時間有効活用のためには[スマホ作業効率÷PC作業効率]を考えるのが重要!
コチラの記事で、「何かを創るにはPCが必要だよね」というお話をしました。やっぱりブログを書くにしろ、プログラミングするにしろ、絵を描くにしろ、PCのほうがスマホより作業効率が圧倒的に高いということです。
じゃあ、PCのみで作業をやればいいの?というと、違うと思います。現代社会人は忙しく、座って自分のPCを使える時間が限られている人も多いと思います。その逆に、電車通勤や休み時間など、隙間時間でスマホを使える時間は多いはず。
それなら、「その隙間時間でスマホで作業出来たら、時間の有効活用」が出来るはずですよね。確かにそのとおりだと思います。ただ、「スマホでどの作業をやるか」が非常に重要になってくると思います。無理に本格的な作業をやろうとしても、逆に非効率になるだけです。今回はそのあたりの自分の考えや過去の苦労も交えて、語らせてもらおうかと思います。
目次
[スマホ作業効率÷PC作業効率]が高い作業をスマホでやる。これが時間効率最大化です。
まず最初に。「隙間時間でスマホで何をやるべきか」は[スマホ作業効率÷PC作業効率]を考えることで決定すべきだと思います。[スマホ作業効率÷PC作業効率]とは、つまり「スマホで作業してかかる時間と、PCで作業してかかる時間の比率」です。基本的にはPCで作業したほうが、どの作業も効率的なはずです。そのPCと比べて、何%の効率で作業できるかを表すのが[スマホ作業効率÷PC作業効率]です。
[スマホ作業効率÷PC作業効率]を考えると、その数字が高い低いで下記のような判別が可能になります。
[スマホ作業効率÷PC作業効率]が低い作業 ⇒ PCのほうが圧倒的に効率通い ⇒ PCで作業
[スマホ作業効率÷PC作業効率]が高い作業 ⇒ スマホでも出来る ⇒ スマホで作業
この考え方に従って、スマホでやる作業を選ぶべきです。例えば、自由に使える1日の時間が「PC利用=1時間」「スマホ利用=1時間」だったとします。総計2時間。この時間で最大効率で作業することを考えます。
ここでブログ記事を書くのが[スマホ作業効率÷PC作業効率]=50%、ネタ集めが[スマホ作業効率÷PC作業効率]=90%だった場合、スマホでネタ集めするほうが圧倒的に効率が良いです。スマホでブログを書いても、50%のスピードでしか作業は進みません。だったら、スマホはネタ集めに徹して、90%の作業効率を達成したほうが良いからです。ブログを書くのはPCに回したほうが効率的なのです。
限られたPC使用時間をどの作業に回すか、そのためにどの作業をスマホでやるか。この選択が重要です。
自分が考える[スマホ作業効率÷PC作業効率]一覧
ここで、ブログ記事作成/管理の作業を例にした、自分が考える[スマホ作業効率÷PC作業効率]を一覧化してみました。もちろん、この作業効率は人によって変わってくるはずです。なので、あくまでも参考値と考えて下さい!
ブログ記事書き:40%
ブログの記事の書くときには圧倒的な入力スピードが必要です。人にもよりますが、フリック入力よりブラインドタッチのほうが2倍程度速いと思っています。
さらに重要なのがコピペのしやすさ。スマホだと入力カーソルを移動したり、目的の範囲で文章を囲ったりするのも一苦労です。コピペ操作もしにくい(特にandroid)。しかし、PCならポインティングも高速なので、コピペも一瞬です。
この辺りを総合して考えると、[スマホ作業効率÷PC作業効率]は40%程度に留まると思っています。
ネットでのネタ集め:80%
ネットでのネタ集めはかなり効率が良いかと思います。なぜなら、スマホは「情報を参照すること」に長けているからです。ですので、記事書きなどの入力作業より圧倒的に[スマホ作業効率÷PC作業効率]が高いです。しかし、スマホなのでいくつものウインドウを出して記事比較することが出来なかったり、またスマホの回線が遅いと効率が悪くなります。個人的には、作業効率比は80%程度に留まる気がします。
記事のアイデア/企画の構想:95%
アイデア/企画の構想こそ、どこでも出来る作業に代表格だと思います。頭さえあれば、どこでもアイデアの構想は出来ますからね。ただ、アイデアを出す時には、「どうやって頭の思いついたことを記録するか」が重要です。頭だけで考えるより、紙に書いて色々考えたりするのが重要だからです。自分の場合は、PC/スマホで共有できるマインドマップソフトを使用しています。そこに思いついたアイデアはそこに必ずまとめるようにしています。
そのため、アイデアを生み出すときには、そのマインドマップを見ながら考えるのが重要なのですが…さすがにスマホはPCと比べると画面が小さく、見にくかったりします。ですので、さすがにPCとスマホが全く同じ効率になるという事はないかと。
既存の記事のリライト/誤字修正:90%
自分が最近見つけた、スマホでも効率が良い作業がコレです。既存の記事のリライト/誤字修正。何故これがいいかというと、基本は既存記事を「読む」作業になりますので、これならスマホでも余裕で出来ます。
リライトも抜本的な改変でなく、誤字修正や少しの修正であれば、スマホでもササッと入力できちゃいます。確かに入力スピードはPCとと比べて落ちます。リライトであれば「記事参照時間:記事修正時間=9:1」ぐらいになると思うので、全体としては作業効率はそこまで変わらないはず。
記事に使う画像作成/編集:40%
これはモノによると思います。ただ、一般的にはPCの画像編集ソフトのほうが機能が高く、作業もしやすいはずです。簡単な画像の色合い調整や画像トリミングだけならスマホでも出来てしまうかもしれませんが、一般的にはPCのほうが圧倒的に効率が良いかなと。
プログラミング、コーディング:20%
WordPressでブログをやっている人では、HTMLでもPHPでもコーディングが必要なことが有ると思います。でもこの作業をスマホでやるのはキツイ。これこそPCとスマホの作業効率がかけ離れている作業の極みですね。自分の昔からの夢で「外でもどこでもプログラミングしたい!」という思いがありました。確かに今のAndroidではそれが実現できます。しかし、作業効率が非常に悪いです…。
フリック入力では英語も記号も打ちにくいです。デバッグツールも貧相でやりにくい。画面範囲が狭くてツールが限られるなど、どう頑張っても限界があります。また、スマホから修正したコーディングがミスっていたら、その修正作業もメチャクチャ大変です。これだけは本当に止めたほうが良いですね。(まあ、あまりやろうともしないと思いますが…)
[スマホ作業効率÷PC作業効率]が最も高い作業ばかりだと停滞する。作業の流れを意識しよう!
上記のように、作業によって[スマホ作業効率÷PC作業効率]が違ってくるはず。そしてこの値が100%に近い作業を主としてすべきです。ただ、個人的な体験談から言うと…一つの作業ばかりやっていると作業効率が悪くなってきます。
例えば、「アイデア/企画の構想」は頭さえあれば出来るので、[スマホ作業効率÷PC作業効率]は高いはずです。しかしこの「記事のアイデア/企画の構想」ばかりやっていると停滞します。これは実際に自分が体験した事です。その理由は、「企画を考える時間ばかり多くなるので、ネタだけがドンドンたまっていく」からです。また「実際に詳細な記事を書いていくことで、次のアイデアが生まれたりする」からです。他の作業も同じく、一つの作業ばかりやっていると効率が悪くなります。ブログ記事作成には
「アイデア創出」→「ネットでの関連情報集め」→「記事書き」→「記事に使う画像作成」→「リライト/修正作業」
という一連の流れがあります。なので、一つの作業だけやっていると、この流れが停滞しちゃいますよね。全くこの流れ通りに作業を順番にしていく必要はありませんが、この流れを意識した作業選択が重要かと。あと、一つのことばかりスマホでやっていると飽きるので(笑)
まとめ:[スマホ作業効率÷PC作業効率]と、作業の流れを意識してスマホ作業を選択しよう!
最後にまとめです。現代人は忙しく、まともにPCで座って作業できる時間が限られている人も多いと思います。そんな時、スマホならどこでも使えますので、スマホを作業ツールとして上手く使うことが重要です。
ただ、スマホでやるには非効率な作業も多いです。そのときに考えるべき指標が[スマホ作業効率÷PC作業効率]。スマホでも効率良く作業ができるものを選択することが重要です。この時に、上記のように作業の流れを意識することも大事だと思います。
これからも生活におけるスマホの比重は重くなっていくと思います。スマホを最大限活用することが今後さらに重要になると思います!
⇒「時間管理」カテゴリ記事一覧
その他関連カテゴリ