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カフェインの効果、問題点まとめ!うまく使えば運動能力向上に!

前回の記事で、ドーピングにはどんな種類の方法があるかをまとめました。その中で、アンフェタミンなどの覚醒剤が運動能力向上につながるというお話をしました。この覚醒剤ですが、実は軽い物なら簡単に摂取する方法があるのです。それが、カフェインですね。カフェインは弱い覚醒剤といっていいほど、強い覚醒作用などを効果を発揮します。
もちろん、その分、悪影響も多々あります。ただ、このカフェインをうまくつかっていくことで、パフォーマンスの向上をはかれる可能性があるんです!そこで、このカフェインのメリットとデメリットを知り、どんなものにどれぐらいカフェインが含まれているかを知って、上図にカフェインをコントロールできるように、この記事でカフェインに関する情報をまとめてみました!
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カフェインの効果:覚醒作用

これこそコーヒーの第一の効果になりますが、カフェインには覚醒作用があります。覚醒作用とは眠気をすっとばして、集中力をあげるような効果のことです。コーヒーを飲むと自然と元気になりますよね。これは、脳内で身体の休息を促すアデノシンという物質が、カフェインと結合してその意味を一時的に失うためとのことです。つまり、身体が休もうという命令を全身に流しているところを、無理やりとめて元気にするわけです。そのやり方は賛否両論ですが、どちらにせよ、一時的にでも身体が覚醒するということには変わりないです。「弱い覚醒剤」と言っても良いぐらい、その効果は絶大です。
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カフェインの効果:脂肪燃焼速度向上

カフェインのもう1つ大きな効果として、脂肪燃焼速度向上があるそうです。もっとちゃんと言うと、脂肪の遊離速度を向上させて、糖にしてエネルギーに使えるようにする速度が高まるそうです。体内にある体脂肪はいつかエネルギーとして使用できるようにため込まれているものです。そして、これらのエネルギーは体内の糖分がなくなったり、運動で必要な場合に少しずつ遊離して使用されていきます。ただ、この遊離速度がそこまで速くないため、脂肪のエネルギー変換速度はかなり遅いため、アスリートの本気のレースなどではあまり使われなかったりします。(本気で走ると糖分自身が使われ、ゆっくり走ると体脂肪が使われやすくなります)
しかし、このカフェインを飲むと、脂肪の遊離速度が増し、素早くエネルギーとして使える糖分に変換されるようです!これもあってか、下記の運動能力向上効果があらわれるようです。
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カフェインの効果:運動能力向上

これは上記の覚醒作用と脂肪燃焼速度の上昇からくる効果になるかと思います。コチラの英語のページなどにもありますが、カフェインを摂取すると自転車やマラソン競技でパフォーマンスが向上するという結果が示されています。こちらのページの結果では、4%も速度が上昇するという結果がみられたそうです!すごい!実際、こちらのページでも書いたように、カフェインは昔はドーピングの検査対象になっていたみたいです(今は除外されたようですが)。でもそれぐらい、カフェインのパフォーマンス向上効果は認められているってことなんですね、、
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カフェインの効果:強心作用

これは上記の覚醒作用や運動能力向上と関係あるのかもしれませんが、カフェインには心臓の動きを強くして、しっかりと働けるようにする作用があるとのことです。
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カフェインの副作用/問題点

カフェインの問題点:疲労が回復しているわけではない!疲労を先延ばししているだけ!

こちらの記事でも書きましたが、カフェインというのは疲労に対して、対処療法でしかないんです。つまり、今現在の疲労を一時的に消して、より疲労をため込んでいるだけなんです。上記でも説明した通り、カフェインはアデノシン受容体とくっついて、疑似的に回復を促進する物質を消しているだけなんです。なので、身体が回復したいと言っているところを、無理やり止めているだけなんです。
ですので、そんなことを続けていたら、、、身体が壊れてしまうのはわかりますよね。なので、カフェインはここぞという時に使用して、継続的には使用しないようにするのが一番望ましいのです。
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カフェインの問題点:眩暈/動悸

カフェインを飲んでいて、このような症状があらわれる方も多いと思います。自分もそうです。カフェインを飲むと、眩暈や動悸がすることがあります。これは、上記の覚醒作用が効きすぎているところから発生しているのかと思われます。特に量が多かったりすると、こうなってしまうことが多いですよね。
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カフェインの問題点:利尿効果

これは、コーヒーは水分補給にはならないそうです。マラソンをやっているランナーにとって、利尿効果はちょっと嫌ですよね。マラソンではどれだけうまく体内水分量をたもって運動を続けられるかが重要になってきます。それが、カフェインを飲むことで水分が失われやすくなってしまったら、、、困りますよね。なので、カフェインを摂取するにしても、飲む過ぎずに適量の摂取が重要になてくるんです。
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カフェインの問題点:耐性

よくコーヒーを飲んでも、何も変わらない、何も効かないといっている方いますよね。そういった方って、水のようにコーヒーを毎日飲んでいる人だったりします。カフェインはある程度摂取してしまうと、耐性ができて、あまり効かなくなってくるそうです。しかし、だからといって、それに逆らって大量のカフェインを摂取してしまうと問題が発生します。そういったときは、少しコーヒーを飲まないように間を開けるとよいみたいです。
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カフェインを含むものと含有量一覧

上記のような効果のあるカフェインですが、各飲食物にどれぐらいのカフェインが含まれているかをしらべてみました。これをもとに、カフェイン量をコントロールして、有効活用して頂ければ良いかと思います。

飲食物 含有量(mg)
コーヒー(100ml) 40
ドリップコーヒー(100ml) 90
缶コーヒー一本 50~150
コーラ(1本、350ml) 35
ユンケル、リポビタンD類 50
モンスターエナジー(1本) 140~160
緑茶(100ml) 20
レッドブル(1本,250ml) 80
デカビタC 20
ウーロン茶(500mlペットボトル) 100
紅茶(500mlペットボトル) 80
強強打破 150
キューピーコーワゴールドαプラス(1錠) 50
エスタロンモカ(1錠) 100

カフェイン入りの補給食もでています!

このようなカフェインの効果に注目が集まっており、補給食の中にもカフェインを少し含めているものもでてきています。糖分を補給しょながら、カフェインも体内にいれこむことで、パフォーマンスが向上するなら一石二鳥ですよね。
こちらは、有名なshotzのカフェイン入りのタイプです。味も数種類揃っているみたいで、良いですね!

こちらは、パワージェルのカフェイン入りのものです。

ということで、カフェインはもっとも身近にあるものすごい効果を持った薬品といえるかと思います。使い方がよければ、パフォーマンス向上につながりますし、逆に悪ければ覚せい剤並みの悪影響をもたらす可能性もあります。ちゃんと使用料を意識して、コントロールしながら使っていきましょう!


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