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玄米および白米がマウスの成長と体力に及ぼす影響 (これが鉄分/ビタミンBの力!お玄米食べろ!) [論文解説]

人間の話ではないですが、マウス実験で面白い結果の論文があったので紹介します。
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//玄米および白米がマウスの成長と体力に及ぼす影響(CiNii 論文PDF – オープンアクセスで見れます)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000055419/

研究結論概要

・白米を食べさせたマウスより、玄米を食べさせたマウスのほうが2倍ほどトレッドミル運動ができた!
– ビタミンBの影響か?

研究目的:玄米と白米って本当に差があるの?

良く、白米よりも玄米のほうが栄養があるって聞きますよね。実際に白米は玄米より、鉄分やビタミンB,脂質が1/2~2/3程度しか含まれていないそうです。でも、実際この2つの差で、パフォーマンスはでるのでしょうか?というのが研究目的。

研究方法:A群玄米とB群白米でマウスを育てる

研究方法は簡単で、玄米を食べさせるマウス(A群)と白米を食べさせるマウス(B群)で分けて、パフォーマンスに差がでるか実験します。このとき、穀類だけではタンパク質不足になるため、それに加えて凍り豆腐などを付加した群もつくります。(凍り豆腐にビタミンBは含まれません)そして、このマウス達に運動させたり、血液検査をして差を調べます。

研究結果:A群玄米組のほうが長く運動できた!

・結果として、玄米を食べた群のほうが、2倍から1.3倍程度長くトレッドミル運動ができたとのことです。(統計的有意差はでていませんが)(玄米組が120分運動可能で、白米組が60分程度だったとのこと)
・そして体重が違いました。白米群より、玄米群のほうが体重が増えたそうです。また、凍り豆腐をまぜた群は特に体重の伸びがよかったそうです。

考察/補足

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・これは鉄分/ビタミンBの摂取によるパフォーマンス差なのではないのでしょうか。ただ、これは極限的な状態であり、人間でここまで差がでることはないと思います。(白米だけ食べてる人間がいたら、怖すぎです。どこからかビタミンBは少なくとも摂取してるはずです。)
・どちらにせよ、ビタミンB/鉄分がどれほど重要かを示す結果なのではないのでしょか。エネルギー(カロリー)学は炭水化物やタンパク質など、3大栄養素だけでなりたっていますが、それだけでは走れないことを示しているのかと思います。
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