毎日走っていると、交通事故にあう確率が飛躍的に上昇!10000分の1の稀な現象さえ、98.7%の確率で発生!
自分は日光が苦手なのもあって、夜走ること多いです。というより、毎日夜に走っているといっていいぐらいです。そんな中、多いのが信号無視です。深夜になると車が少なくなるので、信号を待っても意味がないように思えるのは分かります。しかし、自分の安全のためにも、やはり信号は守ったほうがいいのではと思ったりします。
なぜなら、毎日走っている時点で、他の人より交通事故にあう確率が飛躍的に上昇しているからです!また、毎日走っていると、超稀な現象にもいつかはあってしまうと言えるからです!それについて解説します。
目次
ランナーは一般の人に比べて、道路の危ない状況に晒されている時間が長い!
まず一つ目に言えるのが、ランナーは普通の人に比べて異常に道路に面している時間が長いということです。普通の人は、1日7500歩ぐらいしか歩いておらず、距離にすると4.5~5.5キロぐらいしか歩いてません。その中でも道路で歩いているのはその半分の2kmぐらいでしょう(長くみても)
しかし、ランナーはそれに増して1日10km走ったりします。つまり、1日12kmぐらい道路に晒されている人もけっこういるはずです。こうなってくると、普通の人の6倍ぐらい道路に晒されている時間が長いのです!こうなってくると、交通事故のリスクももちろん6倍になります。この危険性をまず認識すべきだと思います。
ランナーは速いため、自動車運転者が認識しにくい!
第二に、ランナーは一般の人と比べて速すぎるのです。速い人だと自転車と同じ、時速14キロ~16キロぐらいで走行してしまうと思います(自分もですが)そうなってくると、急激に交通事故のリスクが高まると思います。
なぜなら、自動車運転手は感覚的に人は速くても時速10か12キロぐらいでしか、走行してこないと思っているからです。それは、普段運転していて、それぐらいが普通だと思っているからかは分かりません。ただ、個人的に時速14キロ以上で走ると、ほぼ認識されていないと感じます。なので、こちらがスピードをおとして、青信号でも注意する必要があると考えてます。
自動車運転者からすと、猫が急に飛び出してきた感じだと思うんですよね、、とにかく、ランナーのスピードは事故のリスクを急激に高めていると思います。
超稀な現象も、長年毎日走るとほぼ確実に発生する!
上記のように考えると同時に、一番重要なのがランナーは毎日、あるいはそれ相当の頻度で走り続けるということが一番のリスクです。ランナーが1日だけ走るのなら、大したリスクにはならないはずです。しかし、毎日長年走っていると、急激にリスクが高まってきます。
例えば、普通の人が1000日に1回しか起きないような現象を考えます。例えると、青信号なのに車がつっこんでくるような確率ではないでしょうか。すると、この現象が毎日走っているランナーに起こる確率は下記の式で表せます。
現象発生確率 = 1-(999/1000)^(365*年数*6)
この式は、ランナーが普通の人の6倍道路に面しているものとして、毎日走った時に1000分の1に事故に一回でもあう確率を示したものです。これに、年数=1をあてはめると下記のようになります。
現象発生確率 = 1-(999/1000)^(365*6) = 88%!
1000分の1の稀な現象でさえ、1年走り続けただけでほぼ発生してしまうことを意味しています!では、10000回に一回の現象はどうでしょうか。例えると、車が人につっこんでくるぐらいのかなり危ない現象かと思われます。その式は、
現象発生確率 = 1-(9999/10000)^(365*年数*6)
であらわせますので、例えば20年間走り続けたとすると、、、
現象発生確率 = 1-(9999/10000)^(365*20*6) = 98.7%!
98.7%です。これはほぼ確実におこるといっていいのではないでしょうか。しかも、これは上記のランナーが高速で走っているリスクを加味していません。そう考えると、普通の人より交通事故のリスクが高いと言えるかと思います。
まとめ:車はこちらに突っ込んでくると想定して走ろう!少なくとも、交通ルールは守ろう!
結論ですが、ランナーはふつうの人より、長い時間道路に面しています。その分交通事故のリスクが大きいです。また、高速で走っているため、そのリスクはさらに増大します。
そんな中で、長年毎日続けて走っていたら、、、10000分の1でしか起こらないような現象もいつかは確実に発生するんです!こういったリスクを認識することがとにかく大事です!車はこっちにむかってくるぐらいの意識でいること、特に交通ルールは必ず守って自分の身を守ることが重要だと思います!
「大丈夫だろう」を永遠と続けると、いつかは事故ると思います。そうしたら、足がやられて、ランナー人生終わりかもしれません。そのリスクを考えて、安全を意識して走りましょう!
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