安静療法/足に負担のないクッション性の高いシューズは絶対正ではないことにようやく気付いた
ランニングリハビリ記録です。仕事が忙しく、平日間は走れていませんが、翌日仕事のない金曜日や土日はできる限り走るようにしてます。それによって思うこと。やっぱり足は動かすことで具合がよくなるということ。とにかく無理をしてしまう自分としては、「安静療法=最後の手段かつ安全に治療する手段」と考えていました。とにかく走って成長したく、全く走らないというのはとにかく嫌なのですが、それでもこの安静療法を使えば安全に安定に怪我は治ると思っていたんです。しかし・・・現実は違いました。
目次
足は使わないと退化していく。完全な安静療法の行く先は「歩けない身体」?
自分はこちらの記事にあるとおり、3か月以上片手松葉を使って完全な安静療法を心がけていました。しかし、それによってもたらされたのは、「歩けなくなるリスク」でした。確かに、安静にすることで怪我は治っていたのかもしれません。ただ、完全に足を使わなくなったことで、足が退化しはじめたんです。
宇宙にいった飛行士がひさびさに地球にきて歩くのも大変そう・・・ってことありますよね。筋肉が退化して。そんな感じなんです。やっぱり、何も使わなかったり、極度に使わないようにしすぎるのも、一時的には良いと思うのですが、長期的には身体に害をもたらすんです。というより、安静療法が絶対的な正解であれば、運動も全くしてないメタボなおじさん達が健康ということになると思いますので・・・やはり適度に身体を動かすのが一番いいんだと思います。
「足に負担がかからないクッション性の高いシューズ≠足を回復させるシューズ」
もう一つが足に負担がないシューズのこと。自分は怪我をしてから、シューズを履くようにしていました。走っていない時の話ですが。ビジネスシューズも負担が大きいのでやめて、リーボックのクラウドライドDMXを使うようにしていました。こちらのシューズ、とにかく雲の上を歩いているようで、足に全く負担がないんです。
ということで、このような「足に負担がかからないクッション性の高いシューズ」ばかり履いていたわけですが・・・そうすると普通のシューズをはくと、極端に足が痛くなったりするんですよね。自分はこれは「あ、足がまだ全然治っていないから痛いんだ」と思っていました。でも実際は少し違ったようで。クッション性が高いシューズをはくことで、「足が筋肉も使わずに歩ける状態」に慣れてしまい、足が退化してしまったようなんです。だから、普通のシューズを履いたら、筋肉が足りずに「痛い」となっていた。そうなっていた可能性が高いです。まだリハビリ中なのでかんぜんにそうとは言い切れません。しかし、普通のシューズ、むしろクッション性がほとんどないビジネスシューズに戻してから痛みがなくなりましたので、その可能性が非常に高いと思っています。
まとめ:完全な休足は毒になることも!足には適度のストレスを!
まとめです、今回の自分の体験のように、完全な安静療法が安定的な回復をもたらすとは言えない面もあるようです。怪我の治療としては周波治療器だったり色んなものがありますが、それぞれリスクがあります。その中で安静療法というのは回復は遅いかもしれないけど、安定的に回復できる手法だと考えていました。しかし、今回の体験で、安静療法にもリスクはあるということに気づけました。
足にはある程度のストレスというか負担を与えるのがいいのかもしれません。何も負担のないのが一番いいなら、運動しない人が一番健康ということになってしまいますからね。ということで、怪我中にもある程度の足の負担は必要というお話でした。
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