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波・波動の基礎をシミュレーターで解説![物理入門]

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「波・波動の基本」をシミュレーターで学ぼう!

本ページでは物理の「波・波動の基本」をシミュレーターを用いて分かりやすく解説します!

波・波動とは

波・波動の例

波・波動は日常でも多くの事象があります。水面の波だけでなく、音や光も波による現象なんです。

↓海の波ももちろん波です

↓音も「音波」という波になります

波の波形

波動は、↓のようなグラフで表されます。このようにプラスとなったり、マイナスとなったり繰り返されるのが波です。


 

POINT波長と振動数が増加すると、波のスピードも上昇することを確認しましょう!

波の性質

波の性質には「波長」と「振動数(周波数)」があります。

波長

波は↓の緑線で区分けしたように「上がって、下がる」という変化が1単位となります。この1単位分の長さを「波長」といいます。↓の例では、波長=2です。

振動数(周波数)

波が1秒間に何単位変動したかを示すのが「振動数(周波数)」です。つまり、「振動数(周波数)=1秒間に何回上下するか」です。これはシミュレーターを使って理解するのがわかりやすいんです!

「波・波動」の動きをシミュレーターで確認しよう!

それでは実際にシミュレーターで「波・波動」の動きを確認してみましょう!

シミュレーターの説明
  • ↓のスライドバーで波の波長振動数(周波数)を自由に変更できます
  • 1秒ごとに緑線で区切りを入れています
  • 2つの値でどう波の動きが変わるか、確かめてみましょう
  • 動きが速いので、再生速度を調整して観察してみましょう

波長
1.0
振動数
2.0

経過時間 : 0.0


再生速度
1.0
↑このバーで再生の速度変更・一時停止ができます

波・波動の要点

シミュレーターの動きの要点を解説します!

波の速度 = 波長×振動数

波は1秒間に振動数回だけ上下に揺れます。そして、1単位で波長分移動します。つまり、波は「1秒間で波長×振動数だけ前に移動:」するんです!

↓波長×振動数だけ1秒で進む

 

POINT波は1秒に波長を振動数個集めた距離だけ進む!

波の周期は振動数の逆数

「波が1回振動するのにかかる時間」を周期と呼びます。そして、周期は振動数の逆数になります。振動数が2であれば、1秒間に2回振動するため、周期は0.5秒です。逆に振動数が0.5なら、周期は2秒かかるはず。このように「周期」「振動数」は逆数の関係にあります

↓振動数が0.5の場合、1振動するのに2秒かかる

この関係は、円運動のページの解説でも分かると思います!
 

「波・波動」まとめ

  • 波は1秒に波長×振動数だけ進む
  • 周期は振動数の逆数。一回の振動に何秒かかるかを示すもの

 

[関連記事] 波・波動の基礎
1.波・波動の基礎(本記事)

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