[WordPress高速化!] プラグインを1つだけに絞ったら激高速化!WordPressのプラグインはページが表示される度に起動している!
ここ1週間ぐらい、KUSANAGIという超高速WordPress環境への移行と高速化チューニングを頑張っています!そのため、記事更新がなかなか出来ていませんでしたが、やっと問題対処やチューニングが完了しました。
この1週間で色々学んだことや、情報共有すべきことが沢山ありましたので、まとめていきたいと思います!前回は翻訳機能を切って、英語バージョンにすると超高速化するという話をしました。今回はプラグインのお話です。一般的に、「重いプラグインはハズそう」とは言われています。でも、極限まで速度を上げるためには、もっともっと努力が必要なんです!自分はとりあえずプラグイン1つだけで運用していくことにしました!
↓自分のプラグインの状況。常時有効化しているのはWP MULTIBYTE PATCH(絶対必須)だけです!
目次
超高速サーバーKUSANAGIを導入!けど、データ移行したら微妙な速度になってしまった!
冒頭にも記した通り、自分はKUSANAGIというWordPress専用サーバーに移行しました。このサーバーは導入するだけでWordPressが高速化すると言われている、評判の良いものです。ということで、さっそく「さくらVPS」で環境を借りて導入。
そこで速度を計測(KUSANAGIに付属の計測装置)してみると… 30msでサーバーがレスポンスを返しているのが分かりました!激速ですね!
しかし、自分のブログデータを移行すると… 速度が110msレスポンスぐらいまで低下したんです!!十分速いですが、先程の生のKUSANAGI環境と比べると遅いですよね><
デフォルト環境とデータ移行後環境の違いを分析。プラグインと翻訳が遅い事がわかる!
そこで、デフォルトの環境とデータ移行後の完成された環境を比較できるようにして、原因を調べていきました。色々設定などを変更している中で、主に2つの要因でデータ移行後の環境が遅くなっているのがわかりました。
要因1) 翻訳が有効になっている(詳細はコチラのページで解説)
要因2) プラグインが重い!!
そうです。プラグインが重いんです。と言っても自分は、相当プラグインの重さに警戒しており、ページ表示時に実行するようなプラグインは全て切っていたんです。しかし…それでも重いんです。自分の想像を遥かに超えて、プラグインって重かったんです!!
↓jetpackなど、便利なプラグインは重たいんです。だから自分は全部切っていたんですが…それでも重い
プラグインは予想以上に暴れまわっている!ページ表示するたびに起動しているようなもの!
プラグインが重さの原因とわかり、プラグインをOFFにしたり、ONにしたり、繰り返して実験を行いました。その結果、信じられないぐらいプラグインは常に動いていることがわかったんです!!その中で、とくに重いと感じたものをいくつかピックアップします。
NextScripts: Social Networks Auto-Poster
こちは記事投稿時にツイッターに自動投稿してくれるプラグイン。記事投稿時にしか動かないと思ったら、微妙にページを呼び出すたびにDBにアクセスしているんです。重い!!
Google XML Sitemaps
こちらはページ投稿時に自動でサイトマップを作ってくれるプラグイン。これも投稿時にしか動かないと思っていたんですが、微妙にレスポンスが悪くなっているように見えました。(気のせいかも)
UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
こちらは超必須のデータバックアッププラグイン。これさえあれば、ワンボタンでバックアップが可能。基本はバックアップ時にしか動作しないはず。しかし、微妙に重い。。。
基本的に投稿するときにだけ動けば良いものも、ページを表示するたびに毎回起動しているようなものです!本処理はしなくても、ページ表示時に毎回起動チェックを繰り返しているため、重くなっているんだと思います。
コレを見て…決心しました。本当に必須の必須のプラグインであるWP MULTIBYTE PATCH以外外そうと。
WP MULTIBYTE PATCH以外は全部外し、必要なものは適時起動する運用に
せっかくKUSANAGIという超高速環境をどうにゅうしたのに、プラグインが重いのでは意味がありません。せっかく素晴らしい環境にしたんですからと、全てのプラグインを外しました。そうしたところ、下図のように速度がレスポンス30ms程度に戻ったんです!やっぱり原因はプラグインでした。
でも、どうしても必要なプラグイン機能はあります。上で言うバックアップ処理とか。でも、工夫すればどうにかなるんです。これらは、「必要なときにプラグインをONにして、使用した後にまたOFFにする」という運用にすることにしました。面倒そうですが、実際のところバックアップは1ヶ月に一回程度しかとっておらず、それぐらいの頻度であれば苦にはなりません。
↓使う可能性のあるプラグインリストをつくり、適時ONにする運用にしています。
また「ツイッター投稿」などは、手動でも5秒程度でできてしまうため、そちらに切り替えました。自動で投稿するプログラムを自作してもいいんですが、逆に面倒なので手で打つことにしました。自動で書いた文章に加えて、アレンジした文章にもできますからね。そのほうが良いと判断しました。
サイトマップについては、自作のプログラムで作ることにしました。それなら、投稿時にしか絶対に起動しないようにできますし。少し面倒だけど、仕方ないです。
まとめ:予想以上にWordPressのプラグインは重い!本当に必要なものだけを残そう!
最後にまとめです。WrodPressのプラグインは重いと言われています。有名所で言うと、jetpackなんかは高機能な分、死ぬほど重いです。しかし、そうではなくても、やっぱりプラグインって全般的に重いんです。なぜか、毎回ページが表示されるたびに起動します。本当に迷惑です!(笑)
ということで、断捨離ではないですが、全般的にプラグインを見直してみた結果、実はWP MULTIBYTE PATCH以外はOFFにすることが可能でした。こうすることで、超高速WordPressを作ることが出来ました!
皆さんも、一度見直してみて下さい!想像以上に、プラグインが負荷をかけていることが分かると思います!!
↓人気なものほど重いです。注意してプラグインは使って下さい!
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