足のかわりに体重を支えて、さらに地面を押して前への推進力を得なければいけないんですからね。1km移動するだけで汗だくでビショビショになります。完全スポーツです。例えるなら手漕ぎボートみたいな感じです。
だから仕事も学業も何もしてないような生活をしていない限り、「何もしない」を達成するのは難しいはずです。なので、「何もしない」を達成できれば、その治療効果は半端ないと思うのです。
歩いたら泣くかも?走れたら号泣するかも?
というわけで、松葉杖のおかげで順調に回復してきています。このままいけば、3月中にはウォーキングは再開できるのではないかなと思っています。本当は走りたいですが、焦らず少しずつリハビリにとりくんでいきます。
しかし、今の「歩くこともできない」という状態は本当に悲惨です。ふつうの人ができることが、出来ないのですから。なので、歩けるようになった瞬間に泣いてしまうのではないかなと思っています(笑) というより、走れたら号泣しそうです。それぐらい、歩けないって辛いです。でもこの体験のおかげで、走れることの貴重さすばらしさを感じれるようになりました。この経験によって、さらに走ることが好きになれそうです!そしてそのパワーを活かして、今まで以上に練習に熱意をもって取り組んでいけると思っています!
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