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「自分は記憶が10分しか持たない」この考え方が作業や管理能力を大幅に強化させる!

ある映画からと認知症患者さんを見ての発想「自分は記憶が10分しか持たない」

自分が好きな映画の一つに「メメント」という映画あります。この映画は主人公が10分程度しか記憶が持たない病気という設定です。未来の自分に宛ててメモを書いて残し、過ごしていくという観点が非常に面白い映画です(その他にも色々ありますが、ネタバレになりますので省略)

またある時に認知症患者さんが出てる番組を見て、そういった方達がメモを活用して日々苦労しながら生活しているのを知りました。

「自分達より何倍もうまくメモや記録を活用してる」

自分はそう感じました。自分達にとってはメモや手帳なんて「補助」でしかないですが、そういった方達にとってはメモは「命綱」なんですよね。だからこそ真剣にメモされており、自分達よりも何倍も活用できると強く感じました。

私達は「なんとなくの記憶」に日々便りながら暮らしていて、大事なことも忘れ去っている

私達は日々いろんなニュースや動画、事象に触れて学んでいきます。ただその記憶がいつまで続くかは曖昧で不確実です。

あととき、例えば戦争な話を聞いて、生きることの大切さを学んだとします。そして、「明日から1日1日大事に生きよう!」と思っても、、、1か月後にはほぼ忘れてるなんて事よくありますよね。
それは日々の生活の中で、いろんな情報が入ってきたりするので「記憶が薄れていく」ということは当然だと思います

なんとなくの「記憶」に頼るから、忘れ去り「3日坊主」となる

その他、本で学んで感銘を受けた話も、一か月後には忘れていて何の活用もできてない事などもあるあるですよね。だから「3日坊主」という事象が起こってしまうんじゃないかと思ってます。

「なんとなくの脳の記憶に頼る」ということは、効率や改善の面で非効率だと思っています。
そこから脱出するためには「自分の記憶への自信」を捨てて、「自分は記憶が10分しか持たない」という前提を敢えておくのが実は効率的ではないかと考えてます。

人間は、自分の記憶に自信を持ちすぎな気がするんですよね。実際は思った以上に忘却してます。
少なくとも自分はその「忘れる」前提で動いて効率よく動けるようになりました。

機械やプログラムは計画的に記録をし、「必要な記憶以外うまく忘れ去る」

そのように考えると、記憶を操るのが最もうまいのは「PCやスマホのプログラム」じゃないかと思っています。

PCやスマホのプログラムには「3日坊主」や「失念」という言葉はありません。計画的に記録をして、計画的に記録を消しています。
書いた記録を上手く思い出すように動いて、必要なくなったら記憶を消すんですね。そのため、プログラムにミスはありません(プログラム自体が最初からバグってるとかは除く)

だからこそ、「プログラムと同じように記録に頼って生きる」方法を考えるのも、一つの記録管理のお手本として最適なのではと考えます。

そのためにも曖昧な記憶から抜け出すことが重要だと思ってます!

「自分は記憶が10分しか持たない」前提で動いてみるコツ

自分は具体的には↓のようなことを考えて動いてます。

10分以内に終わらない作業内容や、今やらない作業はtodoなどに必ずメモする!

まず大事なのが「10分以内で終わらない作業」「後回しにする作業」は必ずメモするということです。

「記憶が10分しか持たない」という前提に立つと、それ以上かかることをメモしないというのは超絶的なリスクです。また「後回しにする作業」は必ず書かないといけないですよね。

書かないことは忘れることと同じ。そう思うと、自然に真剣にメモがとれるようになります!

瞬時にすばやくメモし、見返せる状態をつくる。メモを見返すクセをつける

これがとにかく重要です。冒頭で書いた映画や認知症の方もそうですが「メモをすぐかける状態、すぐに見返せる状態」をつくってます。場合によっては自分の身体に書いたりなどして。

記録に頼るということは頻繁にアクセスできないと非効率を招きます。というより、「自分は記憶が10分しか持たない」という前提に立つと、近くにメモがないということは不安でしかないんですよね。この感覚が重要だと思ってます。

自分は「コチラの記事にある指メモ」「すぐにメモアプリを開いて書けるようなショートカット登録」を活用して、すぐにメモできる体制をつくっています!

何か学んだら、必ず「どうやったら適切な時に思い出せるか」を真剣に考える

次に重要なのが「思い出す時を考えておく」ということです。

「いつ思い出せば活用できるのか」「そのためにどのように記録をすればよいか」「思い出すためにどのような習慣を身につけておけばよいか」まで考えるのが重要です。

例えば効率的な勉強方法を学んだとしたら。学習を始めるときに必ずその方法を思い出せるようにすべきだし、思い出すために勉強机に貼るなど記録方法を練るのが重要ですよね。また、「勉強机で必ず勉強する」といった思い出すための習慣作りも重要です。
また、習慣化したい項目があるなら、「毎日定時に見返す」といった習慣を身に着けるのも重要ですよね。

このように、「思い出すためにはどうしたらよいか」まで普段真剣に考えることないと思います。それは曖昧な記憶に頼っているからで。そこから抜け出すことで「プログラムのように計画的に思い出す」ことができるようになるはずです。

今の自分の記憶が不確実であることを意識して、過去からのメモを信頼する

この心得はすごく重要です。何か行動するときに自分の記憶に頼りがちです。
そこを敢えて「自分の記憶は信用できない、不確実である」と自覚することが重要だと思います。

そしてさらに「書いてある記録こそが、信用できる内容」と信頼を置くことが重要です。なぜならば、記録は過去の自分が、今の自分に送ったメッセージだからです。そしてその過去の自分の記録も、さらに過去の記録から積み重ねてきた「集大成」であるはずだからです。

「今の10分間しか持たない自分の記憶より、過去からの集大成であるメモに信頼を置く」というのは、過去の今までの自分への信頼であり、とても重要なことだと思ってます!

この信頼があってはじめて「本気でメモを見て、本気で思い出し、本気で活用する」が出来てきくる気がします。

「たった10分しかない今を生きる」そう思うと集中力や気持ちの面でも活性化される

上記のように「たった10分しかない今を生きる」と考えることで、メモや記録が大きく捗ります。メモが「なんとなくの補助」から「命綱」に代わるんです!

そして「10分しか記録がもたない ⇒ 今の自分は10分しか存在しない」という考えに至ると、さらに「だからこそ今しかない10分を大事にしよう」という気持ちになってきます。
そうなると、記録/記憶だけでなく、集中力の面でも大幅に効率化できてきます。

「自分は記憶が10分しか持たない」とある意味ネガティブな思考を持つことで、逆に作業記録や改善、集中力の面で効率化できてくるというお話です!もしよかったら参考にしてみて下さい!


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