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ブログは現在アクセス数だけにこだわるのでなく、「アクセスを集められる期間」を考えるのが一番重要だと思う!

 ブログやサイトの運営の中で、一番評価されるのがアクセス数です。アクセス数が多いとすごいブログですし、アクセス数が低いと力のないブログとみなされます。実際、大きなブログというのは「人を集める力のあるブログ」ということになると思うので、その考え方は間違っていないと思います。ブログを育てていくということは、アクセス数をどうにか集められるようにするということに等しいと思っています。

 しかし、自分は単純なアクセス数の評価だけでなく、「そのアクセス数がいつまで続くか」という永続性/持続性も一緒に考えていかないと、いけないと思うのです。単純なアクセス数だけに惑わされてはいけないと思う尾です。今回はこのことについて話させて頂きます。

各記事の本当の評価は「1日のアクセス数 × アクセスを集められる期間」

 一般的にアクセス数というと、ある1日や一ヵ月でのブログのアクセス数の評価となるかと思います。そしてその中で、アクセス数が集められた記事などが評価されます。しかし、この考え方/評価方法は注意が必要かなと思っています。なぜなら、そのような評価方法だと「長期間地道にアクセスを集められる記事」が評価されないからです。自分は「1日のアクセス数 × アクセスを集められる期間」が本当のブログ記事/コンテンツとしての有用性を評価する基準だと思っています。

 記事の評価は「最終的にどれぐらいの人に見てもらえるか(役立つか)」です。なので、ある期間のアクセス数だけでなく、「アクセスを集められる期間」の考慮が絶対に必要なはずなんです。1カ月のアクセス数が同じ記事でも、一ヵ月しか見られない記事と、10年見てもらえる記事では12×10=120倍の差があると思うのです。

「一時的にアクセスが集められる記事(トレンド記事)」は劇薬。一時的な効果はすごいが、長期で見ると評価/価値は低い。

 上記のように「1日のアクセス数 × アクセスを集められる期間」で考えるとすると、最も危険と考えられるのが「一時的にアクセスが集められる記事(トレンド記事)」です。トレンド記事は、そのときの流行に従った記事を書き、大量のアクセスを集める手法です。一番わかりやすいのが、芸能関係ですね。例えば今だと松居一代さんの話題とかでしょうか(笑) 何か書けば、確実に今なら大量のアクセスが得られると思います。しかし、それを1カ月後、1年後に見てもらえることは少ないかと思います。「今流行り」なだけであって、すぐに廃れて誰も見なくなる記事になると思います。実際、2年前くらいならベッキーに関する記事を書いておけば、それなりのアクセス数が得られたと思いますが、、、復帰している今はそんな記事あまり見る人いないと思います。

 図解すると下図のような感じになります。横軸が時間をあらわして、縦軸がアクセスを表していると思って下さい。長期的にアクセスが得られる記事は、下の図のように、一時的なアクセスは低いですが、長期に渡ってアクセスが稼げるので、トータルで見ると結構な下図のアクセスが得られます。

[長期的にアクセスが得られる記事]

 それ対して、トレンドブログのブログのアクセス傾向を表したのが下図です。一時的にものすごい下図のアクセス数がきますが、すぐにそのアクセス数も減り、誰も来なくなります。まさに「打ち上げ花火」ですよね!実際に、この記事は2017年8月に書いたものですが、2017年11月に追記している現在、松居一代さんの話題なんてもうほとんど出ていません。今だったら、貴乃花親方の話題がトレンドになると思いますが、それも2ヶ月後にはもう下図のように下火になっていると思います。

[トレンド記事。打ち上げ花火のように、アクセス急上昇してすぐに下がる。]

実際の例:本ブログでのポケモンGOの事例

 このようなトレンドは、実際自分も「ポケモンGO」の記事にのっかったときに感じました。それまで、ブログは1日2000のアクセス数を集めるのがやっとだったのに、ポケモンGOの1記事で1日5000アクセスぐらい稼げるようになったのです!この時には、あまりにもその数が大きくて、「ポケモンGOブログでいいじゃん!」と思ったこともあります。しかし、やっぱりそういったトレンド記事は長く続くわけがなく、1カ月後には1日300アクセスとかそれぐらいになってました。1年後の今では1日10アクセス程度しかきていません。トレンドにのるというのは、そんなものだと思うのです。
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「何年経っても、有用性の高い記事/コンテンツ」であることが重要。昔のサイトでも今でも多く見られている分野もある。

 上記考察のとおりですが、1日のアクセス数が低くても、長期にアクセスが集められる記事は貴重です。例えば、1日10アクセスぐらいの記事でも10年間見てもらえる記事であれば、その記事は36,500のアクセスが最終的に集められることになるんです。これだけアクセスが集めらたら、ものすごい意味のある記事といえます。そんなような記事は、一般的な「月間〇万アクセス達成しました!」という観点ではあまり評価されません。しかし、こういった記事こそ、自分が求めている記事です。

 そういった観点で見ていったときに、、、じゃあ10年前から続くようなサイトで、今も見られているサイトはどんなものがあるのかと考えました。そう考えると、かなりのサイトがなくなっているんですよね。日記系サイト、個人のニュースまとめ系サイト、みんな閉鎖だったり死に体状態だったりするんです。しかし、ちゃんとアクセス数を集められているサイトもあるようです。
  
  それがこちらの「おさいふプラス」さんの記事に紹介されてました。「a-ki’s factory : ブルースとアコギと初心者のためのギター講座」というサイトさんを紹介しているのですが、開設から15年以上経過した今でも、月間50万程度のアクセスをたたき出しているようです!さらに、今はあまり更新していないそうで…つまり「何もしなくても月間50万アクセスを稼ぎ出すサイト」だそうです。これは、アコギの技術などはどれだけ年数が経過しても価値が変わらないからと思うのです。音楽やスポーツなどの趣味、学問的な記事、一般常識的な記事。これらは年数が経過しても価値はそれほど変わらないと思うのです。だからこそ、こういった長期的にアクセスを集めて、人の役に立ち続けられるような記事をつくっていくべきだと自分は考えています。一時的に一ヵ月だけ50万アクセスを集めるトレンドブログと比べて、何十倍も価値があると思うのです。

とにかく「今だけを見る」のでなく「長期的な観点で見る」のが重要。焦らず、長期的に価値のある記事を増やしていきます。

 最後にまとめですが、「今だけを見る」のはよくないと思うのです。今だけのアクセス数を見ていると、どうしてもトレンド記事に手を出しがちです。芸能だけでなく、iphone記事とか、ゲームの記事とか。そういった記事は一時的にはアクセスを集められますが、急激に記事の価値が低下していきます。昔のスマホの記事なんて誰も見なくなりますし、ゲームも流行がさっていくと、アクセス数が減っていきます。
  
  そうした中で、やはり一番重要なのは「長期的な観点で見る」だと思うのです。「1日のアクセス数 × アクセスを集められる期間」という式を考え、「アクセスを集められる期間」に着目しながら、どのような記事/コンテンツを作ればいいかを考えるのが重要だと思っています。「1日のアクセス数」が低い記事ばかり書いていると、アクセス数の伸びがあまりなく、焦ってしまいます。しかし、「アクセスを集められる期間」をそれでも最重要に考えることが重要だと思っています。そうやって「アクセスを集められる期間」を増やしていくと、google先生にも認められやすくなっていきます。そうやって、長期的に価値のある記事を集めていくと、google先生にも「このサイトは長期的に価値のあるコンテンツが多い」と評価されてくるからです。そうすると、だんだんと「1日のアクセス数」も増えていくと思います。今まで3年程度ブログをやってきて、自分はそう感じています。

 ということで、このブログでは、派手なたくさんアクセス数が集められるようなコンテンツでなくとも、長期的に価値のあるものを作っていきたいと思っています!


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