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RAID種別:「RAID1」をシミュレーターで理解しよう! [情報基礎/コンピューター入門]

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本ページではRAID種別をシミュレーターを用いて解説しています!今回は「RAID1構成」について説明します。RAID1は「ディスクを2重化して冗長化させる(頑丈にする)」ための構成です!

RAID種別:「RAID1」をシミュレーターで理解しよう! [情報基礎/コンピューター入門]

「RAID1」の概要

RAID1構成は↓のように「2つのディスクが接続され、同じデータを書き込む」構成です。ディスクを2台にWRITEすることで、1台壊れても大丈夫な状態になります!

READはどちらかのディスクのデータを読めば良いことになります。

「RAID1構成」シミュレーターで理解しよう!

それではシミュレーターを使って、「RAID1構成」の動きを理解してみましょう!

シミュレーターの説明
  • 2台の「RAID1構成」に対して、DISK故障させたり、READ/WRITE操作ができます
  • READ/WRITE操作後に、「○」と出た場合は成功、「×」と出た場合が失敗となります
  • READ/WRITE処理のDISK読み込み/書き込みにかかった時間を「処理時間」として表示します
  • 故障ボタンを押すと、ランダムで1台のDISK故障が起きます
  • RESETボタンで初期状態に戻せます

 

処理時間 : 0.0

「RAID1構成」の特徴

冗長性(耐久性)

2つのディスクのうち、1台のDISKの故障なら問題なく処理できます。「1台故障の耐久性有り」です。

速度

上記の通り、並列で2つのディスクに同時に同じ内容をWRITEするので「標準速度×1」の速度です。ただし、並列に処理するといっても様々な処理必要になるので、1台のディスクにWRITEするより遅くなります。READはどちらかのディスクにアクセスすれば良いので、「標準速度×1」の速度です。

必要DISK数

「2台以上」です。DISK数が増えるほど冗長性は高くなりますが、通常は2台になるかと思います。

ディスク容量利用効率

2台のディスクに、1台分のデータしか書き込めないので「50%の容量効率」となります。
 

「RAID1」まとめ

  • RAID1は二重にデータを書き込み、1つのディスクが壊れても大丈夫なようにした構成
  • 純粋に2倍の容量が必要になるため、ディスク容量利用効率が50%と悪い

 
その他RAID種別も↓で解説しています!

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3.RAID1(本記事)


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