運動強度(心拍数)95%を超えた時、自分の「精神の強さ/弱さ」が見えてくる
目次
最近、運動強度95%を超える日々が多くなってきています
最近、高負荷トレーニングが順調で、運動強度が95%を超える日が多くなっています。運動強度の定義は、以下の通り。簡単に言えば、最大心拍数を100、安静時心拍数を0とした場合の各心拍数の値を運動強度といいます。自分はこの運動強度が95%を超えた時を、最大限に評価しています。条件が揃わない限り、達成できない境地だからです!
運動強度(%) | = |
(その運動での心拍数 - 安静時心拍数) × 100 |
(最大心拍数 - 安静時心拍数) |
自分で言うと、運動強度95%を超えるのは心拍数187以上の時です。ソレぐらい以上に高い心拍数にならないと、運動強度95%には突入できないんです。まさに、神の領域…
自分は、この「運動強度95%」を超えた時に、「本当の自分に出会える」と思っています。それはその時に自分の「精神の強さ/弱さ」が見えてくるからです!
↓下記グラフの濃赤色の部分が運動強度95%を超えた時間です。そもそもこの領域に到達出来る日が、極稀であることがわかると思います。
日々のモチベーションのあり方により、運動強度95%の入り方が変わる…
「運動強度95%」を超えるのは、大概は10kmラン中の最後の1kmです。最後の追い込みのときに、僅かに入り込めるのが「運動強度95%」の世界なんです。この領域に入ったときに、どのように自分の心と身体が反応するか。この反応が日によって変わるんです!
ある日は、運動強度95%の時間が辛すぎて「とにかく早く終わって!」としか思えなくなったりします。しかし、また別の日には「とにかく最後の1km耐えるのみ!」と思えたりします。また別の日は「この領域に達することが出来た貴重な時間!苦しくても最大限に力を引き出す!」と思えたりします。日によって、考え方が変わるんですね!
この差は、モロにランニングに対するモチベーションの差がでてるのかなと思っています。ランニングに集中出来ていない時には、「とにかく早く終わって欲しい」としか思えませんし。逆にランニングに集中して楽しめている時には「この神の領域を楽しむ!」と思えるんです。
やっぱり、運動強度95%の世界は苦しいです。なので、それまでどれだけ偽装して集中してきたとしても、この領域に入ることで、「どれだけ集中しているか、精神が強くなれているか」の差がモロに出てきます。まさに、運動強度95%の領域は「精神の強さ/弱さの判定領域」でもあるんです!
真の強さは、運動強度95%を超えた時に見えてくる… 心の訓練が必要だ!
上記の運動強度95%に入った時の心の反応は、日によって大きく異なります。そして、その心の反応によって、やはり速度にも違いがでてきます。
「早く終わって欲しい」という弱音のような心でいると、ラストスパートは失敗してしまいます。逆に、「この領域で全力を出す!」と前向きになっている時には、速度も恐ろしく伸びていき、まさにラストスパートに相応しい走りができるんです。最後の伸びは、心の持ち方によって決まると言っていいかと。
だからこそ、心の訓練が必要ではないかと思っています。運動強度95%を超えた時、特に心の強さが重要になってきます。身体よりも、とにかく折れない心… それが一番大事だと痛感します。最後に負けないように、ラストスパートで負けないように… 日々心を鍛えていきたいと思っています。
そういった意味で、自分が心残りにしているのが「怪我前のベスト記録の10km 40分4秒」という記録です。この時も、最後が辛すぎて、ラストスパートが効かず、夢の39秒台に突入することが叶いませんでした。でも、もう少し心が強かったら、、、、きっと39秒台に突入できていたと思います。
最後の最後で悔しい思いをしないために、負けないように。心の訓練をすることも重要ではないかと強く思っています。だからこそ、運動強度の高い走りを重ねて、心身ともに鍛えていきたいと思っています!
⇒「〇ランニング」カテゴリ記事一覧
その他関連カテゴリ