ランニング滞空時間/滞空比率/接地移動時間/滞空移動時間の計算ツール![Garmin Connectランニングダイナミクスから計算]
目次
Garmin Connectの「接地時間」活用できてますか?実は驚くぐらい活用できる
Garmin Connectで様々なランニング記録のデータが見られます。その中には、「平均上下動」とか「接地時間」とかなかなか評価しにくい項目もあります。あまりこれらを有効活用できている人はいないのではないでしょうか?
しかし、「接地時間」はめちゃくちゃ重要な項目です。なぜなら、それと「ピッチ」がわかれば、そこから間接的に「滞空時間」なども計算できてしまうからです!1回のランニング中のステップでは、どちらかの足が着地している「接地時間」と、両方の足が浮いている「滞空時」に分けることができます。この2つの比率を見るのは重要です。どれぐらいの間ジャンプしているのか、どのくらい接地時間で移動しているかを理解していくことで、どの時間を伸ばせば速くなれるか戦略的に考えられるようになるからです!
本ツールでは、Garmin Connectの接地時間とピッチの情報をもとに「滞空時間」「滞空比率」「接地移動時間」「滞空移動時間」を計算することができます!滞空時間等を分析することで、きっと自分の走りに対する理解が深まると思います!是非、一度計算してみて下さい!!
各項目の計算方法!
滞空時間/滞空比率/接地移動時間/滞空移動時間等の計算方法をまず説明します!
秒速(m/s)
接地移動距離等の計算で使用するために秒速を計算します。
秒速(m/s) | = |
距離(m) |
時間(秒) |
1step時間(ms)
1ステップにどれぐらいの時間が何msの時間がかかっているかを計算します。ピッチで1分間あたりのステップ数がわかっているので、それをmsになおして逆数をとれば良いだけです!
1step時間(ms) | = |
1000×60 |
ピッチ(spm) |
滞空時間(ms)
次に滞空時間が計算できます。滞空時間は1stepあたりの、接地していない時間になるので、簡単に以下の式で計算可能です。
滞空時間(ms) | = 1step時間(ms) - 接地時間(ms) |
滞空比率(%)
どれぐらいの時間、両足が浮いた状態、すなわち滞空状態になっているかを計算します。これは単純に、1step時間あたりの滞空時間を計算すればよいだけですね!
滞空比率(%) | = |
滞空時間(ms)×100 |
1step時間(ms) |
滞空移動時間(m)
これは滞空時間で何メートルの移動ができたかを表す値です。これは秒速に滞空時間をかけて計算します。ミリ秒の変換を行うため、具体的には以下の式になります。
滞空移動距離(m) | = |
秒速(m/s)×滞空時間(ms) |
1000 |
接地移動距離(m)
上記の滞空移動時間の、接地バージョン。ちょっと式を変えただけです。
接地移動距離(m) | = |
秒速(m/s)×接地時間(ms) |
1000 |
滞空時間/滞空比率/接地移動時間/滞空移動時間の計算ツール!
↓Garmin Connectの下記のようなランニングダイナミクス項目を見て、入力して下さい!
計算結果
1step時間: ** ms
滞空時間: ** ms
滞空比率: ** %
滞空移動時間: ** m
接地移動時間: ** m
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