「平方根/ルート」をシミュレーションで理解しよう![数学入門]
2022-02-26 平方根
今回は、数学の基礎の「平方根/ルート」について説明します!
目次
「平方根/ルート」の定義
平方根の定義は↓のようになります。
ある数xを2乗したらaとなる場合、xをaの平方根と言い、↓の記号で表す
\( x = \sqrt{a} \)
\( x = \sqrt{a} \)
つまり、2回かけたらaになるようなxを見つけるものを平方根/ルートと言います!
例をあげると、↓のようになります。4は2を2回かけるとつくれますし、9は3を2回かけるとつくれます。
しかし、2は整数をかけても作れません。\sqrt{2}は↓のように細かい小数になるわけです。
\( \sqrt{1} = 1\)
\( \sqrt{4} = 2\)
\( \sqrt{9} = 3\)
\( \sqrt{2} = 1.41421356237…\)
\( \sqrt{4} = 2\)
\( \sqrt{9} = 3\)
\( \sqrt{2} = 1.41421356237…\)
平方根は正方形の面積から、辺の長さを求める計算!
平方根/ルートの一番わかりやすい例として、「正方形の面積」があります。
↓は面積が16となる正方形です。このときに、辺は4となるはずです。
「辺×辺=面積」なので。そのため、面積から辺を求める計算が、まさしく平方根/ルートに相当するんです!
シミュレーターで「平方根/ルート」の意味を理解しよう!
↑の正方形の面積のイメージで、「平方根/ルート」の値を確認してみましょう!
シミュレーターの説明
- スライドバーで面積を指定すると、その面積を持つ正方形を図示します
- 「平方根/ルートの値」となる辺の長さを図中に表示します
- 辺の長さを2乗すると、面積の値になることを確認しましょう!
「平方根/ルート」シミュレーターのイメージ
シミュレーターを動かしていると、「面積を上げていくと、辺の長さが上がりにくくなる」ことがわかると思います。
面積1から面積4にすると辺は1増えるのに、面積81から辺を1増やすには面積100まで上げないといけないんです!これが「平方根/ルート」の性質なんですね(次回記事で解説)
次回は「平方根/ルート」の公式と性質について解説します!
今回は「平方根/ルート」を正方形の面積のイメージで解説しました!
次回は細かい「平方根/ルート」の性質を解説していきます!
まとめ
- 二乗するとaになるような数値を探すことを「平方根/ルート」をとるという
- イメージとしては、正方形の面積から辺の長さを求める計算と同じになる
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