10km1時間20分だった運動音痴が、高負荷トレーニング/データ分析/食事管理でどこまでランニング記録が伸ばせるか挑戦!ランニングやダイエット/健康に関する知識・グッズ等についてもまとめてます!!!
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マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる! 49歳のおじさん、2度目のマラソンで2時間58分38秒 [書籍レビュー]

マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる! 49歳のおじさん、2度目のマラソンで2時間58分38秒 (ソフトバンク新書)
前回、「毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!月間たった80kmで2時間46分! 超効率的トレーニング法」という本をレビューしました。しかし、自分の主義と同じ意見の本だけ読んでも考えが凝り固まるので、逆の主張っぽい本を読んでみました。こちらもアスリート鍼灸の院長の体験談なので、出鱈目ではないはずです。

高負荷トレーニングと合わせてゆっくり走ろう!

この本のタイトルを見たときに、「ゆっくり走っているだけでサブ3は無理でしょう」と思ったわけですが、その通りでして。著者が言いたいのは「ゆっくり走るだけでサブ3」ではなく、「高負荷のポイント練習と合わせて、ガス抜きのためにゆっくり走ることでサブ3は達成できる」と言っているだけです。ゆっくり走るだけではそれは無理ですよね・・・

自分を追い込みすぎて故障する人が多い!

アスリート鍼灸にくる方の中で、高負荷トレーニングばかりやすぎて脚を故障してくる人が非常に多いんだそうです(耳が痛い・・・)。走っていると、どうしても速度を出さないと気が済まない人たちがいるんだとか(自分だ)高負荷トレーニングばかりですと、脚にどんどん披露やストレスがたまっていき、どこかにガタがきて、長期間走れなくなったりするそうです。また、高負荷トレーニングばかりして、ストレッチなどがおろそかになったりもするそうです。自分も同様なパターンで、腸脛靭帯炎をやっているので、まさにその通りですね。(耳が痛すぎる・・・)

ポイント練習とゆっくりジョギングを1:2の割合で行おう!

では故障ばかりするのならば、高負荷トレーニングをやめるべきなのか。そうではなくて、著者はゆっくりジョギングを導入することにより、脚を回復させると述べています。具体的にはポイント練習(高負荷)の2倍の距離をガス抜きとして、ゆっくり走ると良いみたいです。ゆっくり走ることで高負荷トレーニングでたまった老廃物を血流で流すことができるそうで。何もしないで休息するよりも、走ったほうが回復するみたいです。川内選手も5,600km/月程度走っているみたいですが、平日はジョギング程度のスピード(ガス抜き)であり、1:2ぐらいの割合でないかとのことです。

ポイント練習は週1で十分

上記のように、ポイント練習をしたらその2倍の距離をガス抜きとして走るのが良いということですが、だとしたら時間にするとガス抜きに7,80%程度の時間を使うということですよね。。だとすると、ポイント練習があまりできないと思うのですが、著者はポイント練習は週1程度で十分とおっしゃっております。実際この練習で速くなった人の体験談が4名ほど綴られております。

感想

・高負荷トレーニングばかりだと脚が故障しやすいというのはもっともです。またそういう人が多いというのも納得です。焦ると高負荷トレーニングにはしりやすいですからね。(自分みたいに・・・><)
・ゆっくり走ることで脚を癒すというのはなんとなくは納得です。ただ自分はストレッチだったり、温泉入ったりで十分だと思いますし、あまりに長距離走ると逆に脚が披露するかと思ってます。
・ポイント練習週1は少ない気がしますが・・・それでも十分なんでしょうか。少なすぎる気がします。

というわけで、自分の主義と反対のタイトルの本を読んでみましたが、内容としてはまっとうだと思います。自分との違いは、ガス抜きのためにゆっくり走るか、ストレッチなどその他の方法で癒すかの違いだとも言えます。
でも、高負荷トレーニングを自分は4,5回/週やっていますので、そこは大きく違いますね。これで故障したら、自分のやり方が間違っているということだと思います。


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コメント: 2 件の意見
  • says:

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    この本、僕も読みました。切り口が一風変わってて面白かったです。
    れつさんのおっしゃるとおり、作者は「市民ランナーレベルであれば、ポイント練習は週1回程度でいいんだよ(その代わり「死ぬほど追い込め」)」と言いたいんだと思いました。
    しかしまぁランニング関係の本って、真逆の主張や理論がいろいろあって、何が正しいのか良くわかりませんね(笑)

  • れつ says:

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    雲さん、コメントありがとうございます。
    確かに、ジョギングをトレーニングというより、回復という扱いにしてるのは少しビックリしました。確かに、別の本と真逆の主張だったりして、どちらが正しいかわからなくなりますよね><
    そのため今後は、複数人を対象でちゃんと測定をして数字で結果を出しているマラソン関連の研究論文を今後は紹介していこうと思います。少なくとも、個人の体験談よりは信頼性のあるデータだとは思いますので。よかったらそちらも見てくださいませ。


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