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時系列メモの効用と弊害~Google Keepが本当に一番か?~

自分はGoogle Keepメモを多用してきており、なんでもソレに思いついた事を記録する生活を続けてきました。手軽に何でも書けるので、非常に楽しいです!時系列で一覧で表示されるので、それが良いんですよね!

ただ、それを続けることによって、「時系列の効用と弊害」がわかってきました。時系列メモって書くのは楽ですが、大きな弊害もあるんです!


時系列メモのメリット

まずはGoogle Keepのような時系列メモの効用/メリットについてまとめてみます。

メリット1:とりあえずで瞬時にメモできる!

まず時系列メモの一番のメリットは「すぐにメモを書き始めることができる」ことだと思います!

カテゴリメモと時系列メモを比較してみると、、、

カテゴリ分けメモ

メモを書くカテゴリを決定

対象カテゴリを探す

対象カテゴリに移動する

メモを記述

時系列メモ

すぐにメモ

という感じ。カテゴリ分けをしてメモするためには、どこのカテゴリに入れるか決定して、さらにそのカテゴリに移動をしなきゃいけないんですね。
それと比べて時系列メモは、、、書くだけ!圧倒的に何も考えずに素早くメモ出来ます!

メリット2:最も使用される頻度が高い「直近」のメモが先頭に見える

時系列メモの2つ目の利点は「最も使用される頻度が高い」直近のメモが一覧で見られることです。

コンピューターの世界でもそうなんですが「直近に使用した記憶ほど、再び使われる可能性が高い」んですよね。これは世の中全般での経験的な法則だと思います。
直近のメモほど、今やってる行動/思考に紐づいていたり、利用価値が高かったりするので、再び活用する可能性高いんです。

そう考えると、、、Google Keepのような時系列メモは「直近のメモ」が一覧で見られるので、非常に効率的な状態と言えるんです!
一番使われる頻度が高いメモが、見える位置にある状態です。

このような状態にあるからこそ、Google Keepはお手軽で使いやすいんですね!

時系列メモのデメリット

上記のように時系列メモは素早くかけて、記憶の補助として素晴らしいですが、それに頼っていると危険なこともあるんです!

デメリット1:長期的に考えると、カテゴリ分けしないので、ゴチャゴチャする

これが一番のデメリットですね。時系列メモは何もカテゴリがないので、色んな分野の情報がごっちゃになっている状態になります。

そのため、短期的にはどうにかなるとしても、長期的にはごちゃごちゃしすぎて活用できない情報となってしまいます。

長期的に考えると、時系列メモだけではキツイということですね!

デメリット2:直近では思い出しやすくなるけど、その後は一切思い出さなくなる

これは↑の要素とも絡んでいますが、時系列メモって昔になるほど見る機会がなくなり、ほぼ見返すこと、思い出すことがなくなってしまうんですよね。

メモって色んなタイプがありますが、「後で思い出して活用したい情報」がほとんどだと思います。ただ、時系列メモはその「思い出すきっかけ」がないんですよね。直近のメモは目に見える位置にあるので活用できますが、少し昔になるともう見る機会思い出す機会がなくなってしまうんです!

時系列メモの「とりあえず」感に注意!「いつ思い出すべきか」を意識しよう!

時系列メモは非常に素早く書けるので良いんですが「とりあえず」感があるんですよね。「とりあえず大事そうなので書いた」って感じで。

しかし、メモって「後にこういう場面で、この情報を思い出して活用したい」って感がえることが重要です。メモを書く時点で「いつ思い出すべきか」まで想定して書いて、それに従ってメモを記録するべき位置を決めて、記述すべきなんですよね。
こうするとことで「後になっても思い出すきっかけ」が作れるんです!

時系列メモの場合、この「思い出すべき場面の想定」という思考がぬけているんですよね。なので、書くだけになってしまうことも多々でてきます。

まとめ:時系列メモの「短期的視点から見た効率の悪さ」「長期的目線から見た効率の良さ」

上記の考察をまとめると、時系列メモは↓のような特徴があると言えると思います。

良い点:短期的には素早くメモが書けて効率的
悪い点:長期的には思い出すきっかけがなくなるので非効率

つまり、時系列メモは「短期的な効率性を重視して、長期的効率を低下させるメモの仕方」ともいえるわけです。
このトレードオフを意識して「何を時系列メモにして、何をちゃんとカテゴリ分けして整理するメモにするか」決定することが重要だと思います!

メモを書くごとに「いつ思い出すべき情報か」「どのパターンで書くべき情報か」を意識することはすごく重要なことだと思います

Google keepは使いやすいですが、その時系列メモ機能だけの頼るのは良くないということですね!何を書こうとして、何に書くのが最適か常に考えることが重要だと思います。


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