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WELQ問題について、ブロガーの立場から意見!WEBの裏に潜む欲望と、嘘とGoogle(人工知能)の限界について!

今回は、ランニングとはあまり関係ない内容です。ここ最近、色んなニュースでWELQの問題が取り上げられていますね。簡単に言うと、DeNAが運営していたWELQ(+その他)のサイトが、中身のない内容だったり、嘘ばっかりの内容だったりを記事で掲載していて問題になっています。そういったサイトは非常に多いのですが、よくなかったのが健康関連の記事で命にかかわるような部分で嘘が多かったことらしいです。水素水であったり、なんにでも効く食品を紹介したりとやりたい放題だったそうです。
しかし、このように問題になったのは氷山の一角であり、ネットにはそういったサイトはたくさんあります。自分は2年以上ブログを書いてきて、ブログ収益化なども熟知しています。そういった立場から、色々思うことがあるので今日はそのことについて書きます。
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ネット/TVには訳が分からない情報が多すぎる!

一番思うのが、ネットには訳が分からない情報が多すぎるということです。特に健康関連の記事、ダイエット関連の記事などはかなりひどいです。例えば、こちらの記事にも書かせて頂きましたが、ネット上には色んなダイエット方法がたくさん掲載されています。そんな中で、「チョコレートダイエット」「おにぎりダイエット」「から揚げダイエット」と恐ろしいようなダイエットもたくさん紹介されています。また、よくわからないサプリや食品を使用してのダイエット成功記事などもたくさんあり、食品の購入を進めるような記事もたくさんあります。
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ネットの無料ではない!どこでも利益に結びつけようというとする裏がある!

ではなぜそのように、嘘のような記事がたくさん氾濫しているかというと、どんなネットのページでも集客して収益を増やしたいという意図があるからです。
よくYoutubeは1再生0.1円と言われていますが、普通のページも同じです。大体普通のwebページで、1アクセスで0.2円~0.5円の収益が発生します。これはブロブやいろんなサイトに掲載されている広告による収益です。なんとなく、アクセスしている皆さんの1アクセス1アクセスが、実はどこかでお金につながって、訪問サイトにお金を落としていたりするわけです。なので、検索エンジンからいかに人を呼び寄せるかがお金に直結するわけで、日本全体の総アクセス数は決まっているので、そのパイの奪い合いになるわけです。

 では、アクセスを稼ぐためにどうするかというと、「タイトルを大げさにして人を集める」「嘘を書いて人を集める」などするわけです。普通のことを書いているだけでは、ネットにあるたくさんの記事に埋もれてしまうからです。だからこそ、少しでも目立ち、人をページに集めるためにわざと少し嘘をついて、意外性のあることを書いて人を集めるわけです。

 そうしていくと、、、自動的にかなり嘘に近い情報になってしまったり、「ランニングは実は身体に悪い!常識は間違っていた!」といったような記事がたくさん出てきてしまうわけです。また、それがアフィリエイトと直結していたら、それはまたひどい話で。使ってもいない商品をべた褒めなどするわけです。
そういった観点から見ると、ネットのページのほどんどが何らかの形で利益を追い求めており、それによって事実が歪んで記述されてしまうという問題があるわけです。WELQに関わらず。
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Google先生は完璧ではない!記事の良さは人間でないと判断できない!

では、上記のようなお金をかせぐために、色んなことを誇張したり、嘘を言っている記事がなぜGoogle先生によって検索上位表示されてしまうのでしょうか。Google先生であれば、上記のような嘘記事を判別して上位表示しないようにできるかと思えるかと思います。

 しかし、個人的な意見としては、そのような人間的な評価はGoogleのような機械では難しいと考えています。これは、一応、大学院で人工知能系の選考で研究をしていた立場からの考えです。なぜ良い記事をGoogleでは判定できないかというと、Googleには人工知能があっても、「人のような感性」「人間のような身体」がないからです。感性というのは、記事を見て面白さを判定する感性であったり、人間の立場から、その記事が本当に有効なのかを感がえる部分のことを言っています。Googleはその記事がある検索ワードと一致しているか、関連があるかは判別できますが、良し悪しは自分では判断できないのです。

 例えばこのページのようなランニングのシューズの評価をしているサイトに対して、レビュー記事でお金を儲けるために嘘をいって無理やり褒めたたえているか、それとも本当のことを言っているかを判別することを考えます。そうしたときに、人間であれば実際にそのシューズを履いて試してみて、その記事が嘘を言っているのかどうかを判別できます。しかし、Googleにはシューズを履いて走ってみるなど実体験ができません。ですので、web上の様々な情報を「実体験」して判別することはできないのです。それは、様々な健康方法の記事でもそうです。「身体」がないので、自分では評価ができないのです。だから、Google先生は他の人から情報を見聞きして、多数決やら色んな手法を用いて、あくまで外側の意見から本当かどうか、その記事が有用性が高いのかどうか判定するしかないのです。
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Googleは他人の評価からでしか、ページの良し悪しを判別できない。これは大きな問題点となるんです!

Goolgleは自分では実体験できない、周りからの評価からしか良い情報かどうかを判別できないのです。しかし、その「他人の意見を拾ってきて、嘘かどうか、良いかどうかを判定する」手法には限界があります。それは、悪意をもってその判定方法を推測して、嘘情報をGoogleに流し込んで無理やり高評価にページをさせようとする人がでてくるからです。具体例を挙げると、Googleは少し前までページの被リンク数というものを、最大限に尊重してページの評価をしていました。被リンクというのは、そのページがどれだけのサイトからリンクされているかという数です。良い記事や影響力の強い記事であれば、自然と外側からシェアされたり、リンクされたりしますよね。だから、Google先生は良い悪いを判別するために、その被リンクを使ったんです。

 しかし、結果としてできたのは、「自作自演の嘘リンクを大量に生成する」サイトが多発する世界です。上記のようなGoogleの良し悪しの判定方法に対して、それならばと自作自演で大量のページを作成して、そこから自作自演のリンクを大量につくるサイトが増え始めたのです。その結果、web上には大量の無駄な情報、ゴミのようなページが溢れかえりました。Google先生は、検索者のために、良いページを検索上位表示しようとしているのに、結果としてゴミみたいなページを増幅させて、インターネットの世界の情報の質を低下させたという皮肉的な結果となったんです。
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結論:Google先生は絶対に良いページを検索上位表示させているわけではない!受け手が情報の正しさを判定し、取捨選択することが重要になる!

結論としては、今後どんなに人工知能が進化していっても、ページの良し悪しを完全に判別することは不可能と考えています。そして、Googleがページの良し悪しの判定方法を変えたら、それに付随して色んな悪意を持った人がそれを逆手にとって悪意のある情報を垂れ流すという、イタチごっこの繰り返しになると考えます。

 また、完全なる有用性の高いページを集めた検索ランキングをGoogle先生が表示することは、かなり不可能に近いです。Googleが人間と同じような身体性や感性をもつことができれば解決できるのですが、「人工知能」よりも「人工身体」「人工感性」のほうが圧倒的に難易度が高いのです。ですので、いつまでたってもGoogleは「検索キーワードに関連性の高そうなページを上位表示する」お手伝いをするだけで、情報を取捨選択するのは見ている人間の役割になると思うのです。

 つまり、インターネットに溢れるページには悪意や金儲けの裏があることを意識し、どのページが本当のことを言っているのかを考えながら参照しなければいけないのです。ただなんとなくページを見て、なんとなく信じてしまっては、そういった悪意に流されて騙されることに間接的につながってしまうと考えます。
「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という2chの管理人の名言はインターネットの本質をとらえた、永久に残るようなものすごい名言なのかもしれません。考えながら、インターネットをうまく使うようにしていきましょう!
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