「早いもの順」でなく「速いもの順」!NIKEの転売対策が最高すぎる!
人気ランニングシューズの問題
最近、NIKEシューズを中心としてランニングシューズの売り切れ続出が目立っています。厚底シューズが人気となり、NIKEのナイキ ズーム ヴェイパーフライやアシックスのMETARIDEなどが販売された途端に売り切れ続出になっています。
人気なのは良いのですが・・・単純にランナー需要が高いからではありません。このようなシューズが売り切れ続出、価格高騰しているのは、転売している人(転売ヤー)がたくさんいるからです!ネットではこのような人気シューズが2倍以上の値段で販売されていたりしてます。3万円の定価品が、6万円で販売されていたりしているんです!
ランニングシューズの転売は致命的な問題!
このような、転売問題。どんなモノでも問題なのですが、特にランニングシューズでは致命的な問題になると思っています。
コチラでも記事にしましたが、ランニングシューズはとにかくサイズが自分にあっているかが重要であり、試し履きが重要ですよね。でもここまで品切れ続出だと、なんとかネットで購入するのがやっと。でもそれだと、。また、店舗に売っていたとしても、特定のサイズだけだったりで、広いサイズ範囲で試し履きが出来なかったりします。。。これって致命傷ですよね。ゲームの転売なども良くないですが、ランニングシューズの転売は致命的なのです!
転売ヤーの中では、どのシューズが人気でそうで、どのシューズを買い占めたほうがいいか、どのように手に入れるべきかなどが共有されたりしています。そのような転売ヤー用のブログページを見た時は、、、さすがにキレそうでしたわ(笑)
せっかく色んな人の記録達成を支えるために作ったシューズが、全く違うランニング興味のない人のところに留まっていて、本当に使うべき人に届かないのはあまりにもおかしいですよね!不健全な状態です><
NIKEの転売対策がスゴイ!「早いもの順」でなく「速いもの順」!
このような問題に対してNIKEさんがスゴイ対策をとりました。それは「速いもの順」でランニングシューズを売ること。「早いもの順」でなく「速いもの順」。マラソンの記録が速い人を優先して売るという対策です!
これは今年3月に発売された「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント」という超超上級者向けのシューズ(8万円)でなされた対策ですが、、なんと購入の最低条件は下図のように「男子はサブスリー、女子は3時間半以内」なのです!そしてさらに、その中から速い順に優先度をつけて、販売するという手法です。スゴイ!
まあ、これは本当に超特殊なランニングシューズの販売ですからね。日本で31足しか販売しなかったようなので。でも、これによって確実に転売ヤーを排除できたと思うのです。スゴく画期的で素晴らしい方法だと思います!
全シューズでこの対策が出来れば・・・
上記の解決策は本当に素晴らし対策だと思います。記録によって売る人/売らない人を決められたら、転売をグッと減らすことができますよね。もしくは転売のために、速くなろうとする転売ヤーが出てきたら・・・それはそれで良いことですよね!(笑)
でも、これって「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント」という超特殊なシューズだけの事例です。店舗もナイキ原宿店だけに限られていたから出来たことかもしれません。出来れば、この流れを全てのシューズに、、、と思ってしまいます。販売店もステップスポーツさんとか、実店舗を持つスポーツショップに限るとか。そういった工夫ができたら、ランニングシューズから転売問題を消滅できるかもしれませんね。
でも、「一人が何個も買えないようにする」対策も必要になってくるので、管理が大変すぎるので実際は無理かもしれません。また、これからランニングをしていこうと思っている人達に全く渡らないという問題もあるので、なかなか難しいところですよね。
でも、販売機会の半分くらいで大会記録証の持参を必須にするとか良い気がします。少なくとも、今の不健全な状態が改善して頂けたらと思います><
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