絶滅寸前!?ThinkPadのトラックポイントの凄さを力説してみる!&ソフトリムキャップの販売終息問題について!
目次
ThinkPadのトラックポイントの凄さをわかって欲しい!!
表題の通り、今回はThinkPadのトラックポイントの凄さを力説させて頂きます。ちなみに、トラックポイントというのは、下の画像の赤い部分のことです。ThinkPadキーボードでは、この赤ポチによって、マウスポインタを自由に操作できるんです!このThinkPadのトラックポイント、使う機会、見る機会が減っており、確実に絶滅傾向にあります。
昔は大学の中には多くのThinkPad派がいました。教授とかかなりの人がThinkPad派だったり。ですので、嫌でもThinkPadに触れる機会があり、自分は自然とThinkPadのトラックポイントの凄さに気づく事がが出来ました。しかし、今は大学でもMacなどを推奨して使用する時代です。そのようなきっかけもありません。
一度使うとThinkPadのトラックポイントの凄さはわかってもらえるんですけどね…。もちろん万人受けはしませんが、ハマる人は激ハマりします。今回はその魅力をお伝えできればと思います!後半はオプション製品のキャップの販売終息問題についてもまとめています!
↓自分のThinkPadのキーボードの山。この2,3倍以上のキーボードを10年間で使い倒してきています。
動画でわかってほしい!ThinkPadのトラックポイントの効率の良さ!
ThinkPadのトラックポイントの凄さは、感覚的なものではありません。「なんとなくの使用感」ではなく、実際の作業効率性として、その凄さは定量的に評価できます。その凄さがわかる動画を2つご紹介します。
上の動画では、マウスを使っている時とトラックポイントを使ったときの作業効率の差を動画で明確に示しています。左上のマウス操作ではちょこちょこ手が動いていますが、右下のトラックポイントではほとんど手が動いていなのがわかるでしょうか。これでも同じようにポインティング操作しているはずなんです。でも、トラックポイントなら少し指を動かすだけで済んじゃうんです!この効果で作業にかかる時間も段違いです。
さらにコチラの動画でも、トラックポイントの凄さがわかります。マウスを使っている時…意識をしていないかと思いますが、結構な距離で手が動いているんです。一回ではわずかかもしれませんが、一日PCで作業していると、ものすごい距離になるはず。しかし、動画のようにトラックポイントでは全くホームポジションから指や手が動きません。動いてもミリ単位ですね。如何にトラックポイントが効率的かわかると思います。
これはトラックパッドでも同じです。やっぱりトラックパッドでも手を動かす必要があります。Macでトラックパッドの操作性が素晴らしいと言われていますが、トラックポイントと比較して考えると、そもそもトラックパッドまで手を動かす時間が無駄なのです。
自分の大好きなソフトリムキャップが販売終息に向かっている><
上記のように、超効率的なトラックポイントですが、その中でもいくつかの種類があり、一部では販売終息問題が起きています。
キャップの種類によって使用感は全く違う!
まず第一に、トラックポイントはそのキャップ種類によって全く使用感が異なります。下図のように3つのタイプのキャップがあります。
3つの特徴は、以下のような感じです。
ソフトドーム:指の負担は少ないが、高速で移動するためにはかなり力が必要。標準形で、現在進行系で使われている形。
クラシックドーム:摩擦度を上げることにより力が入りやすく、高速移動可能。でも指が擦れて痛くなる。現在販売終息傾向。
ソフトリム:テコの原理で力が加わるため、小さな力で高速移動可能。敏感に動くため、相当の慣れが必要。現在販売終息傾向。
かなり主観ベースでいうと、ソフトドームは初心者向け、ソフトリムとクラシックドームは上級者向けという感じです。ソフトリムは超敏感にポイントが動くため、慣れが必要ですし。クラシックドームは相当指を鍛えないと、痛くてしょうがないと思います。鍛錬が必要です。
ここで言いたいのはそういう事ではなくて、キャップの種類によって全く使い勝手が違うということです。少しの違いどころではなく、全く違う製品と言っていいぐらい違いがあります。
自分の使っているソフトリムキャップは超マイナーだった!使用率5%!
自分は上記の3つのキャップの中で、ソフトリムばかりを使っています。それは既に慣れているため、小さな力で高速にポインティングが出来るようになっているからです。でも・・・今日衝撃的な事実を知りました。それは、ThinkPadの製品担当の方のツイッターです。
ソフトリムは人気がない!?どうやら全然売れていないらしいです。製品担当の方から「それ人気ない」って直接言われるって、どんだけ…
でもその後、実数が示されていました。
調査によると、ソフトリムキャップを使っている人は5%しかいないみたいです。ThinkPad信者自体がそもそも少ないのに、さらにその5%しかソフトリムキャップを使っていないって、ほとんどユーザーいないって状況じゃないですか(;;)
ソフトリムが販売終息傾向により、キャップの価格が高騰している!
上記のように、人気のないソフトリムですが、そのキャップが販売終息してきており、その流通量が極端に減っている傾向にあるようです。このキャップって、使用していると弾力性がなくなってきたり、汚れてくるので3ヶ月に一回ぐらいは交換が必要になるんです。だから大量にこのキャップが必要となります。
以前は1キャップ100円以下で売られていましたし、普通に買えました。しかし、段々と流通量が減り、キャップの値段が上がってきています。何故かというと、メーカー自体がスタンダードなソフトドームだけを販売する方向に走っているからです。現在の新型キーボードでは、ソフトドームだけ対応するようになているんです。他2つのキャップは無視状態…
その証明がコチラ。Amazon、ヤフオクなどではソフトリムが今10個2200円ぐらいで売られています。1キャップ200円以上です。当初の2倍以上。高い!段々と流通量が減り、値段が高騰しているのがわかりますよね・・・
見つけた有料店舗で80個購入してしまいました!今後の流通量激減を予測して!
上記のように、ソフトリムキャップの値段はどこも高騰しています。しかし、今買わないとどんどんと製品自体が無くなっていく…どうしようと困惑していた矢先、素晴らしいショップ様を発見しました。コチラのエムズ・トレーディングというショップ様です。
こちらのショップ様では、「ソフトリム+クラシックドーム」という2つのセットが90円で売られていたんです!クラシックドームははっきり言っていらないのですが、ソフトリムキャップ1つで90円と考えても激安です!ということで、こちらのショップ様で80個ほど手配させて頂きました。
通常は最大10個までしか注文できなかったのですが…お店の方のご好意で、一時的にその制限を外してくれたんです。ということで、その好意に応えるため、80個ほど購入しました。今後、どんどんとソフトリムキャップが無くなることを予測して。現在、自分は20個ほどの未使用キャップを持っているので、合計で100キャップ。1年で4回交換したとしても、25年はもちます。もはや一生使うレベルの注文です(笑)
ということで、絶滅寸前の危機にある、ThinkPadのトラックポイントの凄さを語らせて頂きました。自分のように一度ハマると、大変です。もうマウスやトラックパッドなんて使えなくなってしまいます。それは上の動画からもわかると思います。ホームポジションから手を動かさないスタイルに慣れたら、マウス操作なんて無理です。あまり、狂信的になるのも嫌ですが… どうか若い方にもこの凄さが伝わればいいなあと思うばかりです!
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あまりに同感過ぎて、面白かったです!
唯一違うのは、私はクラシックドーム使いな事だけ。
もしクラシックドームのキャップを今でもお持ちのようでしたら、お譲りいただけないでしょうか?
本当ですか?同士が居て凄く嬉しいです!クラシックドーム大量に余っているのでお譲り致しますねm(_ _)m