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やっぱり最大心拍数196はおかしい… 光学式心拍計の誤差問題まとめ!

ずっと最大心拍数192だった自分が、最大心拍数194とか196とか連発している件…

自分は、コチラの記事にあるように心拍数を重要視した、高負荷トレーニングをしております。なので、「正確な心拍数」をメチャクチャ重要視しています。少しでも正確な心拍数がほしいため、専門メーカーであるGarminのGPS時計を使用しています。
 
しかし… 最近この心拍数が微妙におかしい気がするんです。全体的にはそんなおかしな心拍の動きはしていないのですが、最大心拍数を見ると少し疑問が生じます。自分の最大心拍数は192なのですが… 最近、194とか196とか連発しているんですね。かなり心臓に負荷をかける走り方をしているんで、ある程度はわかるのですが。でも196はおかしな数字です。夏で気温が高く、心拍が高くでやすいのかなと思っていたのですが… ちょっと、「光学式心拍計」に正確性に疑いが生じてきました。

↓こんな感じで196とかが記録されてしまう

 

夏だからといって、最大心拍数は上がらないらしい。心拍数は上がりやすくなるけど

ちょっと前に自分は、「夏だから最大心拍数が上昇しているので、サマー心拍数を導入するよ」と言いました。このおかしな数字は夏の気温のせいだと思ってたからです。実際、身体の心拍数は異常に上がりやすいので。
 
しかし、ちゃんと調べてみると「夏だからといって、最大心拍数は上昇しない」らしいです。発汗や体温維持など、冬には必要ないところにエネルギーが使われるため、心拍数は上がりやすくなるらしいですが。だからといって最大心拍数が伸びるわけでなく、夏はそもそものランニング能力である最大酸素摂取量が落ちるというのが結論らしいです。自分は過去に胸ベルト式でも夏に何回かおかしな心拍数(200超)になっていたので、勘違いしていましたが。。
 
つまり、上限が上がるわけではないと… じゃあ最大心拍数196はなんなんだって話になります。

 

光学式心拍計は、激しい運動時に誤差が激しくなる

色々ちゃんと調べると、光学式心拍計の常識として「激しい運動時は光学式心拍計の精度が低下する」というのがあるようです。SUUNTOのページにも下記のように、激しい運動時は正確じゃなくなるよと書かれています。

というのも、光学式心拍計はGarminのコチラの解説動画でもいっているように、腕に光をあてて、それによって血液中のヘモグロビンの量を観察しているからです。激しい動きになると、光がどうしてもズレてしまい、正確にヘモグロビン量を推定できなくなってしまうんですね… ><

たぶん心拍数190を超えたあたりから、ほとんど誤差の範疇にあるのでは?

上記の考え方からいくと、心拍数190を超えたあたりの激しい運動から、心拍数計測の精度が極端に悪くなっているんじゃないかという推測ができます。実際、下記の実際の心拍数のグラフを見ても、最後の伸びがおかしいですからね。。。ラストスパートかけているのは分かりますが、心拍あがりすぎ。

また、光学式心拍計の正確性について、SUUNTOは下記のように結論付けているようです。

つまり信頼区間90%にしても、上下5%の誤差の分布グラフにしか収束しないよって事ですね。5%というと、190*0.05=9.5 なので、心拍数が190のときは180~200までの数値で出る可能性があるよって言っているわけです。しかも、10%の確率でこの範囲を超えると、、、それはさすがにダメでしょ!!ズレすぎて使い物にならないです。

とりあえず、「心拍数185ぐらいまでは正確だけど、それ以降はかなりブレてる」というのが正解なのかもしれません。体感的にもそんな感じ、、、

だからといって、胸ベルト式心拍計には戻れず… 光学式心拍計と上手く共存するしかない><

上記のように光学式心拍計はやはり正確性にかけるようです。結構時間がたってきたので精度高まっているかと思っていたのですが、そもそもの光学式の測定誤差の問題は解決されないので、補正をかけてもこの問題は少なからず残るようです。。
 
では、正確な胸ベルト式心拍計に戻るかと言われると、厳しいんですよね。コチラの記事にも書きましたが、もうこのリスト型心拍計に慣れてしまっており、今さら胸ベルトを付けるのは負担が大きすぎるんですよね、、、。

ということで、この誤差があるの前提で光学式心拍計と付き合っていくしかないようです、、、うーん。最大心拍数が192とわかっているのに、GARMIN時計には196と登録しなければならない違和感… 。運動強度計算もかなり狂うので嫌なのですが、仕方ないですね><

とりあえず自分は最大心拍数196なのだと思って、GARMIN時計と一緒にトレーニングに励みます><


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