ライフゲームのパターン「固定物体」をシミュレーターで確認してみよう!
前回記事では「ライフゲーム」のシミュレーターでその動きを確かめられるようにしました。
今回はそのライフゲームの典型パターン「固定物体」についてシミュレーターで解説します!
目次
おさらい:ライフゲームとは?
ライフゲームのルール
ライフゲームとは↓のようなマス目上で「黒」か「白」の状態を持たせ、各マスを1つの生物とみて観察するゲームです。黒が生存、白が死亡状態を指します。
各マスは↓のように「周囲8個のマスのうち、何個が生存状態か」によって動きを変えます。
周囲の黒が2個か3個 ⇒ 生存したまま
その他 ⇒ 消滅
対象マスが白(死滅)の場合
周囲の黒が3個 ⇒ 復活
その他 ⇒ 死んだまま
例えば、↓の場合は中心のマスの周りに3つ生存マスがあるので「生存のまま」です。
逆に↓の場合は周りに5個の生存マスがあるので「死滅」となります。
また死滅したマスも、判定を行っていて↓の場合は周りに3つの生存マスがあるので、真ん中のマスは「復活」となるんです!
このような「死亡」と「復活」を繰り返すことで、まるで生きている生物のように複雑な動作を繰り返すんです!
固定物体パターンをシミュレーターで解説!
ライフゲームでは近接のマスで状態が決まるため、いくつかのマスでパターンが出来てきます。
その一番簡単な例が「固定物質」です。固定物質は、永久に状態が変わらないパターンです。次ターンでも同じマスが生存/死亡状態になるのでずっと同じ状態になるんです!
それではその有名例を見ていきます!名称は一般的に呼ばれてるパターン名になります。
- 周囲生存数表示をONにすると、実際に各マスの周囲の生存数が確認できます
- 固定物質は、全ての生存マスが2,3で常に生き残るのを確認しましょう!
ブロック パターン
↓のように4マスが生存状態になると、周辺生存数は全て3で、固定物質状態になります!
周囲生存数表示 OFF
ON
ハチの巣 パターン
↓のようなパターンでも固定物質になります。もちろんこれを90度回転させた横 ハチの巣でも固定物質になります。
周囲生存数表示 OFF
ON
池 パターン
↓のような円状態は全て周囲生存数が2になるので、固定状態になります
周囲生存数表示 OFF
ON
タブ パターン
↓のようなシンプルな形でも固定状態です
周囲生存数表示 OFF
ON
ボート パターン
↓のようなタブの変形も固定状態です。左右対称じゃなくても固定状態になるんですねー
周囲生存数表示 OFF
ON
船 パターン
ボートパターンから変形したパターン。これも固定状態です。
周囲生存数表示 OFF
ON
空母 パターン
船パターンから変形した、これも固定状態です。全て周辺生存数は2ですね。
周囲生存数表示 OFF
ON
今回いくつかの例を紹介しましたが、まだまだ固定物質パターンはあります!
- 固定物体では、全ての生存マスの周辺生存数が2,3のどちらかになるため固定的に生き残る状態になる
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