「昔は良かった」は本当?懐古現象と心の老化とランニングによる心活性化について
よく「昔は良かった」という言葉を耳にします。特に、歳をとっていくとそれを強く感じます。特に音楽なんかそうですよね。10代20代の若者は今の音楽が好きな人ばかりかと思いますが、30代40代になってくると、今の音楽が一番好きという人は少ないと思います。40歳ぐらいの人は1980年代ぐらいの曲が好きであったり、50歳の人はそれ以前のものが好きであったりと。大概は若い時に聞いた曲が一番になっているかと思います。では、昔の曲が本当に一番良いのかと思うと、そんなわけないですよね。大概は「脳の老化」か何かの要因で、若い頃の曲が好きになってしまっているんだと思います。
で、自分はというと‥‥自分は33歳ですが今でも今の曲が一番大好きです。その原因は「ランニングをしているから」だと考えております。この懐古現象と、それに対するランニングの影響について少し語りたいと思います!
目次
ゲーム/アニメ/映画/音楽などはどうしても分かり頃のものが強く残る
上記のように、懐古現象は確実にあると思います。自分は1983年生まれで現在33歳ですが、どうしても青春時代というか色んなものを吸収していた1990年代の記憶が強く、その頃のゲームやアニメが今の価値観のベースになっています。
その原因としては、1)若い頃は初めての体験が多くなる、2)心の老化で心が動かなくなる、の二つがあげられるかと思います。
1)若い頃は初めての体験が多い。そして、歳をとるとそれがなくなる。
各作品において、初めて体験するものがあるかどうかで心が動くかどうかが変わってくると思います。例えば、アニメなどでよくある仲間の裏切り展開。これは初めて見たときは衝撃的ですよね。自分もこういった作品で心を揺さぶられました。でも40を超えたおっさんが、ドラマで思いもしなかった人物が裏切りで悪役になったとか、それだけで価値観が変わるはずがないですよね。
音楽でもドラマでも、曲やストーリーにはある程度のパターンがあるかと思います。そういったパターンを初体験できるときに、やはり心は動いて、印章に残り、価値観に響くのかなと思います。これは記憶の中に入っている以上、歳をとったら心が動かなくなるのは仕方がないことです。
2)心の老化で心が動かなくなる
もう一つ、歳をとると、心が老化していき、心が老化していくという面が絶対にあると思います。歳をとると感受性が落ちていき、心があまり動かなくなるわけです。もちろん1)の要因で、初めて体験するようなことがなくなり、心が動かなくなっていくという面もありますが、それ以外でも脳の老化か何かにより、心が動かなくなっていく面があるかと思います。
では、なぜ心が動かなくなっていくのか、、、それは脳の老化もありますが、身体の老化により「身体を動かさなくなっていく」ことも挙げられると思うのです。
自分は今の音楽が好き。それはランニング中に心を活性化させて聞いているから。
ここで本題です。自分は上部で書いた通り、今の音楽が大好きです。一番好きな音楽は30才ではじめて聞いた「Uver World」の音楽です。これは間違いないです。そしてその理由は明白です。「走りながら聞いていたから」です。ただ聞いていただけでなく、「走りながら」聞いていたのが重要です。
ランニングで本気で走ると心拍数が50程度から180程度まで跳ね上がります。つまり、本当の意味で、心(心臓)が物理的に「動く」んです!(笑) まあ、それは冗談ですが、心臓が動くともちろん脳にも血がめぐり、感情が活性化します。そのときに音楽を聴くと…もちろん心が活性化された状態で聞けるわけで、10代の頃に聞いた音楽以上に心に響いてきます。まさに走っている最中は「若い頃に戻れる」のです!
脳や心の老化はやむを得ない現象。でも身体を動かすことでそれを抑制できる
脳が老化していくので、心も老化していくのは仕方がないですよね。でも、走ったり身体を動かすことでそれを抑制できると思うんです。身体を動かすことで心を若くできます。そうすると、新しいことを思いついたり、人生が楽しくなったり、色んなメリットがあると思います。ですので、身体を健康にするだけでなく、ランニングには心を若くするメリットもあると思うのです!
皆さんも、「あの頃は良かった」と思うようになったら、走ったり身体を動かしてみては如何でしょうか!
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