サイコロ シミュレーターで確率が一定に収束していく様子、グラフで確認してみましょう!
2023-02-26 サイコロとクジで学ぶ確率統計
コチラのページにあるサイコロシミュレーター、色々な方に使って頂いて有難いです(o_ _)o
今回はさらに「確率の収束」具合がわかるように、出現確率の推移グラフも表示できるようにしました!是非お使い下さいませ!
おさらい:各目の出現確率は収束する!
サイコロやギャンブルで「ずっとやっていると確率は収束していく」と言われています。例えば、コイン投げを無限回繰り返すと、表がでる確率は1/2ですし、サイコロの場合は1/6に収束します。
例えばサイコロの場合は↓のようになります。60回試行では当選確率が目によってバラバラなんですが、60000回もやるとほぼすべての目がでた確率が一緒になるんです!
↓
これを難しい言葉でいうと「大数の法則」といいます!試行回数が多くなると、全ての目の出現確率は理想的な1/6=16.666…%に収束するんですね!
今回はこの様子を「出現確率の推移グラフ」を見て、さらに詳しく理解していきましょう!
「サイコロ シミュレーター」で確率が一定に収束していく様子を理解しよう!
それではさっそくシミュレーターを使ってみましょう!
シミュレーターの説明
- 試行回数を選択して、実行ボタンを押すとシミュレーターが動き出します
- ↓に表示されるグラフは横軸が試行回数、縦軸が出現確率(%)を示します
- 各目のその時点での出現確率を、折れ線グラフで表示します。目ごとに色を変えて表示します
- 各目が薄青線で示す16.6%に収束していく様子を確認してみましょう!
試行回数: 回
↑の再生速度バーで、実行速度を動的に調整できます
シミュレーター結果
シミュレーターを稼働させると、各目が1/6=16.6%に収束していく様子が確認できます。
また、↓のように回数が少ないとバラつきが激しいですが、100000回となると、ほぼ完全に収束したような状態になります。
[100回]
[100000回]
「サイコロ シミュレーター」まとめ
- 各目の出現確率は16.6%になるが、試行回数が少ない回数ではキレイにその数字に収束しない
- 10000を超えてくると、グラフ上完全に収束してくる
- これを難しい言葉で「大数の法則」という
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