Similar Webで見れる!日本のwebサイトのアクセスランキング!見たくないものも見えてくる!?
目次
Similar Webでwebサイトのアクセス数が見られる!まさにwebサイトの戦闘力を測るスカウター!
コチラの記事でも紹介させて頂きましたが、Similar Webというwebサービスがすごいんです。普通は他人のサイトのアクセスというのは知る方法がないのですが、こちらのSimilar Webというサイトでは独自の方法でそのデータを取得しており、あくまでも推測値となるのですが、各サイトのアクセスを見ることができるんです!今回はこのSimilar Webの日本のwebサイトのアクセスランキングを見て、色々考察したいと思います!
Similar Webで日本のアクセスランキング(推定)が見られます!(50位までですが)
上記のようにSimilar Webを使うと、webサイトのアクセス数がわかります。またこのアクセス数には日本と世界で何番目のアクセス数(正確にいうと訪問数)なっているかのランキングもついているんです!そして、そのアクセス数上位のサイトのランキングを下記のURLからみられるんです!これはなかなか見られない情報なのでかなり新鮮です。
[日本のwebサイトアクセスランキング]
https://www.similarweb.com/ja/top-websites/japan
ということで、今回はこのURLのデータを見て、少し日本のwebサイトの状況を考察したいと思います!
Similar Webによる日本のwebサイトアクセス(訪問数)ランキング!
それではまず1~20位です。2017年9月データのランキングでは、下記のようになっていました。
Similar Web日本アクセスランキング1位~20位
まずですが、やはりgoogle先生とyahoo先生の1位2位独占ですよね。Google先生については、3位にグローバル版のgoogle.comが入るという二段構えです。訪問数は、1位のgoogle.co.jpが20億回のアクセスになっています…すごすぎますよね。yahoo先生も17億回程度で負けてはいないんですよね。
そして、3位以降にはもう同じみのyoutube、twitter、amazonなどがランクインしてきています。これは国際的にも強い、グローバルなサイトです。ただ6位のamazonの時点で、アクセス数は5億程度になります。もう1位とはかなりの差になってます。
そして、7位以降には楽天、FC2、docomoといった日本独自の企業が現れてきます。11位のニコニコも日本独自のものですよね。こう見ると、ニコニコ動画はまだまだ頑張っているなという印象です。後述する2chよりアクセスがあるのですから。そして、13位にyahooニュースがきます。前回の記事でも書いたとおり、yahooはニュースページとトップページでドメインが違ったりするので、こういって2つにわかれてランクインしたりするんです。
注目すべきは16位と17位のライブドアとアメブロです。この2つのサービスは個人のブロブが同じドメイン上に配置されるような状況になるため、全てのライブドアブログやアメブロのアクセスの合算値になっているんです。つまり、個人のブログのアクセス数を総計してもこの位置になるのです、、、だいたいアクセスで2億回ぐらいですね。ですので、この個人ブログのアクセス総計を軽く上回っている上記のyahooやgoogle、youtubeなどのサービスがどれぐらいすごい影響力をもっているのかが分かると思います。
Similar Web日本アクセスランキング21位~40位
21位以降を見てわかってくるのは、「やっぱりアダルトサイトは強い!」ということです。これを見ても、21位、26位、37位くらいにアダルトサイトがきていますよね。他もDMMとかも怪しいですが、、、とにかく、大手サイトの次にアクセスをもっているのはアダルトサイトのようです。
個人的に少し驚いたのが2chです。27位。昔はもっと影響力あった気がしますが、、、どんどんアクセス減っているようですし、こんな状況なのでしょうか。そして、さらに驚くのがその下の28位の「小説家になろう」というサイト。自分は小説に興味がないため、名前ぐらいしか知りませんでした。こんなにアクセス数を持っているサイトだったんですね、、、すごい。甘く見ていました。思うと、絵の共有コミュニティサイトpixivは18位ですし、小説が28位でもおかしくないのかも。
ちなみに40位のクックパッドの時点で訪問数は1.6億程度です。まだまだ多いですね。ただ、なぜか41位のサイトは0.9億回となっており、ここから急激にアクセスが落ちていきます。大規模サイトの壁はこのあたりなんでしょうね。
Similar Web日本アクセスランキング41位~50位
50位までがSimilar Webで掲載されている日本アクセスランキングです。先にのべたとおり、40位に1億アクセスの壁があります。ですので、ここから急激にアクセスが落ちるのもあり、比較的マイナーなものも入ってきます。驚くべきは42位のグランブルーです。ゲームですね。1つのゲームでこの位置にランクインするというのはすごいと思います。。。アクセスは3000万回になります。
そして一番驚くのが47位のnosv.orgという占い作成ツールのサイトです。ここはもしかしたら…個人サイトなのかもしれません(わかりませんがそんな感じもします)。もしそうであれば、すごいですよね。アクセスは3000万回程度持っているようですし、個人に近いサービスとして一番成功している事例になるのではないでしょうか。他は皆有名企業の中、ここにランクインするのはすごいと思います。
まとめ:日本のwebサイトのアクセスは大手サイトで占められている。個人ブログやサイトはほんとごく一部。(昔はそうじゃなかった…)
まとめです。当たり前かもしれませんが、上記のようなアクセス状況を見ると、やっぱりyahooだとかtwitterとか、amazonとか誰でも知るようなサイトのアクセスが日本のwebサイトのアクセスの大半を占めているようです。個人のサイトというかブログは、全て集めてもアメブロ総計アクセスの2億程度であり、全くかなわないということ。
個人(っぽいところ)ではnosv.orgや、しいて言うなら「小説家になろう」(18名程度の小さな規模で運営しているみたいです)のページぐらいでしょうか。大手に並べているのは。もしくはアダルト系ですよね。当たり前といえば当たり前の結果なんですが。。。。10年や20年前のwebではむしろ個人サイトがかなり幅をきかせていた感じがありましたので。そこに大手サイトが出てきて、役割を奪われてしまった感があります。
例えるなら、昔は個人商店(個人サイト)が立ち並ぶ商店街に活気があったのに、大きなデパート(大手サイト)ができて、皆そこに集まってしまうようになり、個人商店(個人サイト)は廃れたという感じでしょうか。当たり前の時代の流れですが、一応1998年ぐらいのwebを知るものとして、少し寂しい感じがしました。
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