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経済学入門: 「需要と供給の価格弾力性」をシミュレーターで理解しよう!

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経済学をシミュレーターを使って直感的に理解しよう!

経済学はお金に関する世の中の動きを数学的に考えて、検証/予測していく学問です。ですので、経済学には数学的なグラフが沢山出てきます。このグラフが曲者で、具体例と結びつきにくいので理解しにくかったりするんですよね>< グラフだけ見せられても、イメージが付かないんです。
 
そこで、本サイトでは経済学をシミュレーターをつかって、出来る限り具体的なイメージに即して解説していきます!シミュレーターで色んな値で実験することで、理解も深まっていくと思います!
 
前回は「需要と供給の価格弾力性」についてお話しします。難しい部分ですが、価格と需要/供給の関係性を考察する時に大事になってくる概念です!

需要と供給の価格弾力性とは?

今回は需要と供給の価格弾力性について解説していきます。

「需要の価格弾力性」の定義

いきなりですが、これがその定義です。まずは需要の弾力性の定義です。

\( \displaystyle 需要の価格弾力性= \frac{需要の減少率(%)}{価格上昇率(%)}\)

何やら難しいですね。この式の意味は、「価格が●●%変動したときに、需要/供給は○○%変わる」という関係性を考察したものです。

例えば↓は価格が50円→60円に変動したときの図です。価格変動率は(60-50)*100/50=20%となります。この時の需要の変化を見ると、50→30まで下がっていますね。ですので、需要変動率は(30-50)*100/50=-40%となります。減少率と考えると40%です(何%減少したかという意味なので)。

ですので、上記の「需要の価格弾力性」の定義にあてはめると

需要の価格弾力性 = 40 ÷ 20 = 2

となります。このように計算するわけですね。

「供給の価格弾力性」の定義

供給の価格弾力性も同様です。

\(\displaystyle 供給の価格弾力性= \frac{供給の増加率(%)}{価格上昇率(%)}\)

この場合、上記と同様に考えると、価格変動率は20%、供給の増加率は50%なので、

供給の価格弾力性 = 50 ÷ 20 = 2.5

となるわけです。この例で分かるように、価格弾性力はプラスの値となります。

何故、価格弾力性を理解する必要がある?何になるの?

価格弾力性は上記の通りです。では、なぜこんなややこしい値を計算するのでしょうか?それは、価格弾力性を調べると、価格と需要/供給量の関係や、モノの性質が分析できるからです!

価格弾力性によって、価格を変えた場合の影響が分かる!

価格の弾力性は、その定義通り、「価格を変動させたときに、需要/供給量がどれぐらい変動するかを表した数字」です。価格弾力性が0.5なら、価格が10%あがっても、量は5%しか変動しません。しかし、価格弾力性が5なら、50%跳ね上がることになるんです。
 
こういった、価格弾力性を知っておくことで、「この商品は価格を上げるべきか、否か」の判断の材料になるわけですね!

↓価格弾力性5の例。少しの価格変動で、供給量が100%増と一気に変化していますね。

価格弾力性を分析すると、商品の性質が分かる。必需品は弾力性が低く、嗜好品は弾力性が高い

価格の弾力性は、実は商品がどういったものかを表してくれます。一般的に、

必需品 ⇒ 需要の弾力性が低い
嗜好品(贅沢品) ⇒ 需要の弾力性が高い

必需品とは、米や野菜といった生活に必要なものです。生きてくのに必要なもののため、あまりにも高くならない限りは買うしかないですよね。ですので、「価格が少し上がっても、需要はそんなに落ちない」んですね。故に、需要の価格弾力性が低いんです。

逆に、嗜好品(贅沢品)は、生活には必要ないものですね。ビールとかタバコとか、宝石とかそういったものです。生活に必ず必要なわけじゃないけど、あったら嬉しいレベル。そういったものは、価格が高くなると「あ、そんなにするなら要らない」ってことになりますよね。ですので、価格が上がると需要は大きく落ちます。故に、需要の弾力性が高いんです。

↓弾力性が0.3の例。価格が20%上がっても、需要量はあまり変化していないため、「必需品」と言えそうです

シミュレーターを使って需要/供給の価格弾力性を理解しよう!

それでは、需要グラフの変動と同じく、供給グラフを変動させて、価格と取引量がどう変動するのか確認してみましょう!

需要の価格弾力性シミュレーター

今までと同様のシミュレーターです。需要グラフの傾きが変えられますので、それによって「需要の価格弾力性」がどのように変化するか確認してみましょう。

価格の弾力性は、50円→60円と20%上昇したときに、需要がどう変化するかでチェックすることにします。

傾き
-1.0

需要の価格弾力性
= 0% ÷ 20%
= 0

供給の価格弾力性シミュレーター

需要のシミュレーターと同様です。供給グラフの傾きが変えられますので、それによって「供給の価格弾力性」がどのように変化するか確認してみましょう。

傾き
1.0

供給の価格弾力性
= 0% ÷ 20%
= 0

まとめ:価格弾力性を見れば、価格に対しての需要/供給の変化率が分かる!

最後にまとめです。価格の弾力性の定義は↓の通りです。

\( \displaystyle 需要の価格弾力性= \frac{需要の減少率(%)}{価格上昇率(%)}\)
\(\displaystyle 供給の価格弾力性= \frac{供給の増加率(%)}{価格上昇率(%)}\)

これは、価格が少し変化した場合、それにあわせて需要/供給がどのように変化するかを表します。弾力性が高いほど、敏感に価格に反応して需要/供給量が増減するわけですね。これによって、必需品か贅沢品かも判断できるわけです!

難しいですが、↑のシミュレーターで理解深めて頂けたらと思いますm(_ _)m
 


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