24時間テレビに対抗して、22時間で100km走ってみた！体験者として、24時間テレビのマラソンへの批判に批判します！
2017-08-27 
*2016年24時間テレビのときの記録です！今年はブルゾンちえみさんがランナーに決まったようです！頑張ってください！
現在、24時間テレビのマラソン行われていますね！毎年開催されて、本当に素人である芸能人が100kmに挑戦していたりしています。自分はマラソン/ランニングを趣味としていますが、自分の中の記録として、最長連続走行は80kmです。なのでずっと劣等感を感じていました。そこで、100km連続走行したかったのですが、、、足の調子が悪く、連続走行はキツイと判断したので、休憩しながら22時間で100kmを走ってみました。また、「24時間テレビのマラソンを批判するなら、一度その100kmを走ってから批判しないとダメだろ」と思っていましたので、実際に走った観点から意見を述べたいと思います。
目次
100km走行の記録
とりあえずまずは記録から。昨日土曜日の朝10時50分からスタートして、日曜日の8時20分ぐらいに完走しました。20kmずつ、5回に分けて走行しました。
24時間100kmマラソン(1/5)
24時間100kmマラソン(２/5)
24時間100kmマラソン(3/5)
24時間100kmマラソン(4/5)
24時間100kmマラソン(5/5)
走ったルートは、とにかく川崎の自宅から大きく離れないように、第一京浜道路で大井町や横浜に行ったり来たりしていた感じです。
[to大井町]
[to横浜]
タイムは以下の通りです。全体で走っている時間は12時間にも達していないですね(笑)これについては理由を後述します。
走ってみた感想
100km走ってから批判しろ！これは本当にきつい！
今回走ってわかったことは100kmはやはりキツイです。80kmとはまた違ったきつさがあり、体の中のエネルギーが枯渇してくるのがわかります。かなりエネルギー補給していたのですが、それでも消化が間に合わなくて、エネルギーが枯渇する感じです。本当に最後は足も痛いし、頭がふらふらという感じでした。この辛さを味わってしまうと、絶対に24時間テレビのマラソンを批判することはできなくなると思います。「走ってから批判しろ！」と思っていましたが、「走ったら絶対に批判できなくなる」が自分の結論です。
歩くより走るほうが絶対に楽！
今回、走っている時間は22時間中で12時間以下でした。つまり、10時間以上は休憩もしくは睡眠の時間にあてていたんです。なぜかというと、そちらのほうが楽だからです。別に、12時間あれば余裕で100km走れるということではないです。とにかく体力をつけて、足をいたわるために、20km走ったら、食べる、風呂入ってケアを繰り返しました。このおかげで、80km地点までは結構余裕でいけたと思ってます。
でも、実際の24時間テレビの放送でこんな走り方したら絶対スタッフに怒られますよね。14時間ぐらいは何も走ってないんですから。そういった意味で、24時間テレビでゆっくり走らされる/歩かされるのはきついと思います。これは個人的な観点かもしれませんが、100km走るより、歩くほうが絶対キツイです。何が辛いかというと、歩いても全然進まないこと。そして、足の痛みの進行度は歩いても走ってもそこまで大きく変わらないことです。
2016年7月にポケモンGOのために1日で50km歩きましたが、本当につらかったです。それと比べると、走るとグングン進んでいくので、さすがに楽でしたね。よく24時間テレビの批判で、「24時間で100kmなら時速4キロ強。歩いていても達成できるだろ！」はっきり言います。24時間で100km歩いているのはちゃんと鍛えている人だからできることです。普通の人じゃ出来ません。辛すぎます。走って、休憩時間を稼いだほうが楽。↓歩きまくって、ポケモンGOを一気にレベル22にした結果。本当にきつかった、、、
ゆっくり走らされて、ギリギリにゴールさせられるのは絶対に辛い！
上記でも述べましたが、24時間テレビで20時間ぐらいで走り切ってしまったというのは、放送上ありえないことです。そんなことしたら、構成がメチャクチャになってしまいますからね、、、それってランナー側としたら絶対につらいです。はっきりいって、速く100km走ってしまい、早く終わりたいというのが走っている側としての本音です。そのほうが絶対楽なんです。それを、テレビの構成にあわせてゆっくり走り、ギリギリにゴールすること、、、、本当に辛いと思います。ここは24時間テレビの批判ポイントだと思いますが、逆に考えて「24時間マラソンのランナーはただ100km走るよりも、よりキツイことをさせられているんだ、、、」と思ってあげて下さい。
ただ100km走るよりも、より難易度が高いことをしているんです！そう考えると、本当に芸能人ランナーが辛いことがわかってきて、逆に感動できるかと思います(笑)
炎天下でこれをやると考えると、、、ぞっとします
今回、24時間100kmに走行してみたのは絶好の天気だったからです。本当はジムの予約をしていたのですが、土曜日の朝に外に出てみるとちょうど走るのに良い小雨、さらに風付きで非常に涼しい、、、これはやるっきゃないだろうと思っての挑戦でした。何が言いたいかというと、炎天下だったら絶対やっていません。というか、個人的に日光がものすごく苦手なので20kmも走れていなかったでしょうね、、、ということで、かなり楽に100kmを走らさせてもらった思ってます。普段の炎天下の中だったら絶対無理。そういった意味でも、本当に芸能人の皆さんは恐ろしいことをしていると感じました。
余談：走った後に脳に血が回らず、鬱状態になりました、、
最後に余談ですが、走り切った後にものすごい鬱状態になりました。普段はエネルギーにあふれていて、体調不良なんてほとんで感じないのですが、久々に体が苦しいと感じました。
何がつらいかというと、脳に血が回っておらず、焦点が定まらないんです。また、その影響からか、しばらく何もする気がおきなくなりました。何をしても楽しいと感じないという感じですね。生気がわかないという感じ。無気力症候群とうか、なんというか、、、
「あ、これが鬱の人の思考なんだ、、、」ってちょっと感じました。うつ病体験というんでしょうか。やる気がわく、わかないって体や脳の状態で決まってくるんだなって考えこんでしまいました。脳に適切な物質が届かないと、やる気が強制的にわかなくなるんですね。そういう人がいるってこと、そういうことがあるということを身に染みて感じました。5時間ぐらいで元の元気な姿に戻ってしまいましたけどね、、、(笑)
結論：芸能人の皆さまは本当にすごいです。絶対に応援していきます！
今回感じたのは、素人で100kmを走るということが如何に恐ろしいかということです。
しかも、真夏の炎天下で、、、なんという拷問でしょうか。ギャラをもらっていたとしても、これはメチャクチャキツイです。とくに走り始めて3年たっていて、42kmぐらいなら日常的に走れるぐらいの自分でもキツイのですから、走り始めて3か月でこれをやらせるってのは狂気の沙汰だと思います。「そもそも100kmなぜ走っているのか分からない」という批判もありますが、その何かに挑戦している姿自身が価値のあるものだと思っています。一度走ってそのような経験をしているからこそ、もはや批判などなどく、ただただ応援するしかありません！とりあえず今年のたい平さん、もう少しですので頑張ってください！！！
⇒2016年、たい平さん、ゴールしましたね！毎回手を振られる度に、応えるのは地味にキツイはずなのに、ずっとやられているなんて、、本当にすごいです！感動しました！
追記：2017年はブルゾンちえみさんみたいですね！
さきほど24時間テレビのランナーが発表されたみたいですね！今年大活躍のブルゾンちえみさんがランナーみたいだそうで。個人的にも大好きなので頑張ってほしいです！
昨年走った分、なんか他人事とは思えない気持ちになりますね！自分はケガをしていて今走れませんが、頑張って欲しいという熱い気持ちがわいてきます。そういった意味でも、「実際に100km走ってみる」ことを昨年してよかったと思ってます！
⇒ ブルゾンちえみさん完走されましたね！おめでとうございます！！正直余裕に見えました。といより精神的に強いんでしょうね…本当に根性がすわっている方なのがわかりました！！かなり時間調整させられたように見えてかわいそうでしたが…それも含めて余裕に見えました。
たまには、早くゴールさせてあげてもいいと思いますけどね。そして、そこからプラス20キロ走るとか。一つの表現方法としてありかと思います。ブルゾンちえみさんならそれぐらいできた気がします！！
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