「走って治す」って本当にあり得る事を実感!偏平足が治った事例(論文)も!
5月ぐらいからですが、順調には走れてきています!それまでは怪我であまりうまく走れない状態が続いており、3月くらいまであまり走っていませんでした。実質的には3か月程度の休息です。しかし、足が回復することはありませんでした。
しかし、最近足が好調です。走るたびに痛みがなくなっていっている感じがします!「走って治す」。そんなことが本当にあるんだなあという事を強く感じています!
目次
「休息」は一番良い回復手段とは限らない
まず一番に思うのが、休息が一番良い手段とは限らないということです。自分の怪我は足底筋膜炎的なものです。足裏が急に痛くなりました。足底筋膜炎の回復手段は、保存療法。つまり、何もせずに安静にしていることが、一番の手段です。ですので、何にでも本気で取り組む自分は「限界まで安静にしよう」と考え、松葉杖で一切痛めている足を使わない生活をしていました。3か月程度、左足を使わなかったのです。
死ぬ気で、「左足を一切使わない生活」に励んでいました。1.5か月程度は、左足を一切足に付けないという究極的な方法もとっていました。治ることを信じて。しかし、結果的には失敗に終わりました。3か月程度左足を使わない状況にしたのに、ほぼ回復しておらず。ここで、足を何も使わず休息させるという「保存療法」の限界を痛感しました。
走った方が回復が早まることもある!
それから、「休息以外の手段のほうが効果的」と考えていろんな方法に取り組みました。柔軟とか、足裏を鍛える運動とか、ジョギングとか。そのおかげで、少しずつ回復していっています。ここで一番重要なことは、「少しずつ負荷をあげていくこと、自分にあった運動量にすること」です。
何にでも本気になってしまう自分は、ジョギングが回復方法なのであれば、とことんやりこんでしまうタイプでした。しかし、回復をするのには適した運動量があります。初期段階では足を痛めやすいので距離は短い方がよく、段々とスピードと距離を上げていくべきです。その、「その時に合った運動量」を認識できれば、「走って治す」ことは可能なんだと思います。
やりすぎたり、あるいは負荷が少なかったりすると上手く回復しないようです。適切な運動量を見極めて、実践することが一番の回復方法だと感じております。
ベアフットランで偏平足が治った事例も論文にあるようです!
こういった「走って治す」ことは、よくある事のようです。ゆっくり走ることで高負荷トレーニングでたまった老廃物を血流で流すことができるそうで。 走りながら怪我を治す人も多くいるようです。
そんな中、「吉野剛の裸足ランニング」ブログで素晴らしい記事を見つけました。こちらに重度の偏平足の方が回復していく事例がのった論文が紹介されています。偏平足というのは、一般的には一生治らない症状なので、この結果には驚きです。この患者さんは、少しずつシューズのクッションを小さくしていき、少しずつ運動量を上げていって、最終的にはベアフット系シューズでのランニングでアーチを形成したようです。コチラの英語の論文で実際の、回復状況が見られます。2年間で本当にアーチが形成されてきていますね!
怪我とは少し違うかもしれませんが、原則は同じだと思います。症状を回復させるには、休息だけではダメなときもある。そのコツは「少しずつ、運動量を増やしていき、負荷を上げていこと」なんだと思います!
まとめ:適度な運動は、回復手段になりえる。ただし、どんな怪我かにる。
最後にまとめです。自分は今回の体験で、「走って治す」ことの可能性を感じました。一般的には怪我の回復は安静が一番だと思われがちですが、症状によってはむしろ「少しずつ運動していく」ことが回復につながるようです。ただ安静にしているだけでは、回復しないものもあるようです。
上記で紹介した論文のように、重度の偏平足が少しずつのジョギングで治ったという事例もあります。もちろん重い負荷で走ったらダメですが、適度な運動が最高の回復薬になることもあります。今の自分に合った運動量を見極めて、それを実践することがとにかく重要なんだと思います!
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