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GARMIN時計用アプリ作成して感じた事!最高の開発者とは「最高の利用者」になることだ!

自分専用GARMIN時計アプリを作ってみた!シミュレーター上は何も問題ないけど…

前回記事にしたとおり、久しぶりに自分専用のGARMINアプリを作成してみました!このアプリはここ二ヶ月くらい自分が、本気で10kmを走り続けてきて、必要だと思ったことを詰め込んだ自信作です!見た目もキレイで気に入ってました!PCのシミュレーター上はキレイに見えるし、全く問題なかったのです!
 
しかし、実際このアプリを時計にインストールして、使ってみたところ… ちょっと問題があったんです。実際走ってみると、作っていた時には気づかなかったことが色々と見えてきたんです。その自分の体験を踏まえた上で、修正をおこなった結果… じぶんも満足いく最高のアプリをつくることが出来ました!今回はこのことについて、詳しく語らさせて頂きます><

実際に使ってみると問題が!暗闇の中で一瞬で認識させるためには工夫が必要!

上記アプリは、「青色=速度」「赤色=心拍数」「緑色=ピッチ」の推移を表しています。複数のグラフを同一のチャートで表現することにより、狭い範囲でたくさんの情報を表せるようにしているわけです!色で区別することにより、パッと見で速度や心拍数の推移がわかるようにしているわけです!
 
しかし、実際に自分が使ってみると「色の区別がつきにくい」事に気づきました。実際に夜にこのアプリを起動してみると… GARMIN時計が節電仕様になっているのもあって、色の区別がパッと見だとつかないんです。「青と赤と緑なんて、特徴のある色ならさすがに分かるでしょ」と思うかもしれませんが、実際に暗闇で使うとパッと見だとわかりにくいんです。もちろん2,3秒見れば判別つきますが、走っている最中には瞬時に判断できないといけないんですよね。だとすると、コレじゃダメだったんです。
 
そのため、もっと分かりやすい色分けはないかとか、区別の仕方はないのかとか色々模索しみてたんです>< 最終的には以下のような配色と区別になりました!色を変えるとともに、線の太さも変えて見たんです!

実際に走っている「ランナー」じゃないと分からない「優先度」がある!

上記の色分けや線の太さの分け方には「ランナーだからこその表示優先度」がつまっています。上記グラフで表示しているのは「速度」「心拍数」「ピッチ」の3つです。この中であれば、普通は「速度」が最優先になるはず。なので、とにかく「速度」が目立つようにしなければいけないんです。その次は「心拍数」「ピッチ」という優先順だと自分は判断しました。ピッチはあくまで補助的な値ですからね。
 
そう考えると、、「ピッチ」は一番細い線で構わないはず。ただ細い線で薄い色だと見えないので、ピッチは黒色としました。そして次に心拍数。線は太めです。線が太いと、細かい動きが見えにくくなり、逆に見にくくなります。しかし、心拍数は動きがゆるいので大体の動きがわかれば良いと判断したため、ちょっと太めでボヤッと見えるオレンジ色で表現しました。

最後に一番重要な「速度」これは、とにかく目立つように「一番上」に描くようにして、一番動きが見やすい丁度よい太さで表現するようにしました。色的にも青色で、他の色と区分けができるようにしてみました!

このように、開発者から見るとただ「数値3つ」でも、利用者からすると明確な「優先度」があったりします。それにより、同表示するかも変わってきます。このような色分けや線の太さ分けは、実際に利用者にならないと絶対にわからないことです!自分自身が最高にこのアプリを使う利用者だからこそ、こういった部分まで配慮して作れているわけです!

「最高の利用者」にならないければ、「最高の開発者」にはなれない!

今回の体験から、実際の利用者になることの重要性を痛感させられました。上記のような優先度の考え方による色分け/区分けなどは実際に自分が利用者となって使ってみないと、絶対にわからないことです!そのため、良いアプリになるためには、そのアプリを最大限に活用する「最高の利用者」にならなければならないと強く感じました。
 
幸い、ランニングに関しては自分自身が最高の利用者になれています!自分が走るからこそ分かる細かい要望なども浮かんできます。例えば数値の表示順だけでも、見やすさが大きく変わってくることも理解しています。自分自信が本気でランニングしているからです!このような「最高の利用者」であリ続けることで、今後も良いアプリやツールが作れるのではと思っています!!
(今回紹介したアプリはもう少し整えてから、公開するつもりです!)


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