筋肉的(根性論的)帰納法 ~考え方によって心理的限界を超えよう!~
命題: 任意のnについて、「私はn kmをキロ4ペースで走破できる」を立証せよ。
証明:
1) n=1のとき、 1kmぐらいならキロ4ペースで走れるよね。
2) n= k kmがキロ4で走ることができると仮定する。
その場合、そこに1km足したn= k+1 kmについて、 それぐらい
頑張れば走れる気がする。ていうか、k km走れたんだから、
あと1kmぐらい走れるでしょ。それぐらい気合で乗り切れ!
ていうか、根性でどうにかしろ!!!(脳筋)
→ 1)2)が成立するため、筋肉的(根性論的)帰納法により、
「n kmをキロ4ペースで走破できる」は任意のnで成立する。
→ 故に、私はどこまででもキロ4ペースで走破可能である。
Q.E.D
…まあ、半分ギャグですが、実際にこの脳筋的な思考法は
非常に役に立ちます。少なくとも自分はこの思考法にしています。
例えば、マラソンの途中で疲れたときに、「あと20kmも走らなけれ
ばならない…長すぎる。無理だ!」と思うこともできますが、
「とりあえず、あと1km走ってみよう、1kmなら頑張れば走れるよね!」
と考えることもできます。そして、その1kmを走り終えた後には、
「今の1km頑張って走れたんだから、次の1kmもなんとか頑張れば
いける気がする!頑張ってみよう!」とも思えるわけです。
実際レースの中で、どっちが楽に走れるかは言わずもがなです。
目標である距離があるときに、その距離を意識しすぎると辛くなるか
と思います。そういったときに、まずはその距離を2分の1、あるいは4分の1
と細かく分けて小目標をたてていくと非常に楽になります。
こういう風に、考え方を変えることは自分との戦いとなるマラソンでは非常に
有効なテクニックになるかと思います。
…ということを、ランニングマシンとの格闘で身にしみて感じました><
よければ参考にしてみて下さい
⇒「日記(食事、走行記録)」カテゴリ記事一覧
その他関連カテゴリ