2.5年の怪我を経験したら、ランに対する価値観が180度変わった
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最近の自分は「怪我するリスク」ばかり考えている。ガムシャラに挑戦できる人が羨ましい!
最近の自分の思考を改めて振り返ってみました。そう思うと、自分の思考は2.5年の怪我で大きく変わってしまった気がします。昔は全く怪我のことなど気にせず、とにかく走れるだけ走って、とにかく速く走ってました。とにかく「努力」「根性」を掲げて、ひたすら努力を積むという戦法です。根性さえあれば、怪我なんてしないと思ってましたし(笑)
昔の自分と比べると、今はかなり大人になりました。かなり怪我するリスクを考えてます。連日タイムトライアルなんて無謀なこと… と思うかもしれませんが、それでもちゃんとリスクを考えながら走ってます。11月なんて15日/150kmしか走れていませんが、昔だったら絶対に250kmとかソレ以上走っていたと思います。それを抑えられるようになったのは「怪我リスク」を常に頭においているからかと。
ある意味で大人になってしまったのかも。ガムシャラに怪我を気にせずに走れる人が本当に羨ましいです><
2.5年の怪我は、一発リセット。それまで培った筋肉も体力も全て最初から。
なぜこんなに臆病になってしまったのか。それは2.5年の怪我の代償があまりにも重すぎたからです。2.5年もまともに走れないと、筋肉も衰えるし、体力も衰えます。ソレ以前にどれだけ走り込んでいても、強制的に0に戻される感じ。
さすがにこの「強制リセット」を経験すると… 怖いんですよね。というより、これだけのマイナスを考慮すると、行動決定時の期待値計算で大きな影響を及ぼしてしまうんです。もはや走るたびに「怪我する確率」を考えてしまうレベル。それぐらい、怪我って怖いものだと身をもって体感したので。
「どんな困難/痛みも根性で乗り切る!」→「怪我するリスク/確率を考慮した、計画的な走り」への変化
昔は、どんな困難でも根性で乗り切れると思っていました。痛みなんて、我慢すれば乗り越えられる、骨さえ折れなければどうにかなるって。実際、どんなにつらい状況になっても、歩けないような状況になっても、そこから根性で這い上がったこともあったので。そういった経験が、さらに無謀な根性論を加速させました。
しかし、上記の2.5年の怪我でそれも全て変わりました。今では怪我するリスク前提でランニングの計画をつくっており、怪我をしないための対策に多くの力を注いでいます。毎日、30分以上ストレッチしているのも、そのためです。最早、怪我をするのは当たり前の話で、それをどれだけ低確率で弱い怪我に抑えられるかという思考に変わってます。
「足は消耗品」というのが今の自分の考えです。1年のうち、走れる距離/時間は決まっている。だからこそ、その有限の時間を最大限に有効活用しようというスタンスです。そのために冷静に走れる/走れないを見極めて行動する。そんな感じです。
「怪我なんて根性でどうにかなる!」といった昔の思考から180度変わってしまいました><
怪我のリスクがあるからこそ、短い時間にすべてをかける!月間15時間走行でも質の高い練習を!
ただ、別に無意味に臆病になったわけではないと思っています。目標を達成するには、最低でも2,3年必要。だからこそ、最低限2,3年は続けられるような走りにするために、こういった臆病思考になってます。
でも、こういった臆病思考も大事だと思ってます。臆病になったからといって、昔みたいな気概を失ったわけではないです。むしろ情熱は昔以上に燃え上がっています。
今の思考は「長時間走れないなら、短時間で燃焼する!!」です。長い時間走って怪我のリスクが増すのを避けます。しかし、そこで削った時間と熱意を、短い時間の走行時間に全てつぎ込む。10kmの走行時間40分に、全ての熱意をぶっこむ… そんな気持ちでいます。だからこそ、その走っている時間は絶対に誰にも負けたくない。そんな気持ちです。
上記のような考えの結果、「月間のラン時間10.3時間、調整/準備運動/クールダウン時間20時間以上」という歪な形になってしまいましたが。そこには上記のような自分の気持ちが詰まっています。短い時間に、全てをかけようという。
まあ、臆病といっても連日タイムトライアルしてるんだから、今でも「無謀」と言われそうですが(笑) 自分なりのスタイルで、怪我のリスクを考慮しながら練習(タイムトライアル)を続けていけたらと思います!
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>毎日、30分以上ストレッチしているのも、そのためです。最早、怪我をするのは当たり前の話で、それをどれだけ低確率で弱い怪我に抑えられるかという思考に変わってます。
私は走る前のストレッチはせいぜい5分程度でしたが、retu27さんの記事を読んで最低15分はかけるようにしています。ふくらはぎをできるだけ使わず太ももで走れるフォームを意識し、今日は膝を前に出すことを意識して47.7分で走りましたが、以前に比べふくらはぎへの負荷は少なくなった気がします。どこも痛くならないようになるまで、試行錯誤する必要がありそうです。
>「月間のラン時間10.3時間、調整/準備運動/クールダウン時間20時間以上」
数字だけ見ると少なそうに見えますが、内容が凄く濃いですから誰も真似できないでしょうね。
コメントありがとうございます!ふくらはぎは本当にその通りだと思います!ふくらはぎこそ一番の消耗品なので。
自分も連日走れるようにふくらはぎを使わないことを一番心がけてます!