もっともっと走りを数値化したい!脚につけられそうな小型加速度センサーをまとめてみました!
目次
商品レビューを、もっと独自の視点で!数値化してお届けしたい!
最近、ターサージール3をレビューしたこともあり、google検索などから、記事を見に来てくれる方も多いです。ありがとうございます<(_ _)> そこでいつも思うのは、もう少し定量的にグッズなどを評価できないかということです。
例えば、靴。クッション性とか、反発性とか。クッション性が高いとか言ってますけど、それは感覚で言ってるわけで。どれだけのクッション性があるのか数値化して言えておらず、そこが曖昧ですごく嫌でした。超理系なので、やはりできる限りは数値化したいのです。(マラソン好きなのも、数値化しやすいからでもあります)
もっともっと走りを数値化できるはず
また、自分の走りとして、左右のキック力にかなり差があることは認識しておりまして、どうにか数値化できないかなと悩んでおりました。走り全体のスピードや、ストライドは数値化できてますが、細かい脚の動き(例えば衝撃や、脚の上げ幅、左右差など)は全く見えていないのです。これは悔しい、どうにかしないととずっと思っていました。
マイナーながら、色んなセンサーがいっぱいあるよ
数値化するといっても、力や加速度、位置など様々なデータがありますが、まずは一番簡単な加速度センサーについて、調べて見ました。加速度が一番一般的ですからね。脚につけられる小型センサーという観点でいくつか探してみました。
→ 一般的な用途では、もうすぐ海外で発売されるrunScribeで十分かと思います。別記事で紹介していますのでチェックして みてください。
4g小型加速度ロガー AccStick4
こちらの商品は専門の企業が購入するようなものだと思います。わずか4gで、加速度がロギングできるらしいです。4gと本当に軽い。たぶん、スポーツ科学にも十分使用できるものなのではないでしょうか。ただ、本当に専門的なもので、価格が問い合わせないとわからず。ちょっと検索してみたところ、5万以上はしそうです。。。無理
すごいロガー ninjascan
こちらは加速度計をオープンソースハードウェアで提供しているものです。モジュール化しており、色んな用途で使えそうです。そしてこれまた小さいです。特に、「もうちょっとすごいロガー」は小型すぎてビックリ。(ひどい名前だけどすごい)ただ、ネックなのは電源供給が必要なこと。USB接続が一般的ですが、さすがに脚にそれをつけるのはきつい。ポケットに電源をいれて、脚にコードをはわせる方法もありますが、きつい。もっと小さい電池もつかえるみたいですが、走ってる最中にとれそうでこわいです。こういう部分からちょっと厳しいかなと。価格は2万前後みたいです。
Wahoo Fitness TICKR Run
こちらは心拍計+加速度計であり、iphoneなどと連携するとリアルタイムで上下、左右、前後のブレが確認できるみたいです。基本は胸につけるものなのですが、これを脚につけて、ブレを確認できないかなと思っておりました。良いのは、リアルタイムにデータが確認できること。これはいいですね。そして、本体の重さも17gと非常に軽い。これなら脚につけても大丈夫なのではないでしょうか。
デメリットは逆に、iphoneがないとロギングできないこと。そして、ソフトウェア側で編集された左右ブレなどという項目しか表示されないので、生の加速度データが見えないこと。これは本格的に分析したい場合は、一度ブラックボックスを通していることになるわけで、非常に辛いです。あとは、両脚につけるとしたら、iphone(もしくはipod touch)を2台持たなきゃいけないわけで。。。ちょっとキツイです。金銭的に。
小型加速度センサー+aruduino (電子工作自作)
電子工作の部品には、たくさんの加速度センサーなどが売っております。ですので、加速度センサーを含めて、ロギングする回路を自作すれば良いという方法もあります。回路制御もarduino nanoというのを使えば、軽いもので済みそうな気がします。これだとかなり安く済みそうですね。ただ、やはり、ninjascanと同じくネックになるのは電源をどう供給するかですね。。。しかも自作だと壊れそうで怖いので。、、
MOTOACTV 腕時計型android) #今回採用!
加速度センサーというと、特殊に聞こえますが、実はiphoneでもandroidでも色んな場所に埋め込まれているものなんですよね。つまり、adnroidとかをうまく脚につければ、加速度データとれるんです。でも、スマホを脚につけるのは、無理があるのでは、、、ということ。
しかし、今は腕時計型のandroidもあったりするわけで。ということで、探し出したのはこの商品です。モトローラさんがつくってた、ランニング用の端末ですね。これは35gと非常に軽いのが特徴。ギリギリ脚につけても、我慢できるぐらいかな?
本当は純正androidではなく、モトローラさんのアプリしか動かないように制限かかってます。でもそこはroot化して、好きなアプリを入れられるようにできるわけですね。ちなみに、昔これをroot化して使っていました。そして、あまりにも無理やり色んなものをつめすぎたのか、文鎮化してしまっています。。。(笑
ソフトとしては「シンプル加速度ロガー」というものを使用させて頂こうとしてます。下記の通り、生データがCSVやグラフで取得できるわけです。まあ、これが動かなければ、androidのロギングソフトを自作するだけなので特に問題なし。
ということで、amazonでこれを両脚用として2つ注文しました。2台で3万円…まあ、我慢できる範囲ではあります。そもそも1台新品で1.5万円ってandroidの中でも破格ですからね。
これから実験して結果をレポートしていきます!
という感じで、MOTOACTVを2台注文しています。これをつけて、靴を変えて衝撃の差を計ってみたり、両足につけて、左右差を計ってみたり、また膝や腰につけて、動きを確認してみたりと色々な用途が考えられます。上手くいったらの話ですが、、、興味ある人いれば、連載していくのでまた見て下さい(^^)
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