ランナーのモラルに対して生じた疑問。コロナ騒動を通じて、どうしても許せなかった3つのこと。
目次
コロナ騒動で浮上してきた、ランナーのモラルに対する疑問
最近のコロナ騒動、、、自分自身のことに関してはそんなにダメージ受けていません。夜ラン/本気ランできなくなって、朝5時ランになってしまったりしてますが、それぐらいなんでもないです。生活は一変しましたが、別に特に辛いとは思いません。あと、コロナで自分が感染して死ぬ確率は0.001%ぐらいだと想定しているので、怖いとかはないです。
ただ、他の人まで含めて考えると、どうしても辛いことがいくつかありました。一つは志村けんさんが亡くなったことです、、、子供の頃からバカ殿とか変なおじさんとか見てきたので、本当に辛いです。有名人が亡くなった事でこんなにショック受けたの初めてです、、;;
そして、もう一つが信じてたものが崩壊したことです。信じていたものとは「ランナーはモラルが高くて、良い人が多い」ということです。一般的にランナーは年収が高めとか言われてたのもあり、知的レベルが高いと思ってました。そして、走る痛みに耐えられるのだから、人の痛みとかもわかると、、、勝手に思ってたところがありました。でも、、なんか違うような気がしています。
自分はこのような違和感から2つのランニングコミュニティ的なところから、自分から離れられました。何が許せなかったのか、、ちょっとだけネガティブになってしまいますが、語らせて下さい><
自分がどうしても許せなかったこと
今回のコロナ騒動で、自分が許せなかったのが以下の3つです。
1. 観戦自粛してとお願いがあった東京マラソンに7.2万人集結
これは、コチラの記事でメチャクチャ怒っていた事ですね。未だに怒ってます。これに関しては「あくまでも自粛だから」という言い訳も聞きましたが、意味がわからないです。子供じゃないんだから、自粛にした背景をよんで観戦は絶対に控えるべきでした。
自分は東京マラソンの一般ラン部門中止の通知が来る前に、自分で辞退を決断できたので、これは良かったと思っています。すでにコロナが警戒され始めた頃で、「そんな大会に参加してきた人と触れ合わなきゃいけないなんて、周りの人がかわいそうだ」と自分は思って辞退しました。
2. これだけジムはクラスタ発生源で危険と言われているのに通い続ける
これは1.の観戦よりはまだ理解できますが、それでも日が経つにつれて厳しくなってきましたね。3月後半にはもうジムはライブハウスと並ぶクラスタ発生源とみなされてきました。それでもジムに行っている人がいて、、、ちょっと意味不明でした。ニュース見ていたら、絶対に避けるべきと思うのですが、、、
3. 国/県を超えた移動によって感染拡大が叫ばれる中、わざわざ他県に移動して長距離ラン/ウォーキング
これは最近の話です。ココ最近では東京や大阪など都市での感染拡大が増えており、それを避けるために帰郷する人によって各県に感染が飛び火する事が懸念されています。出来る限り県間の移動することを控えるように色んなところで要請されています。
なのに、わざわざ他県に移動して観光ラン/ウォーキングする人がいて、、、どうしても許せませんでした。確かに、色んな都市の自粛でランニングは健康を維持するためにある程度は認められています。ある程度。けど、それは最低限のレベルのはず。
ここまで日本全体が協力して自粛している中、平気でラン/ウォーキングのために長距離移動してランするのはさすがに「反社会的活動」な気がします。ウイルスばらまきの可能性もあるんですから><
たぶん、ランナーは体力への自信があるから自粛しにくいんだと思う…
上記のように、一般的に見たら疑問符が生じる行動が見られます。しかもランナー以外の人より高確率で、上記に近い行動をとっている人が多い気がします(自分の視点から見ただけなので、実際は違うかもですが)。
なぜ、そうなるのか。それは「ランナーは体力への自信」があるからではと思っています。普段何十キロも走っていたら、たかがコロナぐらいで死ぬわけないだろと、思ってしまうんじゃないでしょうか。実際、自分もそう思っているところがあるし、当初はそうでした。
ただ、、、今回は自分だけの問題じゃないんですよね。むしろ今回は、下手に体力が強い人がたちが悪い。今回感染を広げてるのは「症状が出ないのに、周りに感染拡大させていくステルス・スーパースプレッダー」なわけで、身体が中途半端に強くて動き回るランナーがコレに当てはまりやすいんじゃないかと思っています。プロのスポーツ選手が感染している中、一般のランナーが100%感染防げるなんて到底思えないです。
そういう意味で、「当人が死ぬ確率はかなり低いけど、周りを死に陥れる可能性がある」わけで。最大限にモラルが問われる状況なんですよね、、
今回の騒動でランナーのモラルが問われる気がする、、、
現状、各都市で自粛の要請が出ているレベルです。そして健康維持のためのランなどは許容されています。しかし、色んなところで度をすぎたランが行われているようです。皆で集まって花見ランとか、わざわざ遠くから皇居まできてランニングとか、、、さすがにそれって健康維持のための最低限の外出超えてますよね。こういったこと続けていたら、フランスのように厳罰化されても文句言えないと思います。
ただでさえ、東京マラソン直前の熊本マラソンでマスクしてマラソンしてるの笑われたり、東京マラソンに7.2万人の観戦者集まって非難を受けているのですから、この後もモラルなく走り回ったら、さらに立場が弱くなるかと。
道で走れることに感謝して走るのが重要だと思います
そもそも皇居も街ランも川ランも、他の人や行政の協力あって走れているのだと思います。ランナーが通行人の邪魔になってたりするし、走るための道の整備なども各自治体が行ってくれているからのはず。
だからこそ、感謝の気持を持って走るようにすることが重要だと自分は思っています。そういった気持があれば、この状況で無理やり走ったりしないし、自治体や社会に協力しようと思うはず、、、自分は常にこの意識をもつように心がけてます。
是非、感謝の心をもち、これからも気持ちよく走れるようにモラルを高めていきましょう!
↓自分のランコース。こんな素敵な川沿いを走らせて頂いているんですから、出来る限り自治体のお願いを聞くのは当然だと考えています!
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