ランナーは強靭なGRIT(やり抜く力)を持っている!ランニングは人生の修行だ!!
目次
成功のために必要なGRIT(やり抜く力)!
前回の記事で、GRITという考え方の簡単な解説をしました。GRITとは日本語でいうと「やり抜く力」のことを意味します。何か一つのことをやり切る力です。スポーツであれ、学問であれ、そういった「やり抜く力」というのは物凄く重要な力です。成功者が共通して持っている能力とも言われており、このGRIT(やり抜く力)を重視して採用を行う先進的な企業も多いんだそうです。
やっぱり人によって、やり抜く力って違いますよね。すぐ諦める人も多くいるし、永遠と諦めずに続けるような人もわずかにいます。その僅かながらに「困難があっても最後までやり抜く人」がすごく貴重な存在なんだそうです。
このGRIT(やり抜く力)という考えの教科書とも言える、「GRIT やり抜く力」で気になる記述があったんです。ものすごくランナーと関連のあるお話です。
GRIT(やり抜く力)はランナーと強い関連あり?トレッドミルでどれだけ走れたかで、その後の人生の幸せさが変わるそうです!
「GRIT やり抜く力」で、ある実験の話が書かれていました。それは1940年に若い大学生を対象に、おこなわれた実験です。その実験とは「トレッドミルを走ること」です。この設定は非常にきつくなっており、勾配もすごくて、スピードもかなりのものだった様子。このトレッドミルで出来るだけ長く走ることが学生に与えられた使命です。平均持ちこたえ時間は4分となっていたそうです。。それだけキツかったんですね。物理的にも精神的にもダメージをくらうような設定になっていたようです。
そして、この実験では体格や基礎体力も考慮して、その人にあった「キツイ状態」を作り出して実験をしたそうです。体力差は織り込んだ上で、「どれだけ極限状態で頑張れるか」を測定したわけですね。純粋にどれだけ踏ん張れるかを評価したわけです。そして、時は経って数十年後、、、学生が60代になった時に追跡調査をおこなったようです。その調査は「その後、どのような生活をして、背幸せに暮らせたか」といったものです。昇進や疾病状況、社会的活動など総合評価したわけです。そのうえで分かったことは、、、学生のときに実験で長く走れた人は幸せに暮らせていた率が高かったそうです。「学生のときに踏ん張れた走行時間」と「その後、40年ぐらいの幸せ度合い」に強い相関があったわけです!
つまり、「努力ができる人は、幸せに暮らせる可能性が高い」といえます。さらに、GRIT(やり抜く力)と走行時間に強い相関があるとも言えるわけです!トレッドミルの走行距離、、、まさにランナーの話ですよね。特に自分は衝撃を受けました。自分は走り始めた頃から、とにかく心拍を185以上にして、運動強度を90%以上にしてトレーニングする高負荷トレーニングを重視してきました。よく考えると、、、この後負荷トレーニングってまさに上記の「高負荷トレッドミル」と一緒だったんです!
ランニングのトレーニングは人生を幸せにするための修行!?
「高負荷な状態でどれだけ頑張れるか」その力を身につければ、大概のことはヘッチャラになりますよね。大概のことが楽勝になれば、人生も幸せに暮らせますよね。ちょっとしたことじゃ、ストレスを感じなくなる。生きていくのがグンと楽になります。
ちょっと飛躍して言ってみれば、ランニング・トレーニングは人生の修行でもあると言えるわけです!(飛躍しすぎだけど、そういった面はあるはず、、、)
GRIT(やり抜く力)とは、人生というマラソンを走り抜くためのコツ!
そもそもですが、GRIT(やり抜く力)はマラソンに例えられることが多いです。GRIT(やり抜く力)は短距離走ではないです。長期的でも、諦めずに走り抜けく力、まさにマラソン的な力のことなんです。
そして、人生という超長期的なマラソンを走り抜くための力が、GRIT(やり抜く力)とも言われています。それほどまでに、GRIT(やり抜く力)とマラソンは関連性が高いんですね。行動的にも心理的にもすごく似ているんです。
個人的な考えですが、ランナーは絶対に高いGRIT(やり抜く力)を持っていると思います。でなければ、わざわざ辛い運動なんてする必要ないですからね。強いGRIT(やり抜く力)を持つ人がマラソンに挑戦するだろうし、またランニングで鍛錬をつめば強いGRIT力を身につけられるはずです!
ランニングに励んで、GRIT力を上げ、人生を強く楽しく過ごせるように頑張りましょう!
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