「アウトプット」と「インプット」の時間バランスを考えるだけで、作業は効率化する!アウトプットにつながらないインプットは抑えるべき!
自分はいつも作業効率化や時間管理に力を注いでいますが、その中でも特段重要だと考えていることがあります。それは、「アウトプット」と「インプット」の時間バランスです。情報過多の現代の中では、このバランスを上手く制御することが、一番の作業効率化なんじゃないかと考えているぐらいです。
その「アウトプット」と「インプット」で自分が一番気をつけていること、そしてどのような管理方法をしているのかをマトメてみました。是非、参考になればと思います!
目次
「インプット」から「アウトプット」までの流れ。各フェーズにかかる時間を意識しよう!
自分が一番意識しているのは、「インプットからアウトプットまでの流れ/フェーズ」です。ものすごく簡単に言うと、下図のような流れになっていると自分は考えています。
まず何をするにせよ、「インプット」となる情報は必要です。この「インプット/情報を取り込むフェーズ」が最初にあるはず。ここでいうインプットとは、ブログであればネタ探しであったり、プログラミングであれば言語の学習や現在の業界動向の把握などのことです。スポーツであれば、練習の仕方やテクニックなどの技術論。とにかく「外から情報を取り込むフェーズ」です。
そして、その次に思考がくるはずです。そのインプットをどのように用いるか、どのようにアウトプット(行動)に結びつけるか考えるフェーズです。このフェーズが一番重要だと思います。(ここが個性が出るところであり、アウトプットが決定されるフェーズなので)
そして、最後がアウトプットですね。アウトプットは成果物を出すことです。ブログだったら記事を書くこと、プログラミングであれば動くものを作ること、創作だったら作品を作ること、スポーツであれば練習して結果を出すことです。
この「インプット」から「アウトプット」までの流れを意識し、どのフェーズにどのくらい時間を使っているのか捉えるのが重要だと思います。自分の経験談ですが、気をつけてしまわないと、どうしても「インプット」と「思考」に時間が偏りがちになってしまうんですよね。
情報がとてつもなく溢れている時代。インプットを制御しないと、情報の波に飲まれてしまう!
上記のような「インプット」から「アウトプット」までの流れがありますが、現代社会はこの中の「インプット」の時間が非常に多い状態になりがちな気がします。それは、情報過多の時代だからです。昔と違い、キーワードでちょこっと検索するだけで、関連する情報が山のように出てきます。ツイッターでも、リアルタイムでどんどん情報が流れてくるわけです。
それらを見ていいるだけで、時間はドンドン過ぎていきます。「過剰インプット状態」です。そのため、このインプットを制御しないと、情報に流されてしまいます。よく言われる「情報の取捨選択」が必要な状態ですね。
特に、最近ではスマホやiPadだけしか使わない人も多いため、この「過剰インプット状態」に陥る人も多いのではと思っています。スマホやiPadは素晴らしい端末ですが、どちらかというと何かを「見る」ための端末です。スマホやiPadで何かを「作る」ことは難しいです。レポートを書くにせよ、ブログを書くにせよ、絵を書くにせよ、プログラムを書くにせよ、音楽を作るにせよ、大概はパソコン(Mac含む)が必要になります。なので、この「スマホ時代」は「過剰インプット状態」に陥る人が多くなってしまうんじゃないかと思えてしまいます。
もちろんアウトプットは人によって違うので、大丈夫だと思いますけどね。例えば運動ならアウトプットは「運動すること」になるはずなので、PCとか関係ないはず。でも、やっぱりPCに関連した作業などは、昔よりも「アウトプット力」が低い人が増えたような気もします。(個人的な意見なので無視して下さい)
アウトプットにつながらないインプット/思考など価値がない。これは自分の失敗談から導いた結論です。
ここで一つ言えるのが、「アウトプットにつながらないインプット/思考」は無意味ということです。インプットは勉強にせよ、ネットの情報にせよ、何か「アウトプット」となる行動に結びついてこそ意味をなすものだと思っています。何のアウトプットにもならないインプットや思考、それは無駄としか言えないと思います。例え、それが学問であってもです。
自分には、「インプット/思考に偏り、何もできなかった時期」がありました><
このようにアウトプットに続かない、インプット/思考は無駄と言えるのは自分の経験談だからです。それについては、コチラの記事でまとめています。
簡単にいうと「とてつもなく大きなものを作ろうとして、アウトプットが何もない状態長く続いた」状態になりました。色々インプットをしたり、思考したりしていました。しかし、それがなかなかアウトプットに結びつかない状態です。
アウトプットに結びつかないインプットや思考…それって客観的に見たら「無駄」に等しいですよね。作品でも、会話の中でもいいので、なんらかの形でアウトプットにできないと、外から見たら「インプットがないに等しい」です。どんな形でもいいので、どんなに小さくても良いので、アウトプットを出すのが重要なんだと思います。
アウトプットは人に見せられるような、明確なものであるほど良い
このような過去の経験、過去の自分を反面教師として、現在は出来る限り素早くアウトプットに結び付けるようにしています。
ここで、アウトプットするときに重要なことがあります。アウトプットでも色んな種類があると思いますが、出来る限り人に見られる形で出したほうが良いと思うのです。創作なら人に見せられる作品、運動だったら記録など。人に見られることで、そのアウトプットに対する結果が出ます。そして、その結果を踏まえて、何らか反省ができるはずです。この反省が重要です。
「インプット」もしくは「思考」だけを繰り返していると、結果がでません。そうすると、反省することもないです。PDCAサイクルを回すことさえできない。そうなると、やっぱり成長につながらない気がします。
アウトプットにつなげられれば、下図のようなサイクルが回せます。このインプット⇒思考⇒アウトプット⇒反省のサイクルをまわすことが重要なはず。これってまさにPDCAサイクルですよね。これを高効率/高回転で回し、反省して改善するのが「出来る人の習慣」なんだと考えています。
自分は行動記録により、厳密に「インプット」と「アウトプット」のバランスを管理できるようにしています!
今回説明したら「アウトプット」と「インプット」の時間バランスですが、頭でそれを考えるようにするだけでも非常に重要かと思います。でも、一番良いのは厳密にその時間を管理することだと思います。インプットとアウトプットの時間を厳密に測ることで、インプットに時間がかかりすぎてないか、アウトプットだけでインプットが疎かになっていないかを確認するのが良いと思います。
参考ですが、自分はリアルタイム行動記録システムにより、厳密に「インプット」と「アウトプット」を管理しています。それが下図です。これは昨日と今日の行動表ですね。黄色い部分が「ネタ収集/考察」となりインプット/思考に相当する作業です。ソレに対し、青色の「ブログ記事作成」と「プログラム開発」の2つが主にアウトプットに値する作業になります。つまり、黄色と青色の比率を見れば、インプット/思考とアウトプットの比率がすぐにわかるようになっています。
こうやって、インプットとアウトプットの時間を確認できるようにすることで、厳密に時間管理ができるようになり、「過剰インプット/思考状態」に陥ることを防いでいます。これも過去の反省を踏まえてです。
まとめ:「インプット/思考」フェーズの過多を制御せよ!常に「アウトプット」を見据えるのが重要!
最後にまとめです。自分が考えるに、何をするにせよ、「インプット」から「アウトプット」までの流れがあると思います。それは、上記の通り、「インプット」⇒「思考」⇒「アウトプット」という流れです。
この中で、一番重要なのは「アウトプット」です。なぜなら、「インプット」も「思考」も結果を出すためのプロセスでしかないからです。「アウトプット」につながらない「インプット」「思考」は無意味です。「アウトプット」を見据えた、各フェーズの時間配分が重要だと思っています。
しかし、現代社会では「インプット」に時間がいきがち。情報が溢れかえってます。ちょっと気になるキーワドを検索しただけで、大量の情報が出てくる。気をつけないと、すぐに「過剰インプット状態」になってしまいます。これは自分の経験談でもあります。
このように、ならないように「インプット」「思考」「アウトプット」の時間バランスを管理することが、一番重要なことだと思います。そして、アウトプットの結果を反省し、PDCAサイクルを高回転で回すことが、出来る人になるためのコツなんじゃないかなと思っております!
ということで、自分が気をつけていることですが、少しでも参考になればと思います!
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