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人間の足は3ヵ月歩行しないとどう変化するのか?アシックスの三次元足形計測で比較分析してみた!

怪我により左足は3ヵ月使っていませんでした。そしたら…

 別記事でも何回か記述させて頂いている通り、自分は足底筋膜炎という足の怪我で左足をほとんど使っていませんでした。使っていなかったというのは松葉杖をついており、ほとんど左足に体重をおかない生活をしていました。そして4月上旬からはそもそも一切左足を地面に着かないような生活をしていました。

 こんな生活をしていた結果、、、左足は知らぬ間にやせ細っていきました。全然気づいていなかったのですが・・・ある日お風呂で左足と右足を同時に見たときにその差に唖然としたのです。左足は筋肉が全てなくなったんじゃないかというぐらいやせ細っており、逆に右足は左足を支えるためにむくんで太くなっていたからです。それを写真として公開してもいいのですが、あまり綺麗なものでもないので非公開としていました。

 そして、5月8日から歩き始めて2週間経った本日、4か月ぶりぐらいにスポーツショップにいってきました。そこでアシックスの3次元足形計測をちょうどやっていました。シューズを買ったときに、せっかくだから測定してみてはどうですか?と言われたので、、、測定させて頂きました。上記の通り、足の左右のサイズ差も気になっていたのでちょうどよい機会でした。思えば、1月下旬、、、松葉杖をつく前に同じ測定をアシックスのショップでやっていたのを思い出しました。

 ということで、ちょうど松葉杖をつく前(1月)と今回(5月)の測定結果がそろいましたので、このページで比較分析したいと思います!ちなみに前の測定情報はこちらのページでも詳細報告しています

結果の前に、アシックスの3次元足形計測の説明

 アシックスの3次元足形計測とは、自分にあったビジネスシューズを選ぶために詳細に足を分析するための機器です。下図のように、専門機器に左足、右足と順番に入れると、3次元的に足の形を分析して結果を出力してくれるんです!これは、シューズを買わなくてもお店で手軽に測定してくれるんです(自分は毎回買ってますが)!気軽に測定してくれるので、嬉しいです!10分ぐらいで結果がわかりますし、結果をプリントアウトしてくれるので、ランニングシューズを買うときも役立ちそうです。微妙に足の形やサイズも年々変わっているので、定期的に測らせてもらうといいかもしれません。
rapture_20170118220732.jpg

アシックスの3次元足形計測(歩行停止前と3ヵ月歩行停止後)

 それでは以下、1月計測時を「歩行停止前」、5月足底時を「3ヵ月歩行停止後」として結果を公開します!ちなみに「3ヵ月歩行停止後」といっていますが、5月8日から段々と歩き始めているので、実際には復帰から2週間程度経っています。

足長、足囲等の測定結果概要

[歩行停止前]
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[3ヵ月歩行停止後]

ちょっとわかりにくいですが、まずは画像の左側にある「左足のサイズ」をみてください。太さがEからCにまで落ちています。このEとかいう数字は足の幅をあらわす数字であり、日本人の男の平均はE2だそうです。自分はもともとEで少し細目だったのですが、、、左足のサイズがCにまで落ちています。ほとんどの人がE以上のようなので、Cというのはかなりの細さですよね。これは、右側のB:足囲をみて頂けてもわかるかと、左足の「L」がかなりの細さになっています。たった3ヵ月歩かないだけでもここまで人間の足って変化するんですね。

 また、こちらも後述しますが分析結果のE:アーチ高の「L」も極端におちていることがわかると思います。アーチ高が落ちているようです、、、。はい。あとどうでもいいですが自分は33才です。なんか1才程度は誤差として出力される仕様のようですが、1才多く言われるとちょっと違和感が、、(笑)

足長、足囲等の長さ詳細

[歩行停止前]
IMG_20170118_2214009.jpg

[3ヵ月歩行停止後]

こちらが、上記の結果の概要の詳細な数字を示したものです。まず、3ヵ月歩行停止後の左右差が激しいのがわかると思います。そして、歩行停止前と比べると、、、明らかに左足の形状が大きく変わってしまっているのが分かると思います。上記で示した通り、B:足囲が237.3mmから228.4mmまで落ちています。約1センチくらい足囲が小さくなっているわけですね。足の周りって、脂肪がつくわけじゃないので、筋肉だけで1センチ変わったと思うとその差はかなりのものなんじゃないかと思います。

 また、E:アーチ高がかなり落ちていることもわかります。38.9⇒34.2mmとかなり落ちています。そもそも、右足は42mm程度なので、かなりの差です。これにより、左足のアーチがそもそも沈んできていることがわかってしまいました。足底筋膜炎自体がアーチがさがってくる現象なので、まさに合致している感じです。

フットプリント、かかとの傾斜角度

[歩行停止前]
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[3ヵ月歩行停止後]

 そしてこちらがフットプリントとかかとの傾斜角度です。かかとの傾斜角度はそこまで歩行停止前後で変化はありませんね。しかし、フットプリントはかなり差があります。まず、左足の指を見て下さい。あまり着地していなくなっており、そもそも小指に関しては全くついてさえいません!そして、かかとにかかる体重の割合が若干増しているのがわかるでしょうか。この計測で測って分かったのですが、自分は最近かかとでしか着地せずに歩いている感じになっていたのです!確かに指を着地しようとすると、少し違和感があるようになっています。というか、意識しないと指が着地しなくなっています、、、、どうやらアーチが沈み込んで、指が上がってしまった様子です。

怪我後の状況結果:足全体の筋肉が低下しやせ細っている。そして、足裏のアーチが下がり、指が着地しない状態となっている。

 結論としては明白に分かる通り、とにかく左足全体がやせ細っていると言えると思います。足全体で1センチ程度細くなっているというのは、相当筋肉が落ちているという事になると思います。

 そして、二つ目の結論が足裏のアーチが下がり、指が着地しない状態となっているということです。それを解説してみたのが下の図です。たぶんこんな感じになっているかと。

[歩行停止前]

[3ヵ月歩行停止後]

 たぶんこんな感じ。歩行停止する前は上の図の青色の線のように、足裏にそれなりのアーチ(足ふまずの筋肉)があったと思うんです。しかし、今は下の画像の赤い線のように、アーチ部分の筋肉がおち、アーチが下がっている状態になっているんだと思います。そして、それだけでなく、アーチ全体が平行となってしまい、指まで上がってしまっているのではと思っています。実際、足底筋膜炎の人は指をるかないで歩いている人が多いようですし、今の自分自身が指をついて歩けない状態です。右足と比較するとビックリしますね、、、右足は普通に指がつかないと歩けないぐらいなのに、左足は指がつけないのですから。ここから、足裏でのみ地面を支えている状態であることが分かりました。ここから回復するためには、、、とにかく足の筋肉を強化していくしかないと思っています。

 幸い、足のアーチ自体に痛みはないので、とにかくトレーニングを重ねて、もとの足の筋肉の強さまで戻していくしかないかと思っています。、、、今はとにかく頑張るしかないです!がんばります!


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