ターサージール6を10グラム程度軽量化!142.8グラムの超速ターサージール完成!
前回の記事で、ターサージール6を構成ごとに分解して、各要素がどれぐらいの重さがあるのかを調査してみました。今回はその結果を踏まえた上で、ターサージール6から不要な部分を削ぎ落としていって、軽量化をしていきます!
最終的には10g程度の軽量化をすることができました!参考になるかわかりませんが、その軽量化の施策をまとめておきます!
一応、さすがに今回の軽量化ではソール部分はいじくりませんでした。そこを軽量化してしまうと、まともにクッショニングしなくなる可能性あるので><
目次
靴紐の入れ替え:2グラム軽量化
まずはシューズの靴紐部分ですね。ターサージールの靴紐って重いんです。片側4.6グラムもあるんです!これはかなり重いほう。
これに対して、別の軽量シューズからとってきた靴紐は2.6グラムしかありませんでした。コチラ最低限の長さしかないものですね。でも、これに変えるだけで2グラムの軽量化が実現出来ます!たったこれだけで!
インソール入れ替え:1.5グラム軽量化
次ににインソールです。これも簡単です。ターサージール6のインソールは入れ替えが効くので、一番軽いインソールと入れ替えることにしました。
これに対して、使い古してきた一番軽いインソールは14.8グラムでした。これに変えるだけで1.5グラムの軽量化実現です!クッション性はほんのすこし落ちそうですが、まあ大丈夫でしょう^^
アッパーの靴紐サポート部分のクッション除去:3グラム軽量化
ここからは少しややこしくなります。ターサージールのアッパーの靴紐サポート部分は全体で7グラムぐらいの重さがあります。ちょっと無駄に重いですよね、、、
なぜこんなに重いかというと、スポンジが入っているからです。ということで、スポンジ部分3グラムを取り除いてみました。これは、縫い合わせていた糸を一本一本解いていけば、スポンジ部分が取れるようになっています。慣れるために、練習用のシューズで除去手術の訓練をしてからやりました!
取り除いた後のシューズはこんな感じです。他の軽量シューズのようにペラペラの形式になりました。でも、激しい道を走るわけではないので、平らな道を走るのであれば、これだけでも十分かと。
踵部分のサポート除去:3.5グラム軽量化
ここが一番ややこしい部分ですね。先程の記事に書いたとおり、ターサージール6のかかと周辺の部分は特に重くなっています。
この部分、縫い目を解いていくと、中に厚紙が入っていることがわかります。これをうまく取り除けば、これだけで3.5グラム程度軽量化できます。もっと軽くもできますが、あまり切りすぎるとフニャフニャになるので、これぐらいにしました。
これ、、、簡単に言っていますが、かなり大変です。粘着剤が厚紙にビッチリ付いているので、ドライヤーなどを使って丁寧にそれを剥がしていって、切断する必要があるからです。片側1足で1時間以上はかかります、、、
142.8グラムの超速ターサージール完成!
そんな苦労を積み重ねて、10グラム程度の軽量化に成功したターサージール6が出来上がりました!もとのシューズは152グラム程度あったので、9グラム~10グラム程度の削減になりました!
実際これで走ってみた結果、、、ものすごい軽さを感じました!ターサージールのレベルを超えた、軽量化シューズになりました!ソーティ並の軽さなのに、ターサージールのクッション性もある、、、素晴らしいシューズになりました!
ただ、後ろの厚紙を切ってしまったので、シューズの対する捻りに対してめちゃくちゃ弱くなっています。真っすぐ走っている分にはいいのですが、折返し地点とかで急に曲がるときに、かなりの危うさを感じました。まあ、壊れるってほどではないですが、、、
とりあえず、さすがにフルマラソンでは使う予定はないです。とにかく10kmのタイムを出すために特化した中距離用シューズとして使っていきたいと思っています!!
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