未来の自分の視点をイメージしてみよう!長期的視点から、幸せの最大化へ!
目次
「未来の自分の視点」に立つイメージ力が、長期的に考えるために重要!
私達は日々、今日何をすべきかという判断をしています。今から何しよう、夜になったら何をしよう、そして明日は何しようと。判断の連続です。
ただ、普通に行動しているとどうしても良くない判断をしがちです。それは、「長期的視点で考えられていない」からです。そして、長期的視点で考えるためには「未来の自分の視点から見るイメージ力」が非常に重要になると思っています。
この「イメージ力」が幸せになるためのキーポイントと自分は考えています。
この考えを詳しく説明していきます!
前提:人生全体の幸福は、死ぬまでの時間の幸せの総計になるはず!
まず前提として、人の幸せを最大化するということは、死ぬまでの幸福グラフの面積(総計)を最大化するという考え方です。
これは、コチラの記事でも詳しく説明しています。
↓のように、年齢を横軸に、各年代での幸せ(効用)を縦軸にとると、このグラフの面積が、効用(幸せ)の総量になります。この面積を最大化すること=幸せになることと考えます!
簡単にいうと「死ぬまでの長期的視点で見て、幸せ総量を考える」ということですね!
人間は直近の幸せを重視しがち。自然に暮らしてると、未来のことを軽視してしまう!
↑のようなグラフが幸せの総量と考えた時、人間はこの幸せを最大化するように行動してるかというと全くそうではないと思います。
人間は、↓のように緑の領域の直近の幸せを重視してしまっているはずです(30才の人の例)。「楽しいことしたい」「美味しいもの食べたい」「寝たい」など、どうしても今時点の効用(幸せ)を高くするように行動してしまうんですね。本能に従って動いてたら、どうしてもこうなってしまいます。
でも、直近の幸福を最大化するように動いてしまうと、、、人生全体の幸せの最大化にはなりません。簡単にいうと「今時点の幸福最大化=今が幸せであればどうでもいい」ということなので。
そのように直近の幸せばかりを重視していると、↓のように、将来の幸せが落ちて、人生全体の効用(幸福)総和は落ちてしまうはずなんです!結局、今はよくても、将来的に自分自身が不幸せになってしまうってことになるんですね><
解決方法:「未来の自分」をイメージし、今の行動の良し悪しを考えてみる!
この「直近の幸せを重視してしまう」ことに対して、解決方法はいくつかあると思いますが、おすすめなのが「未来の自分の立場にたって、今の自分の行動を見てみる」という方法です。つまり、未来の自分視点から、今の自分を見てみるんです。
図にすると↓のような感じですね。今の行動が、どのような未来をもたらすのか、そして未来の自分がどう思うかイメージして想像してみるわけです。こうすると、↓の図のように未来から現在までの幸せが見通せるようになります。
例えば、「勉強する」という事について。今の幸せだけを考えると、勉強なんて面倒なので「勉強なんてしなくてよい」という結論になってしまいます。
でも、「勉強をさぼった結果、不幸せになって苦労している未来の自分」「あの時に勉強をもっと頑張っていればよかったと後悔している未来の自分」を想像してみて下さい。とてもつらくなりますよね。少しでも頑張れば、こういった将来の不幸せな解消できると考えると、、、自然とやる気がでてくるはずです!
どうしても今の自分からの視点では、今の幸せを重視してしまいます。だからこそ、未来の自分の視点にたって、長期的な広い視点で見る必要があるんです!
「後悔先に立たす」を実現しよう!未来の後悔を解消できるのは今だけ!
↑の未来の自分からの視点で考えることは、「後悔先に立たす」ということになります。
通常、ことわざの「後悔先に立たず」のように、後悔は「過去のことを悔やむ」ことになってしまいますが、、、
今回のように「未来の自分からの視点」になってみると、「未来の後悔を先読みして、反省/改善をする」ことが出来るんです!
30年後に「あの時頑張っておけば、、、」と悔やんでいる自分を想像してみてください。そして、それを踏まえて今時点の行動を考えてみて下さい。今なら、その後悔の「やり直し」が出来るはずなんです。そういう視点に立つと、「何をすべきか」という判断が大きく変わるはずです!
未来の自分の視点のイメージを明確に持つほど、「後悔先に立たす」ことが出来るようになります。そして、それこそが↓の効用(幸せ)を最大化することになるはずです!
未来の自分を想像するイメージ力こそ、幸せになるための秘訣であるかもしれません!是非、試してみて下さい!
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