Adobe Creative CloudとMFクラウド値上げ!「クラウドソフトへの依存性」に危険性を感じる日々
目次
自分の使用しているクラウドソフトの値上げが多発しています!
本ブログ、半年間中断していました。すみません。しかし、その間に大きく変化したことがあります。それはクラウドソフトの月額利用料です。自分は以下の二つのクラウドソフトを有料で利用しています。クラウドソフトなので一括料金はなく、月額料金で手軽にソフトが使えるんですよね!
1)Adobe Creative Cloud(デザイナー向けソフト)
2)MFクラウド(確定申告の帳簿作成ソフト)
しかし、この二つが中断している間にともに値上げになったのです!!二つともガッツリ使用しているので、かなりビックリしております。ちょっとクラウドソフトの危うさを感じましたので、記事にまとめておきます。
二つのクラウドソフトの値上げ状況
まずは二つのクラウドソフトの値上げ状況を簡単にまとめます。
Adobe Creative Cloud
Adobe Creative Cloudは、特にAdobe Animate CCを使っているので自分の中では必須なソフトです。コチラは2月12日から値上げになったようです。以前の価格と改定後(現在)の価格はコチラ
[以前の価格]
[改定後(現在)の価格]
全体的に値上げされていますが、コンプリートプランに着目すると4980円から5680円に値上げされています。月額700円の値上げです!大体14%の値上げですね。月額でみたらそんな事ないですが、年間でみると8400円の値上げです。高過ぎですよね。しかも、あまりアナウンスせずにサラりと値上げする高等手段。さすがAdobe先生です。
MFクラウド
コチラは自分にとってはさらに必須のソフトです。何故なら確定申告を全てこれで行っているからです。このソフトを使うと、ほとんどのクレジットカード会社や銀行のデータを取り込みできるので非常に楽になるんですよね。そんなMFクラウドですが、以下のような文面がきて値上げになりました。
…中略…
そこで、「マネーフォワード クラウドバリューパック」を廃止し、一般事業者さまにクレジットカードにてご契約いただく際の「バリューパック」を含む各サービスの基本料金を一本化し、基本料金と一定数を超えた場合の従量課金にて上記5サービスを利用可能な料金体系へ変更することにいたしました。
なお、これまでよりも安価にご利用いただけるお客さまがいる一方で、一部のお客さまにおかれましてはご利用料金が高くなるケースもございます。その点につきましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
要約すると、今まで1つの製品ごとに課金していたけど、5つ同時に使いたい人も一部いるから、5つまとめてパックで提供するよ!全員そのパックに移行して、全製品が使えるようになるよ!という感じです。
しかし、それにより価格が月額800円から980円になるのです。多くの人は1ソフトだけ使っていたので、実質値上げなのです。他の4つのソフトなんて使わないですからね、、、拒否権なしの値上げです。
危機!そのソフトの機能に依存してしまうと、どれだけ値上げされても脱出できなくなる!
上記のようにクラウドソフトは月額の値段が決まっていますが、永遠にその値段というわけでは決してないんですね。本当に突然値上げするんです!急すぎてビックリですよね。
そんなに急に値上げされたなら、ソフトの使用を止めればいいじゃんって話ですが、そう簡単にはいきません。Adobeのソフトの代替となる超高機能ソフトなんてないですし、今まで使い慣れてきたAdobeソフトから移行する手間も大変です。会計ソフトについては、数年このソフトで確定申告などしているので、移行するということは過去のデータを捨てることにさえなりそうです。過去のデータと整合性を合わせるのも一苦労ですよね、、、
こんな感じで、そう簡単には移行できないようになってるんです。だから急に値上げされても移行できない。まさに企業の手のひらの上で転がされているような感じですよね。。。悔しいです><
常に他ソフトに移れる状態を意識することが重要かも
こう考えるとクラウドソフトって危ういですよね。確かに月額料金で使うので、最初に何万円も払うわけではないのでお手軽です。でも毎月お金を払っていくわけで、さらに今回のようにいつ値上げされるかわからない状況で…
使い込めば使い込むほど必須なソフトになっていきます。そして、それによりそのソフトがなくてはやっていけない状況になっていくわけで。そうなると、企業側からしたらいくらでも値上げ可能な状態になるわけですよね。
そうならないためにも、クラウドソフトを使うときには常に、他のソフトに移行できる状態か意識することが重要なのかなと思います。Adobeのソフトを使うにもしても、他のソフトも使って試しておけば移行しやすくなりますし。会計ソフトについても、他会計ソフトを少しでも使っておけば、どのようにすれば移行できるかわかってくるかと。
そのように「どうにかすれば移動できる状態」にしておくのが、クラウドソフトを使うときに重要なのでは、と強く感じています。
ズルズル値上げされないために…限界ラインを決めておこう!
といっても、やっぱり必須な機能はありますよね。このソフトでしか、できない事とか。でも、だからといって無限に料金が払えるわけではありません、今800円のソフトが8000円になったら、さすがに嫌でも利用停止しますよね。
でも、企業さんのほうは、もっと上手い方法で値上げしてくると思うんですよね。10%ずつ、少しずつ上げたりとか。そうすると、10%程度の値上げなら良いか… って思っちゃいそうですよね。その積み重ねでいつに間にか、当初の2倍の値段を払っていた!とかありそうな話です。
ですので、「このソフトを使うための限界費用は〇〇円」とか、最初に決めておくのが重要かなと思います。そうすることで、許容できる範囲と出来ない範囲をキッチリ決めておく。その範囲を超えたら、諦めて他に移動する。それぐらいで、決断してしまわないとズルズルいきそうですよね。。。
ということで自分の使っているクラウドソフトが同時期に値上げして、危機感を感じたので記事にしてみました。クラウド等の月間支払いは良い事ばかりではないんですね。気を付けないと><
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