Adobe Dimension CC を低スペック(ノートPC等)でも動かす方法!
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Adobe Dimension CCは気軽に使えそうだけど、ハードウェアの大きな壁がある!
2016年にリリースされたAdobe Creative Cloudというソフトがあります。このソフトは下図のように、2Dの絵を3Dモデルに簡単に展開し、さらに高度なレンダリング処理をして表現できるソフトです。2D→3Dがテーマのソフトですね!
このソフト、とても楽しそうですし、簡単にphotoshopやillustlatorの絵を貼り付けできるので、とても気楽に試せるソフトのようです。しかし、実はPCスペックの要件のほうがそんなに簡単じゃなくて… 超高スペックを要求されてます。下記はwindowsのものですが、OSも10以外認めず、メモリも8GでCPUもかなり高いです。
そして、何より、「グラフィックカードGeForce GTX 770、Intel Iris Pro Graphics 580 または 6200、もしくは同等品」「512 MB の専用 VRAM」これがかなりの制約です。こんな高いグラフィックボード、ノートPCやタブレットに積まれていません。ということで、普段無敵の性能をほこる自分のsurface pro4でも「スペック不足」と言われて開けませんでした。
しかし、ちょっと対処したら一応使えるようになりましたので、参考として記事化しておきます。
海外のAdobeフォーラムでも問い合わせ有り。動作未検証のプレリリース版はハードウェア制約がないようです!
どうにかして少しでも使えないかなあと思っていたら、Adobe Dimension CCに以下のような問い合わせ有り。簡単に言うと、「AVXという3D計算用の命令を使っている関係から、必要性能/システムを計算してこの制約を付けている。コレ以外に、そのような制約をとっぱらったプレリリース版も作っているので、それなら使える。でも、全部の機能が使える保証はまったくないし、バグ取り中だから気をつけて」とのこと。
https://forums.adobe.com/thread/2396704
ということで、紹介されていた下記のページからダウンロードすることができました。自分はとりあえず、「Dimension 1.0.0 Prerelease Downloads & Experienceathon」を選択しました。まあ、とりあえず簡単に試すだけなのでバグありでもいいかなと。
ダンロードページ
https://www.adobeprerelease.com/beta/6D4BC437-A571-40B6-B398-1D29A4A13985
Adobe Dimension CCをとりあえず動かしてみたところ…やっぱり重い><
上記のダウンロードを行い、インストーラーをクリックしたら、普通にAdobe Dimension CCが動くようになりました!しかも日本語になっています。嬉しいです!しかし…やっぱり無理やり動かしているのもあるのか、激重です。やっぱりタブレットではグラフィックボードの性能が足りないのか…そもそもsurface pro4はVRAMが128MBの設定になっているらしいので、それをどうにかしないと激重なのかもしれません。
レンダリングもとにかく遅いです。CPUファンぶん回し。でも使えます。なので、「何ができるか試す」レベルなら十分です。色々なモデルを配置してみたり、マテリアルを変えてみると面白そうです!
adobe公式のAdobe Dimension CC使い方まとめページ
https://helpx.adobe.com/jp/dimension/get-started.html
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