ノート/メモを詳細にカテゴリ化する事の弊害と、Google Keepが最強な理由
目次
ノート/メモの量が多くなると、詳細にカテゴリ分けしたくなるけど、、、危険かも><
自分は去年の7月ぐらいから、Notionという階層型に近いノートサービスから、Google Keepに移行しました。今のところ、いい感じにGoogle Keepを使えています!
さて、この2つの一番大きな違いは「カテゴリで階層化するかしないか」という点です。Notionは下図のように細かく階層化するのが標準的な使い方です。それに対して、Google Keepはこのような階層化はできません。ラベル機能はあるけど、階層的には使用できません。
当初は、この差異について「Google Keepはなぜラベルを階層化できないんだ、、」と嘆いていました(今も時々)。しかし、色々運用していく中で、「詳細にカテゴリ化することの弊害」に気づいていったんです!
弊害1:カテゴリを細分化しすぎると、どこにメモ/ノートがいったか分からなくなる
その弊害の一つが「各メモ/ノートが、どのカテゴリに入っているかわからなくなる」という問題です。
メモ/ノートが多くなると、下図のように細かな階層分けになってきがちです。場合によっては4段/5段と階層化されあることも、、、そうなってくると、どこの階層にメモした内容があるのか分からなくなってくるんですよね。探すのも大変だし、そもそも書いたことさえ忘れてしまうことも、、、
また、当初はキレイに階層化できても、多くの物事には「2つのカテゴリに属する」ような事が多々でてきます。そうなってくると、段々とカテゴリの改装がゴチャゴチャになってくるんですよね、、、
つまり↓のような状態になり、整理したことで探す手間が増えてしまうのです。さらに、そうなることで思い出す機会もなくなってしまうんですよね、、、これでは本末転倒です。
弊害2:メモ/ノートは直近のものほど、使われる可能性が高い。カテゴリ化してると、時系列が見えにくくなる
2つ目の弊害が、直近に書いたメモ/ノートを一覧で見られないという点です。メモ/ノートがどういった時に活用されるかというと、実際直近のメモであることが物凄く多いはずです。コンピューターのメモリ/キャッシュもそうなんですが、圧倒的に使われるのは直近に入れたデータです。つまり時系列で並べて、直近の情報が一覧で見れることがすごく重要なはずなんです。
↓Google Keepのメモ。こんな感じで時系列順で見れることが重要
これに対して、多くのメモ/ノートアプリがこのような表示ができません。つまり、階層型に整理した瞬間、直近の情報のリストアップができない状況になります。これはつまり、「メモ/ノートを書いたけど、後から使われにくい」状態です。
メモ/ノートは、後に使われるべき時に、ちゃんと想起されてこそ意味を果たすはずです。ただ書いて、後から思い出せないんでは意味ないですよね。で、人間の脳の記憶と近い「直近のメモ/ノートを一覧表示する」というやり方は、非常に理にかなっている気がします。
あまり詳細にカテゴリ化すると、この時系列による一覧性からどんどんかけ離れていきます、、、実際自分はそうでした><
Google Keepならどんなにラベル(カテゴリ)を付けても、時系列順に見られる!これがメチャクチャ重要!
上記のような階層型のメモ/ノートに対して、Google Keepは単純です。基本はカテゴリというものがなく、簡単にラベルが付けられるだけです。なので、ラベル関係なくメモ/ノートを一覧化することが可能です!これが自分がGoogle Keepを最重宝する理由です。ラベル付けはされていても、関係なくすべての情報を一覧化できるのは「脳の短期記憶の視覚化」のようですごくスッキリするし、メモ/ノートを有効活用できる機会が多くなりました!
特にノート/メモというのは、長期的な記憶というより、短期的に何か作るときの一時的な情報のバッファとして使う事が多いハズ。そのような用途の場合、明らかに単純な時系列での扱いを重視したほうが、情報活用しやすいと思います!
時系列だと一見整理できないように見えますが、、、そのほうが活用しやすかったりするんですね。また、Google Keepなら時系列順+タグ付けでカテゴリ化もできるので、両方の利点が得られます!これが自分がGoogle Keepが最強と思う理由です!
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