10km1時間20分だった運動音痴が、高負荷トレーニング/データ分析/食事管理でどこまでランニング記録が伸ばせるか挑戦!ランニングやダイエット/健康に関する知識・グッズ等についてもまとめてます!!!
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良い走りは「音」で分かる!耳を澄まして走ってみよう!

自分はほとんどといって良いぐらい、毎回音楽を聴きながらランニングしています。それは、音楽を聴きながらのほうが、気持が高ぶって、よい走りができるからです。ですので、あまり着地の音などは聞けていませんでした。
しかし、ランニング時の着地の「音」に重大な情報が含まれていることを、最近感じています。着地の音を聞くことで、良い走りをしているかどうかがわかるんです!そのことを、簡単な物理学的な視点から解説していきます!

そもそも理想的な物体運動を考えると、等速運動できるはず!

まず、理想的な環境のお話をします。物理の授業で習ったと思いますが、物体の運動を考えると、理想的な環境では下記のようなエネルギー保存則が成り立ちます。

 運動エネルギ+位置エネルギー+…= 不変

これは、ある一定の運動エネルギー(速度)をもっている物体があれば、位置エネルギーなどが変動しない限り、運動エネルギーも一定に保てるという意味です。つまり、ずっと等速運動ができるという意味です!
つまり、一度加速して、例えば時速20キロの速度に達してしまえば、何もしなくても永遠と時速20キロで移動できるわけです。あくまで、物理的な理想的な環境の話ですが。そんな理想的な環境なら、何も苦労しなくてすむんですけどね><
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ランニングで永久に加速しなければならない理由

では、なぜ人は毎回足をスイングして加速し続け
なければいけないかというと、なんらかのか形で減速してしまっているからです。
その減速要素は下記のものが考えられます。
  空気抵抗=空気にエネルギーが伝わって分散してしまう
摩擦(熱エネルギー)=靴と地面が触れ合うこと、接地することによるエネルギー放出
音エネルギー=着地による衝撃による空気へのエネルギー流出

位置エネルギーや運動エネルギーは理想的には保存して運動できるはずなのです。しかし、現実的には上記のような要素によって、エネルギーが外部に分散しているわけです。
ですので、苦労して足を永遠と動かしながら、一歩一歩毎回加速して
進まないといけないわけですね!
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接地時のエネルギー的ロスは「音」でわかる!

では、どのようにしてそのエネルギー的なロスがわかるか
というと、わかりやすいのは「音」なんです!
減速時には必ずどこかにエネルギーが分散しているはずです。ここで、「熱エネルギー」を観測することは難しいですが、「音エネルギー」はすぐにわかりますよね。耳があるので、誰でもその大小は感知できます。ですので、接地時の音を意識することは、ランニング時のエネルギー損失を感知することにもなるんです!
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悪い走り方をすると、あきらかにウルサイ!(笑)

音は本当にどれだけ効率的にランニングできているかの指標となると思います。専門的にいうと、ランニングエコノミクスの効率がよければ、音はそんなにしないはずなんです。
こちらの記事でも解説していますが、動いている地面に対して、止まった足で着地してしまうと、ものすごくブレーキがかかってしまうんですね。このような走り方をすると、すぐに「音」となってエネルギーが分散してしまいます。簡単にいうと、明らかにウルサイです。ひどいと、ドスンドスンという感じですね。

ブレーキなく、スムーズに着地すると静かに着地できる印象です。イメージでいうと、ペタッペタッという感じです。大きな音なく、歩きにも近い印象です(さすがに歩きよりは大きいですけどね)

時には耳を澄まして走ってみよう!

ランニング時に音楽を常に聞いている人も多いと思います。
また、音楽をきいていなくても自分の着地音に常に耳を傾けている人もいないと思います。しかし、この音が良い走りかどうか見極める重要なポイントなんです。ぜひ、耳を澄まして走ってみましょう!


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