GARMINの音楽機能付きGPS時計が続々登場!でも、これって実用的??
目次
GARMIN ForeAthlete 645に加えて、4機種に音楽機能が追加されました!
GARMINのページをチェックしてみたら、音楽機能付きGPS時計が続々と登場していました。この前までGARMIN ForeAthlete 645だけだったんですけどね。fenixシリーズが3機種音楽に対応し、さらに人気のvívoactive3にも対応し、これで5機種に音楽機能が付きました!
GARMINの音楽機能は時計自身で音楽再生できる機能です。Bluetoothで音楽を飛ばすことにより、ワイヤレスイヤホンで、音楽プレイヤーなしで音楽が聞けるわけです!音楽を聞きながら走る人にとっては有り難い機能ですね!イヤホンしながら走ると、紐が身体にあたって、全然スマートじゃないですからね!これでより快適に音楽✕ランニングが楽しめるようになったわけです。
微妙に短い再生時間。気楽に音楽を聞ける環境ではないような><
このように便利そうな音楽機能ですが、個人的にはここまで展開するのは早すぎる気がします。なぜなら、音楽機能を使うと電池の持ちが極端に落ちるからです。下のスクリーンショットは人気のvívoactive3の仕様一覧です。ここで注目すべきは電池の持ちです。
GPSモード:11時間
GPS+音楽モード:5時間
なんと、音楽を再生すると、電池の持ち時間が半分以下に落ちるのです!5時間ってちょっと微妙ですよね。フルマラソン走りきれるかどうかの微妙な時間です。人によっては厳しいですよね。自分も普段の練習で42キロ走るときは、5時間ちゃんと切れるかは微妙です。とくに音楽聞きながら気軽に走りたい場合は、5時間超えることありますし。さらに、fēnix 5S Plus に至ってはバッテリー寿命が4時間となっています。4時間って…
毎日の10kmの練習とかだったらいいんですけどね。20kmとか30kmになってくると、少し電池が不安になってきますよね。毎日充電100%にしているわけでもないですし。30kmも怖いレベル。確かにワイヤレスで音楽が聞けるのは嬉しいですが、ここまで大展開するのは早すぎるのでは?と疑問に思ってしまいます。
微妙に高い。音楽機能無しモデルとの価格差は7000円~10000円
この音楽機能ですが、実は有り/無しでモデルの選択ができます。音楽有りのモデルは一律高くっているんです。しかも、それなりの価格差です。ここでは人気のでvivoactive3の価格差を見ていきます。
こちらが、音楽無しモデルの値段です。vivoactive3は高機能ながら32000円と非常にお安くなっています!
そしてこちらが音楽有りモデル。お値段は…39630円!音楽無しモデルより7000円も高くなっています!
vivoactive3に至っては7000円程度の価格差で済んでいますが、他の機種にあたっては音楽機能有り無しで1万円程度差がついているものも多いです。1万円…。別の音楽プレイヤーが買える値段ですよね。それに対抗しての値段だと思いますが。
この価格差で純粋な機能アップなのであればいいのですが、「音楽機能をつかうとバッテリー寿命が短くなる」という今の状況だと、なかなか手を出し辛い状況な気がします。
個人的なおすすめは、SONY ヘッドホン一体型ウォークマンを使うこと!
上記のように、GARMINの音楽機能はまだ手を出し辛い状況な気がします。せめて、音楽再生時間が7時間とか8時間であれば、安心して使えそうなんですけどね。現状、音楽再生有りで7時間を超えているのはfēnix 5X Plusという11万程度する機種のみです。高すぎる…
自分のおすすめは、音楽機能は別の端末を使うことです。現状であれば、下手にGPS時計に機能集約するより、スマートである気がします。おすすめは、SONYの ヘッドホン一体型ウォークマンです。これはウォークマンがイヤホン型になっているもので、頭につけるだけで音楽が聞けます。音楽プレイヤーが内蔵されているため、イヤホンの紐に煩わされる事もありません。音楽の切り替えもワンボタンで非常に楽です。もう5年ぐらい使っていますが、未だに不満はありません。(強いていうなら、昔のモデルのほうが軽くて使いやすかったというぐらい)
確かに、GPS時計とワイヤレスイヤホンでストレスフリーに音楽が聞けたら素晴らしいですよね。でも、現状のGARMIN製品では、そこまではいっていないようです。もう1,2年様子見するのが良い気がします。洗練されてきたら、新製品を購入したいと思います!
⇒「GARMIN/GPS時計関連」カテゴリ記事一覧
その他関連カテゴリ